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わっ!藤原竜也が、真横にっ!永作博美が目の前にっ!
JUGEMテーマ:日記・一般



 前半戦の連休のハイライトは、前の日記でも書いた通り、『劇団☆新感線』公演。

 『シレンとラギ』昼の公演

 
 家人の影響であるとはいえ、演劇の面白さをまたも堪能して帰宅した。


 


 やはり梅田芸術劇場公演のチケットは入手困難だったそうだ。

 前売チケットに記された席は、前列から6列目、それも花道すぐ横というこれ以上無い位置であった。


 

 客層の大半は、女性ばかり。

 元々女性からの人気が高い劇団だが、やはり藤原竜也初参加の影響か?

 男の目から見ても、典型的な美青年。

 デビュー時の少年のイメージを保ちつつも、年齢を重ね、骨太な印象も増した。

 何年か前の大河『新選組!』で演じたナイーブな沖田総司ははまり役だった。

 

 


 座席表で確認した想像以上に花道がすぐ横の席に腰を下ろし、少しソワソワしながら開演を待つ。



 暗転して、大音量でヘビーメタルのSEが木霊する。

 「いのうえ歌舞伎」のお決まりである。


 ライトに目を奪われたその時、肘掛け椅子に置いた腕のすぐ脇に何か気配を感じた。

 花道ではなく、フロアから誰かが階段を駆け上がった。


 頭を上げると、そこには、藤原竜也が細身の体で立っている。

 

 マイク越しの声ではなく、肉声がそのまま聞こえる。

 劇団の顔、古田新太もすぐ脇に控えていた。


 いやぁ、心臓ドキドキ・・・。


 それからは、ボクのすぐ1メートル先の花道袖から、役者達が出入りするのだ。

 舞台全体の構成を観たいが、やはり目線がそちらにいく。


 同じく客演の永作博美の華奢な衣装が揺れる。

 


 予想していたよりも話の展開は、シリアスで静かな感じ。

 笑いの要素も多少押さえ気味だった。


 それでも二人分で計算すれば、大枚はたいたことになるが、休憩を挟んで3時間半。
 何年振りかの『新感線』を体感した。

 最後のカーテンコールは、勿論スタンディング・オベーションの拍手が鳴り止まない。

 ここは年甲斐も無く、ちょっぴり手を振った。



 手土産には、パンフレットと念願だった『阿修羅城の瞳2003年版DVD』を思い切って買う。

 



 「芸能人って、顔が小さいのね・・・。」を実感。

| TAKAGIMANの四方山な話 | 23:05 | comments(4) | - | pookmark |
チヒロ、新境地開拓を目指す?
JUGEMテーマ:音楽


 

 史上最短のリハーサル中、チヒロ君がおもむろにあるコード進行を弾き出した。

 
 もう20年を越える長い付き合いだが、聴いた事もない。



 大阪市の南部区我孫子にある、ライブバー、ビート・イン。

 チヒロ君の地元である。

 自転車で現れた。


 『彼の友達』として、招集されたのは、ギターに久米はるき、ベースに三木あきら、そしてドラムスでボク。

 まぁ、ご想像通りのメンバーなので、特筆する言葉は無い。

 4人の世代差を埋めるのは、ブルース情報交換である。

 「それ、知ってる」

 「それ、知らん」

 18時のリハーサルが終わってから、22時の出番までの長い待ち時間はその事に終始した。


 話は戻るが、冒頭のチヒロ君即興、本人曰く、

 「新境地開拓やねん〜がはは〜」

 動画に収めたので、後ほど判定頂きたい。



 ライヴは、4バンドのブルースバンドが集うものだった。

 面識ある方、ジャムでもお世話になっている方、熱演を拝見した。


 出番が最後だった事も重なり、リラックスを通り越して、肩の力がほぐれ過ぎた・・・?


 チヒロ君は事前に一応用意していた(最近これに頼っているという)曲進行表を忘れてしまい、当然他のメンバーには通達されていないまま。

 そこは、『友達』という事で、出だしのフレーズから彼が何を始めたかを把握する展開。







 呆気にとられた様にキョトンとする最前列におられたネクタイ姿のお客さんが、いつ席を立つか気になって仕方なかった。(幸い最後までご覧下さいました)

 客席には、当方ブログを情報源にいらして下さった方々も数名おられた。

 有り難いなぁ!



 チヒロ、MCで、

 「いつものボクとは、ちょっと違いますよ」とかなんとか、ボソボソ喋っていた様に思うが、記録した動画を観る限りは、その片鱗もございません。

 いつものチヒロ君でありました。


 「新境地開拓」と言った曲は、彼が言うには、

 「むか〜しの、かわむらりゅういちの きょくのこーどしんこうをためしに、ひいてみたら、こんなええかんじやねん〜」との事???
 (ちなみに、上の括弧内が、ひらがな表記であるのは、彼から届くメールの文字を参考にしたものであります。)

 
 その曲がこれらしい・・・。
 後の3人同時に笑ってます。

 「何、この曲?」って自分で言うたらアカン!

 

 
 その他の動画も宜しければどうぞ。

 理解出来る人と出来ない人、真っ二つに分かれる事は覚悟の上です。

 20年変わらないチヒロ君にとっては、新境地開拓もへったくれもおませんな・・・。


 

 

 


 なんと同じメンバーで、このゴールデンウィークもう一度ライヴがあります。

 今回はサイドに徹した久米君もフロントに回って歌い、弾きます。

 たっぷり2ステージ・・・。

 ヘトヘトになること必至でしょう。


 5月5日(土曜日)こどもの日

 南森町シカゴロック

 20:00〜(2ステージ)

 チャージ1,500円(別途ドリンク)


 マスター命名、STONE COLD BLUES BAND




 

 

 (余談)

 この夜、偶然初めて観たらしい若い青年に帰り際、声を掛けられたチヒロ君。

 「年齢不詳ですね〜?」と。

 確かに。

 年齢もだが、二十歳の頃3ヶ月余りのシカゴ生活でも人種さえも覚えてもらえなかった悲しい過去有り。

 立派な、オーヴァー40、であります。


 

| ライブ始末記 | 20:32 | comments(2) | - | pookmark |
劇団☆新感線。
JUGEMテーマ:日記・一般



 何年振りでしょうか?


 観劇です。



 大阪が生んだ、


 劇団☆新感線


 題するは、『シレンとラギ』
 http://www.shiren-to-ragi.com/

 初演です。


 主演客演は、藤原竜也と永作博美


 劇団☆新感線の名前を知ったのは、ずいぶん昔のこと。

 大阪に小劇団ブームが到来し、深夜に彼ら劇団員が出演するオバカなバラエティー番組でした。

 

 そうとはいえ、当時ボクの周りには、演劇に興味のある者は誰ひとりとして無く、いくらかの興味のあったボク自身も実際の舞台に足を運ぶという様なこともありません。

 ただ、大阪に面白い劇団がある。そんな知識だけでした。

 
 ほどなくして、大阪の幾つかの小劇団は東京へと進出、以後の活躍は誰も知るところとなって、特にその中でも新感線の公演チケットは、即日売り切れるほどの人気となった訳です。



 その新感線の舞台と初めて触れるきっかけは、現在の家人との出逢いでした。

 彼女は、学生時代演劇部員だったのです。



 大阪松竹座で、劇団☆新感線の公演があるというので、高額なチケットを運良く手に入れる事が出来たのです。

 通称『いのうえ歌舞伎』と銘打たれている活劇です。

 いのうえとは、演出家である、いのうえひでのり氏のことです。


 新感線の特異なところは、主演に劇団員ではなく、あえて客演を迎えるという手法です。

 この松竹座で行われた題目は、

 『阿修羅城の瞳』


 いのうえ歌舞伎の代表作のひとつの再演でした。

 2003年の事でした。



 客演には、歌舞伎界のプリンス、市川染五郎。

 そして相手役は、元宝塚男役・天海祐希。


 何ら予備知識も無いボクは、不安いっぱいに席に座ります。

 花道真横、天海祐希が、染様が、手を伸ばせば触れられる近距離をせり上がり、風を切って走り、見得を切る。

 これがボクにとっては、初めての演劇体験でした。

 
 この後、ボクを興奮の坩堝に叩き込む演劇という名のエンターテインメントの衝撃は、当時、熱い日記に綴ったはずが、プロバイダーの関係で日記は葬られてしまった。

 とにかく、見終わったその足で、数日後の公演チケットを再購入したほどである。

 その後、何度か新感線を観る機会があった。


 さぁ、今回は如何でしょうか?


 主演の藤原竜也は、蜷川幸雄の舞台で培われた演技力はテレビや映画とは違う一面を見せてくれるだろう。

 なんとアイドル時代に、新感線の舞台を踏んで以来の出演という永作博美は、天海祐希の衝撃を越えてくれるだろうか・・・?


 ともかく、ド派手な舞台装置と、大音量の効果音、アクションは大方予想出来る。


 この休暇唯一の予定である。

 舞台後記は、書くだろう。



 『阿修羅城の瞳』の衝撃が、あまりにも特別だったので、その後観たものは正直なところ及ばない。

 そのクライマックスのシーンが、なんとYouTubeにアップロードされていた。消去されない事を願う。
 いや、DVD、欲しい・・・。

 お暇でしたら、クリックして、天海祐希と市川染五郎の悲しく美しい最期を観て下さい。

 


 


 難儀な事がひとつ。

 二歳の息子が、途中の熱い抱擁と接吻を覚えてしまいました・・・。

 

 ぎょ!!!映画版、宮沢りえ(観てません)とのセット。アマゾンではこの値!

 公式サイトから買うべし!
 

評価:
中島かずき,戸田山雅司,川口晴
松竹ホームビデオ
¥ 30,769
(2005-10-29)

| TAKAGIMANの四方山な話 | 13:26 | comments(2) | - | pookmark |
ゴールデンウィーク・ライヴ。
JUGEMテーマ:音楽



 もう気持ちは、大型連休にまっしぐら。

 「連休どころか・・・」と、おっしゃられる立場に置かれている読者の方々もおられるでしょうか?
 申し訳ありません。


 

 日本人は、働き過ぎ?の一方では「働かざる者、喰うべからず」の教えもありますし、これは英語圏においても、「No Work,No Pay」と似た意味合いもあります。


 ともかく、労働の対価として懐に入る報酬の使い道は、その人の事情によって千差万別ということです。

 将来を見据えて堅実に、と本来ならば計画立てて暮らしたいものですが、そこは本音と裏腹に、たまにはパっと散財したい欲求は今でも消えない。


 皆さんにおける今年のこの短い休暇、如何お過ごしになりますか?


 我が家は、アッという間に来てしまったゴールデンウィーク、とりたてて無計画のままで迎える事になるものの、何年かぶりの観劇や、地元の同級生との食事会があったり、勿論家族水入らずでの愉快な会話も楽しみのひとつ。


 
 そんな中、休暇前半と後半の土曜日にはライヴも控えている。


 週末を頻繁に家を空ける行為は、本来は堂々としたものではない。

 今一番きかん坊の息子を家人に押し付けて、夜半過ぎまで遊びほうける事は流石に後ろめたい。

 眉をしかめつつも、「行っといで」と送り出してくれる家人には、感謝である。
 (この場を使って言うなって・・・)


 その理由付けに、「オレからブルース取ったら、ただの禿げて腹の出たおっさんになるやろ?」なんていう言い訳が、なんとも姑息だ。



 さて、そんな状況下でのライヴの告知をさせていただきます。


 レギュラーバンドと個人的に位置づけているアイパー大西との演奏ではない。

 元々即席的に、組み合わせられた事がきっかけのユニットである。

 そうは言っても、現在最も頻繁に顔を合わせている連中の集まりなので、余分な緊張感やら無用なのが助かる。


 集まるのは、この4人。

 

 栄チヒロ、久米はるき、三木あきら、そして小生TAKAGIMAN


 今更、説明することもないので、割愛する。


 気兼ねのないメンバーであることは、察して頂けるでしょう。

 かといって、付け焼き刃にならない様に、気を付けます。


 2カ所で、それぞれに名前は異なります。

 というか、元々名前もありません。

 ですから、このライヴで最後かもしれませんし、活動は不明であります。

 内幕を明かせば、とにかくライヴをしたい、その一点だけなのであります。



 4月28日(土曜日)栄ちひろ&His Friends

 場所:あびこ/Live Bar BEAT IN

 Blues Live!

 4バンド出演。

 19:00〜 チャージ1,000円(1ドリンク付き)

 出番は最後の様ですから、10:00頃?


 http://www.k4.dion.ne.jp/~wheel



 



 5月5日(土曜日)Stone Cold Blues Band

 場所:南森町/Blues&Soul Bar Chicago Rock

 19:00オープン 20:00スタート


 

 http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/

 命名権マスター。

 前回のひな祭りライヴに続き、端午の節句ライヴ?

 多分見納め?



 ゴールデンウィーク何処にも行く場所が無かったら、遊びに来てください。


 (動画貼付けておきます。)

 そういえば3月には、シカゴ直送AYAKO MINAMI嬢のサックスとのジャムもあったなぁ。

 

 

 我ながら、予想以上のグダグダぶりを再確認。アカン!

 でもそういうの、不思議に一番楽しかったり(笑)


 
 愉快な休暇になります様に・・・・。

 





 


 


 

 

 

| 最新ライブ・ジャムセッション情報 | 01:06 | comments(0) | - | pookmark |
『今、ブルースハーモニカが春(旬)なんです!』
JUGEMテーマ:音楽



 前記事で、シカゴロックのマスターにたしなめられた、

 「オマエの真面目な話は興味ないわ・・・。」

 今夜の記事を書くにおいて、その経緯に少し触れずには始まらない。


 東京から、著名なお二人がお店を訪問するという報を受けた。


 濱田廣也氏と妹尾みえ氏であった。


 ブルースのファンの方ならば、このお二人のお名前に接したことは多々あるだろう。


 前者の濱田氏は、現在『ブルース&ソウル・レコード』誌の編集長の立場に就いておられる。

 一方、妹尾女史は、ブルースに造詣の深い著述家として、名高い方である。


 ボク自身も現在の様に、ネットの情報がそれこそ氾濫する前、お二人が寄稿するレビューなどは、大いに参考にさせてもらっていた。

 とはいうものの、接するのは活字上に限られたことであって、ボクの様な大阪のブルースの隅っこで、ちょこまかと動いている人種とは当然無関係に思われた。


 そのお二人が、あとに書くが、あるイベントの為に大阪を訪問しておられたのである。

 
 「大阪のブルースクラブを取材する」

 そういう名目で、ある方の推薦があったらしく、シカゴロックもその取材場所のひとつに選ばれた訳だ。


 マスターも勿論初対面であった。

 その為、日頃同店にとぐろを巻いているボクを含め、手の空いた若干名が応援隊となった次第である。


 ガヤガヤとした中での取材をハラハラと見守った。

 果たして、どんな取材後記になるのかは、分からない。

 ブルース&ソウル誌にどう掲載されるのか?興味深い。



 実は、その取材の話のずっと前から、翌日日曜日のイベントには顔を出す事は決めていた。


 梅田と心斎橋で、SUZUKIの新作ハーモニカのデモンストレーション・イベントに、

 東京からハーピストのKOTEZ氏が出向くという情報だった。

 ボクとは、ほぼ同世代であり、20年来、共通の知人、友人が多いKOTEZ氏。
 http://www.kotez.com/


 今や、日本を代表するプロハーピストとして、数多くのユニットでのライヴやハーモニカセミナー等で休み無く、その才気を開花させ、多忙を極める彼であるが、やはりボクら古い仲間の間では、親しみ深く、

 『コテッちゃん』、こう呼ぶ方がお互いにしっくりとくる。


 小雨の降る中、心斎橋の方に出向く事にした。

 三木楽器心斎橋店店頭にて、コテッちゃんのハーモニカ・デモンストレーション。

 その後に前述の濱田・妹尾両氏も交えてのトークショー。

 そういう流れになっていたのだ。

 

 



 開始時間ちょうどに、三木楽器に到着。

 SUZUKI楽器から新作ハーモニカ『OLIVE(オリーヴ)』が発売された。
 
 http://www.suzuki-music.co.jp/harmonica/olive/index.html
 
 (パッケージングからして、女性ハーピストに受けそう!ボクもドラムをやる前に三木楽器でスズキのハーモニカを買ったことがありました・・・。実は、ハーピストになりたかったんかな?)

 その吹き比べを中心に、コテッちゃん監修の『ブルースハーモニカの扉』を紹介しつつ、ブルースハープの魅力を流暢に30分ほどで説明していた。

 

 


 
 配布されたチラシの裏には、新しいロゴ・マークになって、旧譜のブルースハープもの再発が相次ぐ、P-VINE RECORDSのラインナップが、ズラリと掲載されている。

 手持ちでない方、ボクが言うのもなんですが、マスト作ばかりです!(ボクも誰かに貸したか、紛失したのか、手元から消えたモノもあり、このタイミングでの再入手を考えている)

 


 
 デモンストレーション後、サインを求められていたコテッちゃんを捕まえて、二言三言交わし、場所を地下のイベントスペースに移しての『ブルースハーモニカよくばりトーク』が始まった。


 ご存知の通り、ボクはハーモニカ奏者ではないが、思い返せば、ブルースと出逢って以降、現在までずっとハーモニカが入ったバンドばかりを渡り歩いている。

 (その中には、上の特選盤にも掲載のブルースハープのあるシリーズで、KOTEZ氏とタッグを組んでいたOが居て、彼は同窓生であり、彼からたくさんの知識を叩き込まれた末に今のボクがある。)

 極端かも知れないが、ブルース、とりわけシカゴ・ブルースに何らかの興味があるならば、おのずとハーモニカという楽器からは、逃れられない。別の楽器をやっているとしてもである。
 

 それは大袈裟かも知れないが、宿命でもあり、またそこにブルース特有の魅力を感じることができるはずだ。


 
 そしてこの度3月に、この三氏が協力し、妹尾・KOTEZ両氏著ブルースハープの魅力を分かり易く噛み砕いた書籍、

 『ブルース・ハーモニカよくばりガイド』が刊行された。

 妹尾女史、濱田編集長、KOTEZ氏のトークは、同誌の内容から脱線しながらも白熱し、思わずチャチャを入れたくなる程だった。

 

 「どうしても、ハーモニカを突き詰めた果ては、サークルの様に小ちゃくまとまっちゃう」

 妹尾女史がそんな風に言ったが、ボクも同感である。

 また、「カッコいい音楽をやって欲しい」なんて目線でブルースを表現していた。


 黙ってられなくて思わず、ハーモニカと何の縁も無いボクが最後の質問者となってしまった。

 スイマセン・・・。

 (もうひとつ。何故かその場に不在の某アンダーグラウンドなダウンホーム・ハーピストの笑い話が時々聴衆を笑わせてくれたことを付け加えておこう)

 
 トークショーは、予定時間を大幅にオーヴァーして終了。


 数人居合わせた仲間と共に、東京へとんぼ返り、翌日もライヴというコテッちゃんと短い雑談をし、別れた。

 個人的に、彼と何らかのタイミングを見つけて、「必ず絡もうね」と口約束を交わした。


 濱田編集長、妹尾みえ氏お疲れ様でした。

 ブルースへの愛情に満ち溢れた言葉には、その隅っこにいる端くれとして心強い二日間でした。

 初対面にも関わらず、前夜はベラベラと喋った事を今頃になって、恥ずかしく思っています。


 下に掲載しているのが、文中に紹介した著書です。

 『BLUES&SOUL RECORDS』については、今月6月号が発売ですね。


 


 
 

| ブルース・エトセトラ | 22:24 | comments(0) | - | pookmark |
二日連続シカゴロック。
JUGEMテーマ:音楽



 桜ノ宮造幣局通り抜けの人達が行き交い、いつもよりも活気づく天満・天神橋界隈。

 金曜日のシカゴロック・ジャムセッションにもそんなお客さんが、多数流れて来た。

 それも、ジャムが佳境の頃、15人もの団体サラリーマンとOLと思しき団体客が地下に降りて来た。


 マスターがジャム参加者を一カ所に押し込めて、彼らを手招きするものの、当然彼らサラリーマンの表情がこわばっている。

 「えらいとこに、入ってきてもた・・・」

 という顔である。


 マスターは、商売的に考えて渡りに船だったが、15人は申し訳無さそうに断って店をあとにしていった。


 結局、一時騒然として中断したジャムは、何事もなく再開。

 今月は、15人の参加者に集まって頂いた。

 ギターが、少なく、ハーモニカ率が高い。


 毎回、蓋を開けてみないと分からないジャム当日である。

 近頃はホスト役のボクもメールでのご案内はするが、強制的に参加を促す様な誘いをする強迫観念は持たなくなった。

 自発的に集まって頂いて、週末の僅かな時間を共有して楽しんでもらえたらこれ以上嬉しいことはない。


 これからも自由に、そして存分に日頃、内に溜め込んだブルースを少し吐き出して頂けたらなぁと思っている次第です。


 何週間かぶりのマスターが、また何やら実現するか否かは不明の企てを思い付いたらしい。

 これは、ボクも実は、少し前から漠然と頭に想像していたものと似通ったもので、実現したら事件である。



 同日、東京で公演のあるボビー・ラッシュのステージ観戦に出向いている常連組もある。正直羨ましく、大阪公演が無いことを恨む。(翌日、その詳細をある方から事細かく聞くと余計更にに思った)



 さて、ジャムの進行は、参加者の多かったハーモニカ中心の選曲となった。

 ブルースの定番曲では、合唱するシーンも頻発して、面白く拝見させてもらった。


 

 

 

 



 次回5月の日時は、

 5月11日の金曜日です。

 第2金曜日ですので、お間違えなき様宜しくお願い致します。

 また告知の機会も限られている為、皆様の口コミの力も絶大であります。


 老若男女、国籍、年齢は勿論、これからブルースに興味のある人から手慣れのベテランの方まで、奮ってのご参加お待ち申し上げております。


 


 

 
 もうひとつ、

 ジャムの開始前から珍しく顔を出していたSマスターから打診あり。

 「明日土曜日の夕方にも来てくれ」



 事の詳細を聞けば、お店にとっては、滅多にない機会。


 約束をして、別れる。

 
 マスターは、その用意に、古い雑誌とレコードをどこからかひっぱり出して並べた。


 ボクらの様なリアルタイムではない、少し遅れてきたブルースファンにとっては、垂涎ものの品々。

 『The Blues』

 表紙のレイアウトと活版文字、古い中性紙のインクの匂いが、

 『その時代』を連想させる。

 


 マスターは、まさに『その時代』を観て来た人なんである。

 

 再びシカゴロックに赴いた昨夜、そんな一面が垣間見れるかと思ったが、

 やっぱり、いつも通りに冗談ばかり口をつくマスターだった・・・。


 「オマエの真面目な話に興味ないねん!」

 ゴーヤチャンプルーをつまみながら、注意された。




| ChicagoRock Friday Night Blues Jam | 08:32 | comments(0) | - | pookmark |
伊勢のアイパー大西一家と。(下)
JUGEMテーマ:地域/ローカル



 (上)と(下)に収めようと試みたものの、やっぱりまとまりがなくなって、3つの日記に間延びしてしまいました。
 (最後まで、読んで下さった方ご立派です。)


 伊勢神宮は、語るべくまでもなく、迷う事なく数ある日本のシンボルのひとつでも特別な地です。


 しかし、小学校の修学旅行以来、外宮も内宮もきちんと参拝せぬまま。

 今回こそは!と思って来たものの、小さなチビを連れて歩く距離と速度は、他の観光客の様にはいかないものです。


 鳥居に一礼だけして、五十鈴川に掛かる橋を渡ったところで、やむなくUターン。

 

 

 


 引き返した横丁は、今も悠久の昔もお伊勢参りは、この賑やかさ。

 


 
 余りの陽気に、五十鈴川の河原へ・・・。


 でもやっぱり、その前に赤福をいただく。

 鶴橋の駅で土産に買って食べる物とどういう訳だか違う。これもぺろり。

 


 川べりは、数日前なら、満開の桜でさぞかし綺麗だったろう。

 

 僅かに花びらを落とさなかった桜の樹。

 



 季節が、確実に移ろう。

 



 そして、我が子達の無邪気な後ろ姿がある。

 


 

 ほんの束の間の休日を駆け足で終え、このあと一路松阪を目指した。


 思考回路をライヴ仕様に切り替えるには、伊勢と松阪の距離感はちょうど良い塩梅だ。

 今度は一転、子供達もお客である。


 耳を押さえて、苦悶していたが、楽しそうでもあった。


 車の窓越しに、名残惜しく何度も手を振って別れた。


 「次は、大阪で会おうね?」


 

 

 


 

| 旅・街・エトセトラ | 23:37 | comments(0) | - | pookmark |
伊勢のアイパー大西一家と。(中)
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 引き続き、伊勢の旅?


 アイパーにとっては、この日記どうなんでしょ?

 自分のすぐ近くの街を事細かく描かれるってのは・・・。

 本人読んだとしたら、堪忍してね?

 あちこち撮りまくったスナップ写真の一部と共に。


 ものの20分も走れば、伊勢神宮の内宮(ないくう)を流れる五十鈴川が見えて来た。

 この川べりが、一面有料駐車場に様変わりしていて、少しビックリした。

 マイカー観光客には、便利が良いが、景観的にはどうなんだろ?
 ・・・ってそういう自分こそ張本人なんですが。

 (京都の鴨川がこうなったら、大変だな。)


 お馴染みの、
 おかげ横丁とおはらい町を散策。

 

 アイパーに聞くところによれば、この界隈の整備と運営は、かの『赤福』だとか。さすがぁ!

 ということで、一時、信用を失う事件もありましたが、相変わらず、

 『伊勢の名物』と言えば、赤福・本店の佇まい。

 

 


 町家の軒下から、香ばしい匂いやら、甘い匂いやらに嫌でも誘われるわな。

 早速、財布の紐が緩む。

 「団子ちょうだ〜い」

 通りすがりの団子屋にて定番のみたらし団子と黒蜜団子ぺろり。

 


 もうお昼時が近いっていうのに、両家とも誘われるがまま。

 干物の試食に何度も並ぶは、ドーナツに、『虎屋のういろう』もしっかりと。

 


 

 そんな人間たちの貪欲な喧騒を笑う様に頭上を飛び交い、巣に戻る燕。

 

 
 以前も気になった伊勢の風習はやはり生きていた。

 一年中、しめ縄を飾るのだ。

 そういえばアイパーの母屋にもちゃんとあった。

 


 人通りが急に増した事と腕時計の差す時間に気づいて、早めに手頃なお店に飛び込み昼食へ。

 ボクの前には、「伊勢うどん」と「てこね寿司」の欲張りセット。

 讃岐うどんが全国を席巻し、あのコシがうどん界の常識となってしまった今、伊勢うどんが、その座を脅かす事は無いだろう。

 


 

 ・・・さて、せっかく来たのだから、伊勢神宮もね。

 

 

 

 

| 旅・街・エトセトラ | 22:53 | comments(0) | - | pookmark |
伊勢のアイパー大西一家と。(上)
JUGEMテーマ:地域/ローカル



 つい先だって土曜日の事なのに、通常の生活に戻った途端に随分と前に思う。

 
 休日の愉快な記憶は、そんな感じでいつも遠くなる。

 記憶に留めても、歳のせいなのかすぐに忘れてしまうので、この場を極めて個人的に活用させて頂く。

 たくさんの写真を撮ったし、それも掲載して記録しておこう。


 アイパー大西&The Seeds Of Reedマクサでのライヴ始末記の冒頭でも触れたが、この滅多に無い機会を一石二鳥、家族サービスも兼ねて、伊勢のアイパー大西宅に一日早く一家で押し掛ける事になっていた。


 読者の方なら、アイパー大西は伊勢に住まいを持っている事についてはご存知の事だろう。

 中には、ライヴの活動状況から、彼が大阪の人間だと勘違いしている方もおられるか?


 生まれ故郷の伊勢に戻り家庭を持って、もうかれこれ10年の歳月が流れた。

 大阪は、彼が二十歳でブルースとハーモニカと出逢った場所であり、ボクと出逢った時期もちょうどその頃だ。

 あの日から早いもので、丸20年が過ぎた。

 当時、ここまで縁が続くなどとはまさか思いもしなかった。

 とは、誠に不思議なものである。

 余程の事情が起こらない限り、彼との付かず離れずの距離関係はこれからも変わらないだろう。


 彼の10年余りの私生活での経過と、ボクの同じ年月は、詳しくは書く必要は無いが非常に似通っている。

 だから家族ぐるみの付き合いは、必然的に成立をするのだ。

 遠慮も何も無く、彼の伊勢の住まいにどっさり荷物を下ろした。

 土曜日の昼下がりである。


 すぐ傍には、伊勢神宮の広大な敷地がある。


 着くなり昼食の中華バイキングで腹一杯だ。

 両家の子供達も小さい頃からの顔見知りだからか、すぐに揃って遊び始めた。


 翌日のライヴの打ち合わせも少しくらいは重ねたかったが、3人の怪獣が部屋から部屋へと走り回っている状況では、当然ままならない。


 我が息子も行きの近鉄特急『伊勢志摩ライナー』初乗車の興奮もあったのだろう、必要な昼寝もせずに、アイパーの少しお姉ちゃん、お兄ちゃんな子供達と対等に渡り合うことに必死であった。


 ボクもアイパーも飲んべえではないので、夕飯後は酒盛りにもならず、子供隊の就寝時刻に合わせて、午後10時には、床に就いて一日目はあっという間に終わった。



 翌日の目覚めは、よその家にも関わらずいたって心地よかった。

 あんな早い時間に眠りに落ちることなど考えれば数年振りの単位だったし、何より窓越しに鶯の朝のさえずりが耳に入ってきたからである。

 鶯のさえずりで目覚めるなど大阪に居ては、絶対に無いだろう(『絶対』という言い回しについて、大阪時代のアイパーは、ことあるごとにこのフレーズを使うボクを否定していたが・・・)。


 思わず、またいつもの癖でボクは外に出た。

 『呉テトラポット事故』の時も同じ様な心持ちだったことを思い出し、躊躇したが、落ちるところはまさかアイパー宅周辺には、どこにも見当たらないので、カメラとタバコを手に玄関を抜け出した。

 なんとも言えない春の朝の陽が山肌を照らす。

 今日一日が、充実したものになるだろうことを想像させるには余りある爽快な朝だ。


 

 その山肌には、少し桜色も残っている。

 


 
 そんな朝から、子供達は戦隊もの、仮面ライダーに夢中。

 アイパーは流石に詳しい。手慣れたもんだ。

 ここについて、ボクははっきり完敗である。



 「こんな、天気の良い日に家でテレビは勿体無いぞ!」

 「支度をせぇ!」

 実のところ、張り切っているのはボク自身であった。


 隣町松阪のリハーサル入り時間は、午後3時半なので時間は充分にある。


 思案する間もなく、2台に分かれてアイパーの車を追いかけた。


 やはり目的地は、伊勢神宮であった。


 
 

 


 

| 旅・街・エトセトラ | 22:19 | comments(2) | - | pookmark |
松阪M'AXA始末記。(後編)
JUGEMテーマ:音楽



 制限時間25分を目標に始まったものの、

 足し算したらご覧の通り、完全にオーヴァーしてしまっています。

 共演のバンドの皆様、失礼しました。


 当日の模様、全動画。

 これも、I山君のご協力です。

 有り難う。


 

1.Low Down Dirty Shame

 


2.Don't Start Me To Talkin'

 


3.It's So Easy To Love Me

 


4.Berlin Wall

 


5.Ball Buster (Short Cut)

 






| アイパー大西&The Seeds Of Reed | 01:43 | comments(0) | - | pookmark |

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