7月の賑やかな夏祭りも終わり、実家のお仏壇には早くもお盆の準備、ほおずきが飾ってある。
8月に入って天気予報で見る関東などは、身体の代謝が不能になるのではないかという酷暑らしい。
こちら関西、今日あたりは突き抜ける様な高い空と入道雲も垣間見えたが、なんともはっきりとしない夏空が続く。
とはいえ、連日寝苦しい夜に変わりはない。
(なのに、昨夜の地震には全く気づかなかった・・・)
8月は、いつもより週末ライブ演奏の頻度が高い。
お声掛け頂くというのは、有り難いことである。
8月2日は、高槻のライブバー・
ナッシュビルウエストさんのリニューアル1周年記念ライブの第1弾にお呼ばれした。
経営スタッフの方々とは、20年程前、初期なんばの路上演奏時に出逢っていたことを先日知った。なんとも奇遇なご縁があったという訳だ。
縁ある5つのバンドが集まったアットホームな夜。
ヨシ水野の11th Street Blues Bandにアイパー大西が加わるという形(ギターの池田真一は諸事情有り欠席)で40分程。
最後は、一同ダンス大会になりました。
「リニューアル一周年おめでとうございます!」
ちなみに帰路は、何年か振りにアイパー、岡部キングと同乗して・・・やはり言うまでもなくこの3人雁首揃えると真面目な音楽の話は皆無であった。
アイパーは、翌朝早朝伊勢へ帰っていった。
その日は、ボクもぐずぐず出来ず、息子を預けて家人と京都へ。
『祇園さん』(前日高槻でこの「さん」付けを巡って一悶着あった。)のあとまつりもひと段落したのか、京都市内は、心なしか少し落ち着いていた気がする。
京都岡崎。疎水の傍にある『細見美術館』
近隣には岡崎公園、平安神宮、市立動物園、国立近代美術館などが並び、人並み激しい観光名所よりもずいぶんと落ち着いた地域である。
昨年に引き続き、美術館の地下にある『Cafe Cube』を会場に開催された、
『完熟キャバレー 2014』
ワインが主役の企画イベントだが、食と音楽でその厳選されたワインをより味わってもらおうという素敵な企画だ。
主催者に名を連ねるのは、長い付き合いのあの男だ。彼がまだ19歳だった頃からだから、もう20年近い。今年も音楽でお手伝いさせてもらう。
出店の名前だけで、120枚ほど用意のチケットはすでに完売していたそうだ。
オープン前に、ザッと雨が降り出す。
予想外の悪戯に、吹き抜けのオープンスペースは、このあと人が増えるごとに蒸し風呂の如き熱気になっていくのである。
確か昨年も泳いでいた金魚に暑さを和らげる効果を望むが・・・。
ボクたち新酒BOYZ、共演の”Takman Rythm"もリハーサル段階ですでに汗だくになった。
専用のワイングラスが、「完熟キャバレー!」の合い言葉でカチンと鳴った。
準備万端、続々県外からもワイン好きの来訪者が階段を降りてくる。
厳選ワインが並ぶ各インポーター。今年は「食」も目玉。
あっという間に、ご覧の通り満員御礼!
ワインを片手の会話の合間にTakman Rythm、新酒BOYZ、交互に演奏。
来訪者はチケットで、最低でも5杯のワインを飲み干した計算ですから、皆さん最後はほろ酔いでしたが、さすが乱れた飲み方をする人は見かけませんでした。
ワイン好きで、今回同伴した家人も6杯ほど召し上がってはりましたな・・・。
関係者の皆様、お疲れ様でした!(朝まで打ち上げだったとか。何本ワインボトルが空いたのかな?)
来年も開催されれば、また是非参加させて下さいね?