今頃夏バテの症状か、やはり金曜からの若干の寝不足気味がたたったのか、
今朝は頭痛で夜も明けきらないうちに目が覚める。
元々の頭痛持ちだから、こういうことは、よくあるのだが、あいにく市販薬を家の薬箱に切らしていて、せっかくの日曜の午前中寝ては起きで過ごしてしまう。
午後からはミナミに出る予定があったので、薬局に寄って薬を飲む。
ミナミで、友人と落ち合う頃にはすっかり良くなっていて、安心。
夕方まで友人と新しくなった高島屋で買い物、なんばパークスでお茶。
ともにバギーに子連れ。休みの日のボクのお父さん業も少しは板についてきたかな。
金曜日からの寝不足を日記に記しておこう。
金曜日は、第5回
ChicagoRock Friday Night Blues Jam
仕事を定時に切り上げ、急ぎ南森町に向かう。
近隣に8時以降400円ポッキリの激安駐車場(シカゴロック名物バーテンI山君は、安い駐車場を見つけるのが得意技)の残りひと枠へ車を入庫。
数分遅れて、そのバーテンI山君の愛車が走って来たが、満車のため、向かい側の駐車場へ仕方なくハンドルを切り直している。
「間一髪、オレの方が早かったなぁ、残念〜」と言おうと彼がドアを閉めて出てくるのを待っていたところ、その駐車場の看板にある価格表を見てビックリ。
何も知らないI山君と価格表を見上げながら、指折り計算する。
なんとこちらの方は、300円。ほぼ同時の入庫時間で計算したら、ボクが入れた満車の駐車場の方が100円高いことにはたと気づく・・・。
偶然とはいえ、I山君の駐車場選びはお見事であった。
そんなみみっちいことはさておき、連れ立って、シカゴロックの扉の鍵を開ける。
ボクは前回から、着替えを用意している。公私を分ける為だ。
どうもヨレヨレのネクタイ姿のままで、ホスト役を演じるのは、「仕事帰りのおっちゃんが居酒屋で一杯」みたいな風情で気に食わない。
シカゴロックTシャツとジーンズ、スニーカーの軽装にさっさと衣替えて、気持ちを切り替える。
車ということもあるが、持病の痛風克服もあり、酒はやらない。もっぱら水である。
特に汗だく必死のジャムやライブの時はお腹がチャプンチャプンというまで飲む。
おかげで、痛風発作はここ2年余りやってこない。あれがやってきたらドラムどころの騒ぎではないので、根治しないとそれこそ、
「ただの成人病のおっさん」になりかねないのだから。
そのコップ一杯の水とエントリー表、ペンを片手に、8時スタート予定の参加者をI山君と「こないだのコーネル・デュプリーどないやった?」などと雑談をしながら待つ。
しばらくすると、参加者の方々が立て続けに来店。
3人のハーモニカ奏者。見知りの人も初参加で来てくれた。京都からやって来たというので、聞けば、皆さん
大野木一彦氏の門下生一同だとのこと。
大野木氏ホームページ
「もうすぐ大野木さんも来られますよ!」
事前に知らされていなかったので、これは嬉しい。
ジミーロジャースのウルフ盤のCDをそれまで店内でかけていたが、サニーボーイ1世に変えておく。
ギターがいつも少ないのが、この手のジャムでは相当珍しい。
いくつかのジャムを経験しているが、大抵ギタリストが大挙押し掛けてくるものだ。
ある意味ではこのジャムの特徴のひとつと位置づけしてもいいのではないかとさえ思い始めた。
ギターが居なくたって、ベースも居なくたってブルースは肉声だけでも成立しますからね。
そんな事をマイクでアナウンスでもしようかと思っていたら、ヨシが手ぶらで、階段を駆け下りて来た。
彼とは翌日土曜日にライブを控えているので、「今日の参加は、見送りかな?」と勝手に決めつけていただけに登場は有り難かった。
ヨシが店にあるギターの弦を張り替えて、ギターとハーモニカ、そしてボクのドラムという編成で8時ジャストに早速、ジャムを始める。
その間に大野木氏も来店したらしい。
師匠が見守る中で、ハーモニカを吹く生徒さん達。
隠せない緊張感が後ろまでひしひしと伝わってくる。
バックをしながら、20年前の自分を投影していた。
ボクもブルースに巡り合った頃があった。右も左も分からない。
ましてや、ジャムセッションで叩くなど、無茶な話だという頃のことだ。
そんな時、初めて先輩諸氏にまぎれて叩いた日。
きっとすっとこどっこいなドラムで落ち込んでいたボクに、ある先輩の声に救われた記憶がある。
「タカギ君、良かったよ」そんな何気ないひと言だったはずである。言葉の力とは大きいものだ。
その時のボクとは比較にならないほど、大野木さんに何年も鍛えられて来ている生徒さん達だから、ボクとは状況が違うが、ほぼ初対面でホスト役でもあるボクが、もっと何か言えたはずではないか?
マイクを握って「○○さんでした〜」だけでは、きっと心に残らないだろう。
そんなことも含めて5回目になって、ホスト役の立場を問い直している。少し今回は手を抜いてしまったかもしれないと反省中だ。ドラマーも兼ねていたことも理由にならない。
次回も参加したいと思って頂けるジャムにしなければ、チャージまで頂いている意味が無い。
ともあれ、今回もハーピスト6名を含めて、18名に参加して頂いた。
ブログで失礼しますが、すっかり常連の方、初参加の方、皆様ご参加頂き有り難うございました。
次回は、10月8日です。奮ってのご参加お待ちしております!
バーテンI山君提供。写メでのジャムの風景と、恒例の午後11時前の集合写真(終電前だったので、全員撮影とはいきませんでしたが)掲載しておきます。