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アイパー大西&THE SEEDS OF REED、初上京&CD。
JUGEMテーマ:音楽



 このブログを書き始めて以来、筆者以外の最多登場人物は間違いなく彼でしょう。

 彼と出逢って、丸20年の歳月が流れました。

 伊勢から大阪に出て来た20歳の初々しい彼は、とある専門学校に通うボクよりも3つ下の普通の青年でした。

 元バドミントンの県代表で、ブルースブラザーズとサザンオールスターズと千代の富士のファンだった彼は天下茶屋のアパートに暮らしていました。

 日本橋の楽器屋のハーモニカ教室のチラシを見て踏み入れたブルースの世界。

 講師が、マッドハープ加藤氏だったことが運のつきでした。


 アイパー大西。


 今思えば、アイパーなんてふざけた名前ですが、その命名の経緯も安直極まり無いものでした。彼の名誉の為にここでは伏せておきますが、当時の彼には的を得たネーミングでもありました。

 本人も拒絶せずに、もう20年近く自ら名乗っています。

 ちなみにボクをTAKAGIMANと名付けたのも彼です。これについての由来も以前にどこかの記事に書いた記憶があるので触れずにおきましょう。


 ともかく、アイパー大西のハーモニカと連れ添って知らず知らずに月日が経った訳です。


 当時のバンドでハーモニカを担当していたのは同じ高校に通っていた小川豊光でした。

 彼はすぐにバンド活動を離れてしまい、ハーモニカ吹きを探していたのでした。

 若造の集まりの癖に、「正調シカゴブルース」がやりたいと意気込んでいたボク達にとって、ハーピスト不在は致命的な欠陥です。


 客席側に座っていたアイパー大西を日本橋の地下にあったライヴハウスで無理矢理ステージに引きずり出した事を昨日の様に覚えています。


 それからのスタジオでの沈黙、仲違い、空中分解、ここでは書けない様々な出来事を共有してきた仲です。

 ボクと違い極めて温厚な彼を怒らせてしまった事もあります。


 再度彼とバンドを編成することになったのも彼はどうか分かりませんが、ボクにとっては必然の様に思います。

 相思相愛なのか、はたまたボクの一方的な感情なのか・・・?


 仰々しくも、アイパー大西&The Seeds of Reedと命名し、三たび彼とバンドを組んだという訳です。

 アイパー大西のハーモニカと唄を中心に据える初めてのバンドです。

 彼がやりたいと思う曲を無条件でやる。これまでと違っていたってシンプルな形態です。


 たかだか20年余り、これから彼とやりたかったブルースを心置きなくやろうじゃないか!そんな心境であります。


 彼が大阪を離れて10年近く経ち、お互い同じ年に所帯を持ち、家庭を築き、活動ペースは昔ほどに精力的な場数が踏めない条件にあります。

 故に一回のライヴをこれまで以上に大事にしたいと思います。


 今年は彼の地元の三重でも演奏しました。

 京都の大野木氏の計らいで、何年振りかの拾得でのライヴの機会もありました。

 勿論、現在のホームグラウンド的な場所でもあるシカゴロックでも弾けました。


 そして、東京へ初めて出向く事が決まっています。


 中野にあるブルースクラブ、ブライト・ブラウンにお邪魔します。

 ネットを介してしか交流できなかった人達といよいよご挨拶出来る機会に心が躍っております。

 高揚感で勢いつきすぎて空回りしない様に、平常心を心掛けたいものですが、果たして・・・?


 来月10月9日の日曜日、中野のブライトブラウンで東京の皆様お会いしましょう!

 Blues&Jazz Lounge Bright Brown


 

 ・・・そして手前味噌ですが、アイパー大西&The Seeds Of Reedの一端を一枚のCDにしました。

 シカゴロックでのライヴ音源の一部を編集したものです。


 ライヴ会場での手売りを予定しております。


 ご希望なされる方は、お声掛け下さいませ。


 

 

 



 アイパー大西&The Seeds Of Reed

 アイパー大西(ハーモニカ、ヴォーカル)
 江上マサノブ(ギター、コーラス)
 久米はるき(ギター、コーラス)
 TAKAGIMAN(ドラムス、コーラス)
 ※三木あきら(ベース)永惠太朗欠席につき


 
| アイパー大西&The Seeds Of Reed | 21:17 | comments(0) | - | pookmark |
祭りのあとの雑記。「レコーディングの名の下に」
JUGEMテーマ:音楽



 個人的にまだイベントの総括が終わっていない。


 当然賛否があることは、覚悟の上である。


 当日来店された数名の方から直接にメールなどで励ましのメッセージを先週は頂戴した。

 ともかく、現場で目立った大きなトラブルが生まれなかった事だけは良しとしよう。


 心残りは、すぐ手の届くところに用意していたはずのカメラに会場の模様、店の雰囲気、特に総勢31名に及んだ参加ミュージシャンと60人近く集まって頂いたお客さん方を交えた集合写真を収めるのをうっかりと忘れた事だ。

 当然、動画もほとんどを撮り逃がした。

 トップバッターの奇想天外自称『ダブ・ブルース』1 Drop&チヒロ、地元から唯一参加のStumbleの熟練のモダン・ブルースと軽妙な杉本氏のMCを残せなかった。

 すみません・・・。


 僅かに残した動画は、小生YouTubeチャンネルにアップロードしております。

 会場の雰囲気をあまなく切り取ったとは言えませんが、参考下さい。


 TAKAGIMAN YouTube Channel


 次回は、撮影助手でも傍に置こうか(笑)・・・・?


 ただ幸いかな、東京在住のフォトグラファー、小島氏がわざわざ取材に駆けつけてくれて、カメラのシャッターを押し続けてくれたことである。

 取材とは、イベント後記にも書いたが、ブルース&ソウル・レコード誌に掲載が決定したのである。

 来月10月25日発売予定の同誌の1ページを小島氏の撮影・文で飾る事になります。

 どういう切り口をされるか、ヒヤヒヤと期待感渦巻くが、是非とも購入して下さい。


 小島氏は、被写体として市井のブルースを活写しています。心強い!皆さんも彼を応援して下さいね!


 氏の作品をブルースが色付ける(YouTubeより)


 

 Kojima Zaisei Website


 
 ・・・・・

 話は変わり、連休土曜日。


 シカゴロックに屯するいつもの面々に招集礼状が届いている。

 名目は、「三木あきらとサウスサイド・ノックアウツ」ライヴであるが、それとは別にレコーディング機材がスタンバイしている。

 シカゴロックのマスターが何ヶ月か前に思い立ってスタートしたCD制作の一貫なのだ。

 レコーディングとは聞こえが良いが、要するにシカゴロックでのライヴをそのまま録ってしまおうという算段だ。


 日頃同店で演奏しているプロ・アマチュア問わず、ごちゃ混ぜにして収録されるという・・・。


 「抵触しないオリジナル曲を作って来い」なる指令も事前にあった。


 久米・三木両君はオリジナルを、チヒロ・岡部両君はトラディショナルを歌い、他に参加は伊勢から駆けつけたアイパー大西がハーモニカ、ブギマシン氷上ドラム、藤川あきとベースなどなど。

 CD発売日など詳細は未定。

 この夜録音されたボクたちの素材が果たして採用されるんでしょうか???

 

 「レコーディング」にビビるいつもの面子。

 
 
 
 
 
 
 


| ブルース・エトセトラ | 19:26 | comments(2) | - | pookmark |
祭りのあとの雑記。「ボビー・ブランドとジョー山中」
JUGEMテーマ:音楽


 心斎橋にあるたこ焼きバー、『タコタコキング』

 店内にはブルースやソウルが流れる。


 その有名店のオーナー、江部氏。


 超がつく大のボビー・ブランド通。


 以前のある夜のシカゴロックでのセッションが初対面だった。

 勿論その時もボビー・ブランドのナンバーを気持ちよく唄っておられた。


 シカゴロックのマスターとも親交があって、今回同店では初めてのライヴの運びとなった次第。


 バッキングの大役を任される事になったのは、ヨシ水野が中心となって集まって活動を始めたばかりの「11th Street Blues Band」


 ボク自身ボビー・ブランドに明るくない。ベスト盤的な知識しか無いし、これまでの演奏経験の中で、この辺りに手を出した事が無い。

 BBキングと並ぶブルース&ソウルの超大物ゆえに一石二鳥に取り上げられない。


 江部氏から転送されてきた課題曲を聴いて、正直「これは、大変なことになるなぁ〜」と直感した。


 何週間か前にやった軽いリハーサルでも、器用なヨシでさえも難しいと四苦八苦したのだ。


 尚かつ、先だって亡くなったジョー山中氏に捧げる彼の曲を2曲挟むという・・・。



 70年代後半にサントラ主題歌として大流行したバラード曲だが、年代的に、リアルタイムで知っているのは江部氏本人とボクだけだ。

 4つ下のヨシも知らないらしい・・・。ましてや20代のサイドギター池田君、ベースの三木君などこの世に生まれていないのである。


 江部氏、分厚い胸板からボビー・ブランドやそのジョー山中氏のバラードを目を閉じて唄う。

 
 


 バッキングに徹するボクたちはといえば、間違えない様に間違えない様に、いつもの適当な演奏など出来っこ無いのだ。


 終演後にはド〜ッと普段かかない汗が背中を滴り落ちていた。


 外の空気が吸いたくて、濡れたTシャツのまま階段を上がってひと息。

 お腹の調子がすぐ良くならなかった原因かもしれない。



 江部氏には、唄い難い場面もあっただろう。

 ほぼ満員のお客さん達には、またやってよと言われたのが唯一救いだった。


 ドラマーとして己の力量の無さと準備努力不足をひしひしと味合わされ、反省して帰路。

 聴く事と、実際に演奏する事の間に横たわる埋め難い隔たりをあらためて教えられた夜だった。


 課題曲の一曲。

 

 JAY-Zのサンプリング。

 
 
 追悼。ジョー山中氏へ。

 
| ライブ始末記 | 19:07 | comments(6) | - | pookmark |
祭りのあとの雑記。「絵本と秋の海」
JUGEMテーマ:地域/ローカル


 住まいのあちこちにはまだ夏の名残が転がっている。

 思えば神戸のブルース・イベントの日は、汗ばむ陽気だった。ほんの1週間前の事だ。

 そのイベント終了後、ジェイムズのマスターから頂戴した花も枯れずに残っている。

 


 

 この夏は快適なステテコデビューをして、寝床ではそれとランニングシャツ姿、夜間クーラーのお世話になったのは僅かだった。


 おかげで、先週はお腹の具合が悪かった・・・慌ててスウェットに長袖、毛布を用意したが、今日も芳しくない。


 イベント後もひと息つく暇もなく変則的な連休期間、ライヴで汗をかき、体調管理もままならなかった。

 好きなブルースを出来る環境には感謝したい。その後の仲間との終わりの無い下世話な会話も確かに愉快である。



 今年も短いであろうこの過ごしやすい恵みの秋をさてどう楽しむか?

 

 例えば芸術。
 さして造詣が深い訳ではないが、その道のプロフェッショナルな技巧と作品に触れる事は心身とも触発されて新たな活力を生む。

 ここ数年毎年家人の趣味も手伝って赴いているのが、

 『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』

 


 西宮市大谷記念美術館で例年通り夏終わりから開催中だった。

 会期も押し迫った連休初日に友人も誘って訪れた。



 絵本と言っても、子供よりも大人がムフフ楽しめる原画が今年もいっぱいであった。

 日本を含めたアジア各国の作家の活躍が目立つ。


 走り回る息子連れだから、じっくりと眺める事は不可能だったが、少しばかり普段あまり触れない芸術と向かい合うことが出来た。

 息子は、この通り1年ですっかりお茶目になった(笑)

 


 

 台風一過の爽やかな陽気に誘われて、賑やかな昼食後4人で近くの浜辺を目指す。


 猫の額ほどの小さな入り江に砂浜を見つけて腰を下ろす。

 西の空に日が落ちかけている。

 急いで鞄のカメラを取り出す。


 


 


 このまま夕暮れの紅い空を眺めていたいところだったが、夕刻から大阪でライヴの予定があって、急ぎ友人を送り届けて大阪へ戻る。

 心斎橋のある有名店オーナーのバッキングを務めることになっていたのだ・・・。
 
 

| 旅・街・エトセトラ | 19:02 | comments(0) | - | pookmark |
『Blues Before Sunrise Vol.4 in KOBE』後編!
JUGEMテーマ:音楽



 ボク自身も一介のドラム叩きです。

 ブルースという未知の音楽と出逢って20年以上が経ちました。

 でもまだまだ分からない事だらけです・・・。

 きっとこの先も同じ道を右往左往しては、ステージに立つのだと思います。



 自分が関わっているバンドやステージに関しては、ある程度率直な意見を書く事が出来ます。

 今回の出演者の方々の事前の紹介文や、今書こうとしているまた書いた寸評は、ボク個人の意見です。


 その場に居合わせた人の感じ方と相違がある事は当然です。

 感じ方は人それぞれあってこそ、芸術や音楽は面白いのだと思うのです。


 8組の表現するブルースが、観客の方々の胸を打ったかどうか?ボクには知る由もありません。


 多種多様なブルースがJames BluesLandに響いた事だけは確かな様です。



 さぁ、夜の帳も降りて後半戦に突入です!


 5番手は、ボクも参加している、

 アイパー大西&The Seeds Of Reed

 伊勢在住アイパー大西のハーモニカを軸にストレートにシカゴブルースを志向しています。

 5曲全力投球したつもりですが、如何だったでしょう?

 秋には、初の東京遠征も決定しています。

 



 6番手、加藤南部スタイル&ショウ

 関西におけるダウンホーム・ハープを20年以上発信し続けるマッドハープ加藤のユニット。

 長く運営しているハーモニカ講座からの卒業生を多数関西にばらまいています。師匠という人もいます。

 最近は東京や名古屋などへのダウンホーム・ハープ巡礼の旅も好調。この夜はいつにも増してダークに攻めてくれました。

 



 7番手は地元兵庫を地盤とする、杉本氏率いる、

 スタンブル

 人柄の滲み出た巧みな曲構成と決め台詞入りの流暢なMCで、客席を沸かせてくれました。

 ビシッと衣装のスーツ姿も様になっていました!

 杉本氏も神戸でブルースジャムセッションを主宰されておられます。

 



 集合時間の3時入りからどれだけ待たせてしまったでしょう。

 最後の8番手を飾ってもらうのは、

 大野木一彦ブルースバンド

 近年ボクのブログ記事にもたびたび登場して頂いてお馴染みになりました。

 京都を中心にコンスタントに活動し、根強い固定ファンも獲得しています。リーダーでハーピストの大野木氏は、執筆業でも売れっ子です。
 
 バンドも待望のアルバムを昨年発売されました。

 客のツボを抑えたバンドサウンドとステージングで、イベントの最後を見事に閉じてくれました。

 
 

 



 ここで、幕を閉じる挨拶の途中、マスターが歩み寄って来て耳打ち。

 「あと30分、やってや。」


 有り難いやら、さてどうするやらと、咄嗟の事にあたふたしましたが、東西6人世代の違うハーピストが揃ったということで、ハーモニカ対決で締める事にしました。

 千賀太郎〜ピットブル久保〜マツケン〜アイパー大西〜マッドハープ加藤〜大野木一彦という流れで5時間に及ぶブルースマラソン完走!

 


 最後まで席を立たなかったお客様、終了間際にも関わらず駆けつけてくれたお客様もいました。遠路から来られた方、参加ミュージシャンのみんな、PA担当の方、お店のスタッフの方、そしてサービス精神旺盛のJamesのマスター、誠に有り難うございました。

 ミュージシャンも合わせれば、90人近い人達のご協力のお陰で第4回目、素敵な時間を共有出来ましたこと、ブログで失礼しますが、感謝のひと言です。


 お客様にあっては、8組のバンド、ミュージシャンが貴方の琴線に触れただろうか、企画者としては気になるところです。触れる瞬間があったならこれ以上嬉しい事はありません。


 マスターからはすぐに第5回目もやろな?との言葉を投げかけられました。


 個人的には、人任せにした告知・宣伝を反省し、ブルースと接した事の無い人にもボクらが取り憑かれたその魅力を少しでも伝えられれば、企画の意図の目標を達成する事が出来たと思います。


 

 帰り際、沢山の方と握手を交わさせて頂きました。


 これが一期一会。

 そう解釈しています。


 また必ずどこかのライブハウスやバーなどで再会出来る事を切に願っております。


 あらためてもう一度、有り難うございます!

 感謝!



 
 第5回は未定ですが、必ず企画します。また動かなければ尻を叩くなり、蹴るなりして下さい。


 
 (追記)

 ちなみに当日は内緒でしたが、この日の模様は、日本唯一のブルース専門誌である『ブルース&ソウル・レコード誌』の記事になることが決定しております。

 発売日等決まりましたら、またブログで告知致します。


 
 


 

| ブルースイベント『BLUES BEFORE SUNRISE』情報 | 23:46 | comments(8) | - | pookmark |
『Blues Before Sunrise Vol.4 in KOBE』前編!
JUGEMテーマ:音楽



 前置きがいつも長くなってスイマセン。


 大事なのは『今』なのです。

 でも『過去』があっての『今』なんですね・・・。


 『今』出逢った人と『過去』に出逢った人・・・。



 第4回はそれがこれまでになく、交差する結果となりました。


 先にも書きましたが、今回の開催地に選んだ神戸には全く顔も利きません。

 当然、お店に関しても「オマエ、誰やねん?」と門前払いも覚悟していました。


 神戸の波止場の倉庫街にある、

 Pub James BluesLand

 平素は、プロミュージシャン中心のライヴが行われているお店です。


 飛び込みで企画を持ち込んだところ、マスターから二つ返事で意図を理解して頂きました。


 あとは、参加ミュージシャンに声をかけること、そして宣伝と告知です。


 ジャムやライヴで知り合った関西一円、そして東京からも含めて8バンドの大所帯に発展しました。

 

 あらためて賛同してくれたバンド及びユニットを挙げますと、


 1Drops featuring 栄チヒロ

 Pitbull久保&The Pack

 Chihana×千賀太郎

 11th Street Blues Band

 アイパー大西&The Seeds Of Reed

 加藤南部スタイルwithショー

 スタンブル

 大野木一彦ブルースバンド



 20代から50代、そのブルースの表現スタイルも様々な組み合わせとなった。


 手応えを感じる一方、この総勢30人を越えるミュージシャンをボクに首尾よく仕切る事が出来るのだろうか?


 それもひとバンド一律30分のコンパクトサイズに収めてくれないかという無茶な条件付きです。



 ソファーで埋め尽くされたお店の雰囲気、立地、条件は最高と言えます。


 簡単な音合わせ程度のリハーサルでも、オープン時間ギリギリになりました。


 何より最も大事な集客も蓋を開けてみないと分からないという状況に怯えていました。



 そんな事は結果から言うと、ボクの取り越し苦労でした。


 リハーサル中から、お客さんが次々と入店して来ます。

 ジャムなどでお世話になっている方々が主ですが、ずいぶんとご無沙汰していた昔馴染み、それこそ路上時代からの古いお客さんまで。

 何度も何度も嬉しい握手を交わします。


 タイムテーブル通り、スタート時間に設定した16時40分スタート!


 トップバッターは、ボクにとっては最も古い友人達。

 Boogie Machineこと氷上健次を中心とした1 Dropsをバックに栄チヒロが唄います。

 実はこの1 Drops、ルーツレゲエを志向するバンドとして数年前に結成したものです。レゲエクラブなどでの演奏活動を続けています。

 ボクの無理強いを引き受けてくれて、チヒロ君のブルースとのコラボという形をとってもらいました。

 リハーサルでも明かさなかった飛び道具があるという事前予告を受けて演奏開始。窓からはまだ日が差し込んでいます。

 

 観た人にしか分からない、いや観た人も分からなかったかものBoogie Machine手製の秘密兵器の効果音が曲間に挿入される。

 動画を撮り忘れた事を後悔しています。

 新しいブルースの誕生をボクは観た気がします・・・・。



 2番手はうってかわって、正調ハーモニカブルースバンド、

 PitBull久保&The Pack


 リーダーハーピストのピットブル久保氏は、本場アメリカ・ニューオーリンズで演奏活動を続けてこられた筋金入りです。

 オールド・アンプを引っさげて登場です。

 惚れ惚れする盛り上がった胸板と二の腕の筋肉とは、裏腹に繊細にリトル・ウォルターを中心にヴィンテージなサウンドを聴かせてくれました。

 


 
 3番手に登場は東京から、Chihana×千賀太郎
 
 弱冠22歳でドブロ・ギターをスライドさせるChihanaさん。今回唯一の紅一点です。

 千賀太郎君は、前夜のライヴでも一緒でした。こちら21歳!


 しかし両人とも、そのキャリアはすでにベテランの域です。

 演奏レベルは勿論、ステージング、唄と初めて目にしただろう観客が大いに唸りました。ボクも当然唸りました。

 「ワン・モア!」の掛け声が自然に上がります。

 


 
 さてこの時間帯で、すでにソファーは全部埋まり、立ち見のお客さんで、演奏者とお客さんが入り乱れて区別がつきません。


 司会進行役のボクもそろそろいつもの調子を取り戻しつつあり、喋り過ぎな感も・・・。


 ビール瓶がカウンター越しを飛び交い、場が同じ時間を共有する感じに近づいてきた気がします。


 
 そして前半戦最後4番手は、ボクも所属する、ヨシ水野率いる、

 11th Street Blues Band

 長尺のインスト物やファンクなどもレパートリーのひとつだから、30分で果たして何曲やれんねん?という難題をヨシのタクトでどうやらこうやらコンパクトに収まった感じ?

 


 画像をご覧になればお分かりの通りに、いっぺんに窓越しの風景が夜になりました。

 より濃い〜ブルースの時間に後半戦突入です。


 

 

| ブルースイベント『BLUES BEFORE SUNRISE』情報 | 22:04 | comments(0) | - | pookmark |
『Blues Before Sunrise Vol.4 in KOBE』本番!
JUGEMテーマ:音楽



 下道で神戸を一直線に走る。

 
 準備していたタイムテーブル資料やら着替えのTシャツも余分目でいつものライヴよりも荷物が多め。


 午後3時にリハーサルスタートを各出演者に伝達をしていた。

 この時間で遠路神戸、夜型のミュージシャンには過酷なスケジュールだろう。

 8つのバンド・ユニットが集まった。

 各バンド持ち時間30分でも、計算すると首尾よく進行したとしても終了時刻は、9時である。

 拘束時間の暇を持て余して、演奏に支障をきたさないかも一部飲んだくれ諸氏を心配する。


 出演者の事を危惧したが、肝心のお客さんの方が気にかかる。

 オープンから入店ならば、5時間近く飽きさせることなく席を立たせないにはどうすべきか?


 本番が近づくにつれて、そのことばかりを思案していた。


 前の日記に書いた太郎君との前哨戦ライヴが、激しかったことも重なって、日曜日は朝5時過ぎには目がぱっちりと開いた。


 目覚ましに、シャワーを勢いよく浴びる。


 

 
 道中、頭の中はお客さんの入りの心配、30人を越える出演者の仕切りなどなどが巡っていて、車中のBGMに何を聴いて神戸に着いたかも覚えていない。


 今回で第4回目を名乗っているこのイベント名も掘り起こせば、随分とさかのぼることになるのです。

 少しその辺りの説明を・・・。

 その頃の仲間のほとんども今回の出演メンバーに名を連ねているが、それにこんな仰々しいタイトルを名付けていた事を記憶している者は、いないだろう。


 15年以上前、ボクたちは路上演奏に目覚めて、明けても暮れてもその快感にのめり込んでいた時期があった。

 主立ったのは、大阪なんばの高島屋前、又は梅田阪急百貨店横の高架下である。


 発電機にアンプ、ミキサー、スピーカー、ドラムセットその他備品一切合切をぎっしりと車に詰め込んで、仕事上がりの夜な夜なに集合していた。

 それは、暑い夏も底冷えのする冬の日も同じだった。


 松屋町の路地裏の地下にあった小さなバーを巣にしていた。


 月に一回確か第二土曜日だったかにブルースのライヴを仕掛けていた。

 その時ボクの手作りフライアーに入力したタイトルが、

 『Blues Before Sunrise』だったのだ。


 当初は、それこそ狭い狭い気の合うブルース好きな身内だけの集まりだった。


 お客さんのほとんどが、「路上を観た」という人ばかり。

 フライアーの地図を頼りに、まだ最寄り駅の無かったバーまでテクテクと徒歩で来てくれていたのだ。


 今なら、そんな大事なお客さんに丁重な御礼をするところだが、若気の至りかな気づく者は居なかった。



 好きな事を散々やっても許される時期が途切れる時がやってくる。


 路上演奏の取り締まりの強化、そして巣食っていたバーの閉店と重なり、『Blues Before Sunrise』はボク以外の記憶からは徐々に消えて行った訳だ。


 だから個人的にその後もこの代名詞への思い入れは忘れる事の出来ない物になった。



 いつか再開をしたいと長い間内心温めていた。



 2005年その機会が降って湧いた。


 本町のジャズクラブを紹介された事がきっかけである。


 ダンススペースがあって、DJ機材もある環境に惚れ込んで、貸し切りイベントを後先も考えずに決める。

 勿論、タイトルは温めていた『Blues Before Sunrise』

 ボクのえせDJとバンド演奏で「ブルースで踊ろう!」という企画。


 
 そして準備段階に或る友人からの進言が、「イベント宣伝の為にブログを書いたら?」

 
 それが、今このページを開いて下さっている小生の稚拙なブログなんです・・・ね。

 bluesbeforesunrise
 BLUES BEFORE SUNRISE



 第2回目も、同所で開催。
 まだこの時点でも松屋町のあのバーでやっていた身内の延長線にあった訳です。


 その後、急にボクのあまのじゃくなお尻が重たくなって、4年余りの空白状態に・・・。

 費用対効果を考えると、気軽に企画出来る代物では無い事が主な原因のひとつでした。



 その間に、南森町のシカゴロックという小さなブルースバーに居場所を見つけて、土曜日の夜は朝までジャムセッションに明け暮れる事に。


 相変わらずの井の中の蛙状態が、徐々に変化を生みます。

 ジャムセッションという場です。


 輪が少しずつ広がっていく・・・。


 で、また野心が芽生えてきます。


 2年前に第3弾を企画。

 選んだ場所は、ボクがブルースという音楽に初めて出逢った場所、堺のサムズレコードのレッドハウス・スタジオです。

 チケットのモギリからドリンク販売までを仲間が分担するというスタイルを試みます。

 そしてこの時に、身内中心ではないバンド構成にチャレンジしたのでした。


 


 あれから2年、今回の第4回目を思い立った時には、ジャムセッションを通じて様々な人との出逢いが生まれていたのです。


 と、企画者と名乗る様な高い志を持ち合わせている訳ではありません・・・。

 ただ、今だ!と思い立つ瞬間がどういうわけだか、出現するんですね?


 今年がその年だったということです。


 絶好のタイミングは、重なるものです。


 
当初抱いた予想よりも膨れ上がる
 
 第4回の後記を次のページにて。




 


 

| ブルースイベント『BLUES BEFORE SUNRISE』情報 | 20:44 | comments(0) | - | pookmark |
『Blues Before Sunrise Vol.4 in KOBE』前哨戦。
JUGEMテーマ:音楽



 児童や学生さんは、運動会シーズン本番の時期だ。


 ボクにも今の様にお腹の出っ張りなど無く、幾つかに割れていた頃もあった。

 その頃はそれなりに競技の花形を目指し、黄色い歓声を期待して鉢巻きをなびかせていたものである・・・。


 
 長雨の予報が先週から発令されていて、週末を前にやきもきとしていた。


 運動会ではないが、それくらいに体力を要するだろうと身構えていたのである。


 ボクが今現在、汗を流す唯一と言っても良い機会は、ライヴやジャムでブルースをやることだ。

 痛風発作の持病持ちであるボクにとっては、急な運動や脱水症状は厳禁だ。

 ライヴやジャムには上記は付き物だから、アルコールはやらず、水分補給の心掛けている。


 
 ・・・とまぁ、冒頭導入から世知辛い話題になってしまったことお許しあれ。



 さて、この土日を運動会になぞらえたことにははっきりと理由がある。


 春先から企画をしていた、ブルース・イベント、

 『Blues Before Sunrise』

 が、いよいよ本番を迎える。


 今回は、過去3回は大阪で開催していたものを思い切って飛び出して、地の利、交友関係など無いに等しい神戸の地を選んだ。

 その18日当日の模様は次の日記で記す事として、前哨戦とも言えるライヴを前夜の17日、いつものシカゴロックで派手に汗をかいていた。


 対戦相手は、東京からやってきた千賀太郎

 弱冠21歳のハーピストだ。

 過去の出演者紹介の日記で書いているので、あえて彼のプロフィールは割愛するが、強敵である事に寸分間違いはない。


 翌日のイベント出演者の一人であり重要なポジションを期待していた。


 大阪に前乗りして、いっちょライヴでもやろか?と春の出演交渉の際に軽く交わした約束だった。

 
 迎え撃つのは、久米君・三木君。

 自称「裏シカゴロッカーズ」

 二人も仲間内では図抜けて若い。

 そこにアラフォーをとっくに過ぎたボクが行きがかり上加わった形だ。


 体力気力充分の二十代に紛れる心境をボクと同世代の方なら怖じ気づくのも理解してもらえるだろう。


 お客さんの入りは、宣伝がままならずに申し訳なかったが、ライヴ本番は、前哨戦に例えても激しいものだった。

 特に、三木君、久米君両人ともシカゴから帰って来たばかりだったことも手伝って、運動会の種目に例えれるならば騎馬戦の如く展開した。


 太郎君の緩急自在のハーモニカは、百戦錬磨の若きエース、楽天のマー君みたい。それなら対戦するボクは、金本か?(いやいやそれは随分と言い過ぎた・・・)


 ともかく、騎馬戦2ステージに、途中から、「表シカゴロッカーズ」本物の小学生運動会の練習帰りの竜之介くんが現れて参加、騎馬戦はさらに白熱したものになった・・・。


 厳禁の脱水症状寸前ずぶ濡れの大汗をかいた。



 話が前後するが、この日の朝方にネット上を流れたあるブルースマンの訃報。

 愛するブルース・ドラマーの一人、

 ウィリー・スミスが亡くなった。


 近年は、スティックをハーモニカに持ち替えて、精力的に活動して現役だったし、息子のケニー・スミスは今やシカゴのブルースシーンには欠かせないドラマーである。

 70年代以降のマディー・ウォータースのビートの屋台骨を背負った事でも熱心なブルースファンにとっては、悲しい知らせだった。

 
 来日時にもらった尖端の折れたスティックはいつも目が届くところに置いてある。

 サインも家宝だ。


 家を出るときに、ウィリー・スミスの太鼓が聴けるアルバムをバッグに押し込み、ライヴ前に立て続けに聴き、冥福を祈った。

 

 合掌。


 

 この夜は、近頃恒例にしていた動画撮影はやらず、終演後、

 「また、必ず一緒にやろうよ!」と堅く握手を交わしてお開き。


 竜之介くんらも交えて、シカゴロックの看板と記念撮影だけ。


 


 

 さぁ、とうとう本番だ!

 
 進行係も兼任しているので、先に帰り、すばやく寝床へ就く。


 

| ブルースイベント『BLUES BEFORE SUNRISE』情報 | 19:06 | comments(0) | - | pookmark |
いよいよです!『Blues Before Sunrise Vol.4 in KOBE』
JUGEMテーマ:音楽



 2年振りに思い立ったイベント企画。

 どういう訳だか企画好きなんです・・・。


 言い出しっぺの典型的な性格で、あとは周りの助けを借りるという無責任さを毎回実感しては、終わってから自分の頭を心の中で小突いています。


 今回は、総勢8組に参加を願い、演奏者だけで30人を越える大所帯を取りまとめることになって、いよいよ数日後に迫った当日の仕切りの事を思案しては、不安な気持ちがつのってきました・・・。


 30人の内訳は、下は20代前半から各年代上は50代まで、音楽で生計を立てておられる方から平素は実業を持ち、週末を活動の場にしている方々まで、これまでにない多種多彩な顔ぶれになりました。

 ブルースと言っても、一筋縄ではいかない側面を持っています。

 とかくブルースは、小難しい理論などを突き詰め始めると、大いに厄介な代物にもなってしまいます。


 演じる人はきっとそれぞれに表現方法を試行錯誤しながら活動しているのだろうと想像します。


 一方で、観る側・聴く側の存在も忘れてはなりません。

 ブルースに造詣の深い方から、初めて接する人もある訳ですから。


 ボクはこの企画イベントに何かひとつだけ趣旨を見つけるとしたらただひとつだけ、

 「ブルースはダンス・ミュージックだ!」

 この合い言葉をいつも表現し、伝えたいことです。


 これは、ボクの個人的なブルースに対する印象であるのかも知れません。

 
 今回どれだけの御客様に集まって頂けるか蓋を開けてみないと分からない恐怖感にさいなまれていますが、自然と席を立って、手を打ったり、足踏みしたり、歓声を上げたりする光景を浮かべながら日曜日を迎えたいと思います。


 

 8組の出演順です。

 全部観て欲しい、聴いて欲しい。


 1 Drops Featuring 栄チヒロ

 ピットブル久保&The Pack

 Chihana with 千賀太郎

 11th Street Blues Band

 アイパー大西&The Seeds Of Reed

 加藤南部スタイル・ショウ

 スタンブル

 大野木一彦ブルースバンド



 あらためて出演者の横顔は、下記クリックして見て下さい。

 『Blues Before Sunrise』



 是非ともお誘い合わせの上お気軽に遊びに来てください!お待ち申し上げます。


 9月18日(日曜日)

 場所:James Blues Land

 時間:16時30分スタート 21時半終了

 チャージ:2,500円(1ドリンク付き)


 ホームページ:James Blues Land

 地図:

 アクセス:

 1、JR神戸駅より徒歩15分
 (神戸駅を出てハーバーランド方面に向かい2号線に出て下さい。エスタシオン南の歩道橋を南に渡り、
左に曲がるとコーナンとビリヤード場があります。ビリヤードより東に5軒目です。) 

2、地下鉄海岸線 みなと元町駅より徒歩5分

 3、阪神 西元町駅より徒歩5分
 ( 東出口を出て右に曲がり、まっすぐ国道2号線迄南下します。エッソの横の歩道橋を渡ると目の前です。)

 住所:〒650-0042 神戸市中央区波止場町無番地 篠崎倉庫3F

 電話:078-371-2720





| ブルースイベント『BLUES BEFORE SUNRISE』情報 | 23:22 | comments(0) | - | pookmark |
41年目のバンパク。(後編)
JUGEMテーマ:地域/ローカル



 『人類の進歩と調和』

 バンパクが掲げたテーマだ。

 
 戦後日本は、いよいよ驚異的な高度経済成長の最終期に突入していた時期と重なる。

 世界情勢も同時に変化を迎えていた。


 進歩と調和がお互いに並び立つ・・・。


 そう当時携わった人達が描いた来るべき新しい日本の未来であった。


 『進歩』とはすなわち高度技術革新による利便性の向上の事であり、『調和』とはイコール戦争などを手段としない平和と平等な社会の構築を宣言したのだろう。



 果たしてその後日本の直面した様々な事象は、この崇高とも思える理想を歩んだのだろうか?


 高度経済成長の終わり、その急速な成長は公害を置き土産に残し、冷戦構造の世界では地域紛争が一層激化し、オイルショックによる不況・・・。

 ところが80年代に突然やってくる「バブル」と言う名の狂騒。

 そしてその泡が一夜にしてはじけて、突入する「失われた20年」の暗闇・・・。


 確かに進歩が技術の革新とするならば、目の回るスピードで新しい物が生み出され続ける。

 しかし、70年に掲げた進歩と符合するのだろうか?

 調和にいたっては、紛争はますますと激化し、紛争がまた違う紛争を呼び起こす混乱の最中である。


 老若男女が、夢いっぱいの未来を想像したバンパクのスローガンを唱える人は、今の疲弊し硬直する一方の日本には悲しいかな居ない。



 今、バンパクの芝生で遊ぶ子供達の未来は、そういう進歩と調和の世界に生きていくのだろうか?


 そんな事を館内を進みながら少し考えた。


 さぁ、夢のバンパク再体験ももうすぐ終わろう。


 

 驚いたのは、ご覧の通り入場料金が想像以上に高価だという事である。

 大人800円 青年600円 子供400円

 当時の大卒初任給を調べてみたら4万円ちょっとである。という事は計算してもらえば大体分かるだろう。

 
 

 そのチケットの販売店の看板も展示されていた。こういう看板が至る所に見かけられたのでしょうなぁ。

 
 コンサートも多数開催されていた。
 
 ん〜〜、ザ・タイガースやスパイダースにテンプターズなどGS競演モノから、フィフス・ディメンションなんかもやってます。
 セルジオ・メンデスとブラジル66に、メリー・ホプキン・・・。

 
 
 

 
 そしてお決まりは、誰もが唄った「世界の国からこんにちは」でしょう。

 

 
 いわゆる『ピクトグラム』もこの頃から巷に増えたのでは無いでしょうか?

 こんなピクトグラムがあった・・・?きっと国際電話でしょうが、どこかで見覚えありません?

 家人と二人、見るなり声を揃えて「BEAMSやんか〜〜」と叫んでしまった。
 
 


 各パビリオン公式パンフレットが勢揃い。うちの実家にも見かけた物が数点有り!

 

 
 これまた唸る、赤塚不二夫氏の実演!当然「ニャロ〜メ〜」だ!

 


 田舎から出て来たじいちゃん、ばあちゃんは、さぞかしこの待ち時間にグロッキーしたことでしょう。大人の迷子なんてのもカウントされて実数が残っています。

 


 これぞ時代を先取りの電気自転車。今やこれがなければ保育所の送り迎えは無理ってお母さん多いでしょう。

 


 息子が途中から飽き始めていたので、駆け足で館内を巡ることになった。

 次回はじっくり細部まで鑑賞したい。


 帰り際の岡本太郎グッズで目に留まったTシャツとポストカードを「これ欲しい」と家人に買ってもらう。

 子供だな・・・・(笑)


 しかしヘルメット姿で、建設中の自作を背に写る岡本太郎氏の表情、どうです?完全に爆発寸前ですね!

 


 現在のバンパク跡は、府民の憩いの場となり、緑の森がパビリオンの並んだ場所にある。

 管理管轄しているのは、例の独立法人ってやつ、要は博覧会後は40年間天下り先だな。



 帰り際、中央入り口前の小さな売店の片隅に追いやられる様に鎮座していた「日清カップラーメン」の自動販売機にほくそ笑む汗だくのボクだった。

 息子と一緒に見送ってくれる『太陽の塔』にまた来るね〜と、バイバイして帰った。


 
 
| 旅・街・エトセトラ | 23:07 | comments(2) | - | pookmark |

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