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追記、Guitar Attack!!
JUGEMテーマ:音楽


 昨夜も結局、南森町で数時間叩いて午前様の帰宅だった。

 昼過ぎに動き出してみたら、空は絵の具を塗ったかの様に抜ける青一色。
 
 公園の木々も緑鮮やか、花壇の草花も原色賑やか。眠気がどっと押し寄せる。


 前夜のジャムに、新しいドラマーさんが参加。自転車圏内のご近所さんということで、今後是非通って下さい。

 マスターに、手製のフライヤーを手渡す。

 6月11日第2回目の金曜ジャムセッションと、翌日12日の『ギター・アタック!!』の物。

 突貫作業の雑なものだが、シカゴロックのカウンターに置いてあります。是非お手に取って下さい。

 

 さて上記『Guitar Attack!!』に参加する4人のギタリストのプロフィールを追記します。
 小生がこの企画を発案した時に迷わず決めた組み合わせ。

 年少者から紹介しよう。同い年の二人。

 池田真一、久米はるき。

 二人の最初の出逢いは、シカゴだったというから人の縁は分からない。

 ともにまだ血気盛んな20代後半だが、あらためて「いくつになった?」と聞いたら、ボクと出逢った頃はまだその前半だったはずで、あっという間に月日は流れるもんだなぁと感慨深い。

 まずは、池田真一のプロフィールから。

 ここからは、ボクの質問に対する本人の談によるものです。

 好きな芸能人は、吉瀬美智子です!(そんなこと聞いてへんわ!)
 シカゴに滞在したのは、2005年1年間。
 一番好きなギタリストは、グラント・グリーンです!

 
 続いて久米はるき。
 シカゴロックの土曜日恒例アフター・アワーズ・ジャムのホスト。

 シカゴには、2005年と2009年合わせて5ヶ月間滞在し夜な夜なクラブに飛び入り。
 フェイバリット・ギタリストは迷う事なく、ルリー・ベル!

 
 3人目は、京都の奥座敷、亀岡に在住のギタリスト、
 
 白金ユウゾウ
 彼と最初に出逢った時は、まだ10代の大学生でした。

 彼のシカゴ暦(ユウゾウから送られて来たメール全文)。

 1度目は、95年の夏1ヶ月。
 21歳未満でどこも入れてもらえず、ビリー・ブランチとBBキングを観たくらい。

 2度目は、2000年5月からの3ヶ月。
 ジョニー・B・ムーアのサイドギタリストとして採用された。
 自慢は、Blue Chicagoで元ヤンキースの4番バーニー・ウィリアムスから、200ドル、チップを貰ったこと。

 好きなギタリスト。
 
 ジョニー・B・ムーア、ウィリー・デイビス、ルリー・ベル、ジョン・プライマー、マジック・スリム、マジック・サム、エディー・テイラー、BBキング、アイスマイク、ヴァンス・ケリー、ルイス・マイヤーズ。
 (欲張りなやっちゃ〜〜〜笑)


 最年長、ヨシ水野

 彼とは3年程エイジェンツのメンバーとして、活動したので、何度もそのプロフィールを紹介した経緯はありますが、あらためて。

 1992年渡米、シカゴコロンビア大学ギター科卒業。
 
 その後、マシュー・スカラー・バンドやナイジェル・マック・バンド、Wabi's Down Home Blues Project参加、その他多数。

 詳しくは、下記ヨシのMy Spaceをクリックしてみて下さい。彼の音源も試聴出来ますよ。

 現在は、ギター指導やブルースギター講座等も運営。勿論、ライブ活動も盛んです。
 http://www.myspace.com/yoshimizuno


 水野ヨシユキ・ギター教室
 http://sites.google.com/site/yoshiguitar/home


 この個性の異なる4人のブルース好きギタリストをどう戦わせるか、只今思案中です。

 2ステージ、ギター三昧になることだけは保証いたします。

 是非、お越しを!



 PS.
 今年のジャパン・ブルース&ソウル・カーニバルには、あのソロモン・バークが初来日!
 大阪は6月1日。財布にはチケット挟んであります。

 ギターアタックの素人仕事のフライアーと違って、こちらのそそるフライアーは、プロ仕事。

 

 
 
| 最新ライブ・ジャムセッション情報 | 23:55 | comments(0) | - | pookmark |
夏のライブ&ジャム告知。
JUGEMテーマ:音楽


 今日は、肌寒いくらいの朝でした。

 暦の上での春はあと僅か。月が変われば、嫌な梅雨の1ヶ月がやってきて、祇園祭や天神祭の夏祭りが賑やかなあの夏が今年も当たり前ですが、やってきます。

 夏生まれの小生、自称夏男と思っていますが、如何せん汗っかきなもので、持病の痛風発作の危険を伴う季節でもあり、水分補給を心掛けなかえればならない。今でも日に2リットルの水を無理矢理胃に流し込んでいます。

 
 さて、2年前の夏をもって長年メンバーチェンジは何度もあったものの、主力バンドとして運営していたSPECIAL AGENTSそのAGENTSについての記事よければご参照下さい。)を解消した際、しばらく演奏活動をお休みすると啖呵をきった。

 その時は、いろいろ煮詰まっていたり、行き詰まりを感じたり、バンマスとしての自分自身への不甲斐なさ、などなどを勝手に思い込んでいたことを理由にそんな大見得をきってしまったんですね。

 ところが、ものの数週間もすれば、沸々と「演奏したい」「バンドがしたい」そんな衝動が抑えきれなくなる。

 振り返れば、ブルースバンドなどに入るきっかけと言ったら、たまたまドラマーを探していた高校時代の同級生が、卒業以来に我が家へ上がり込んできて、「タカギ、オマエ、ドラムでけへんか?」とあまりに唐突な勧誘が引き金でした。
 吹きだまりの中に埋もれていた二十歳のボクは、なんとなく頷いた。それが全ての始まりであり、今居る仲間と後年出逢う事になろうとは夢にも思わなかった。
 もしもあのとき、「オレ、ブルースは聴くけど、演奏なんてでけへんわ」と素直に断っていれば、今頃どうなっていただろうと思うと、大袈裟な言い方をすれば、あそこが人生の最初の分岐点だったのかもしれないなぁと振り返ることが出来る。


 ずぶの素人が足を突っ込んでから20年を過ぎた事になる。

 いつかのジャムが終わって、何人かからその『休養宣言即撤回』の優柔さを指摘された。苦笑いして頭を掻いて、誤摩化した。


 そういう次第で今年の夏もライブやジャムで週末汗を流せます。

 よろしければ、日程ご都合合えば是非とも遊びに来てください。




 6月11日(金曜日)ChicagoRock Friday Night Blues Jam
           
           小生シカゴロック新ジャム企画第2回目。
           初回は、予想以上の参加者の皆様のお陰で盛り上がりました。
           今回も声を枯らしてホスト役務めあげます。
           奮ってのご参加お待ちしております!

           場所/南森町シカゴロック
           http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/
           Door Open/19:00 Jam/20:00〜23:00
           Charge/1,000円 (w/One Drink)

       chicagorockjam



 6月12日(土曜日)Guitar Attack!!

           こちらも思いつき企画。
           題して『ギター・アタック!!』

           無論、アリゲーターの名盤『ハープ・アタック!』
           (Junior Wells&James Cotton&Carey Bell&Billy Branch)
           のパクリです(笑)

           第1回(2回目もやるつもりか?)のギタリストは以下4名。

           "YOSHI"水野、 ”HARU"久米
           池田真一、 白金ユウゾウ。
 ヨシ 久米
 池田 ユウゾウ
           
           各々ブルースギタリストですが、キャラクターの異なる4人。
           メインとサイドを交代しつつ、
           文字通りGuitar Attackしてもらう魂胆。

           バックアップは、ベース三木アキラ、
           ドラムスTAKAGIMAN(小生)

           場所/南森町シカゴロック
           http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/
           Door Open/19:00 Jam/20:00〜23:00
           Charge/1,500円




 7月9日(金曜日)栄チヒロ&シカゴロッカーズ
           
           緊急召集されたシカゴロック選抜隊。
           平日のライブは、久し振りです。

           新しくオープンした、
           Live Station Fairy
           http://live-fairy.jp/

           地下鉄北浜・南森町・JR大阪天満宮各駅徒歩圏内。
           抜群の立地の良さです。
           
           選抜されたのは、いつものシカゴロッカーズではなく、
           裏シカゴロッカーズとでも言いましょうか?

           栄チヒロ(ギター&ヴォーカル)
           池田真一(ギター)三木アキラ(ベース)
           TAKAGIMAN(ドラムス)
           アイパー大西(ハーモニカ&ヴォーカル)

           スタートは7:30から対バン。こちらは、8:30頃の予定です。
           チャージ他未定。HPからはドリンク・フードも充実の様です。


 7月10日(土曜日)マッドハープ加藤with Friends
       
           マッドハープ加藤
           
           場所/南森町シカゴロック
           http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/
           Door Open/19:00 Jam/20:00〜23:00
           Charge/1,500円

           来月末発売予定、
           『ブルース&ソウル・レコーズ』誌の1ページに、
           マッドハープが紹介されることは、以前に報告済み。
           そのときのメンバーにどうやらマッドハープ、
           味をしめたようですな。

           マッドハープ加藤
           (ハーモニカ&ヴォーカル)

           栄チヒロ(ギター) 南部光隆(ギター)
           永惠太朗(ベース) TAKAGIMAN(ドラムス)
           
           
 7月16日(土曜日)ChicagoRock Friday Night Blues Jam

           7月もやります!第3金曜日です。夏祭りの時期ですね?


 8月7日(土曜日)アイパー大西 &The Seeds Of Reed

           アイパーとフェラーリ
           
           場所/京都・Coffee House拾得
           スタート19:00〜
           チャージ1,500円(要飲食)

           ライブハウスという言葉発祥の地、
           京都の老舗にSeeds Of Reed初上陸。

           先頃CDも発売した大野木一彦ブルースバンドとの競演。
           熱いブルースハープバトルに乞うご期待!

         アイパー大西(ハーモニカ&ヴォーカル) 
         バッドボーイ明里(ギター)
         Rockin' 江上(ギター&コーラス)

         永惠太朗(ベース)

         TAKAGIMAN(ドラムス&コーラス)


 8月20日(金曜日)ChicagoRock Friday Night Blues Jam

           「8月もやれ!」
           シカゴロックのマスターからのお許し。
           お盆は避けての第3金曜日です。夏真っ盛りですね?
           Let's Jam!

 
 8月28日(土曜日)CHIHIRO&TAKAGIMAN
 

    チヒロとタカギ
  
           別名”DEEP SHUFFLE” 3度目の正直。
           ギターとドラムのみでドロ〜〜〜とやります。
           
           恒例の場つなぎ小生DJタイムも懲りずにあります!

           場所/南森町シカゴロック
           http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/
           Door Open/19:00 Jam/20:00〜23:00
           Charge/1,500円



 以上、書くとけっこうありますね。楽しみ楽しみ(自分だけが楽しんでどないするねん!)

 千客万来になることを、天に祈ります。是非ひとつでもけっこうです。皆さんの貴重な時間を分けて下さい。

 
 詳細など日程が迫ったら、詳しくご報告します。時々チェックしてみて下さい!


 

  
| 最新ライブ・ジャムセッション情報 | 20:15 | comments(4) | - | pookmark |
MAGIC SLIM新譜『Raising The Bar』
JUGEMテーマ:音楽


 No Music No Lifeとは、言い得て妙だ。

 音楽の無い一日は、もう何十年無いだろう?

 行き帰りの数十分でも構わない。好きな音楽に自然に体を揺らす時間は全てを忘れさせてくれるひと時だ。

 もしも事業仕分けがあっても、音楽だけは未来永劫この世から消えることはないだろう。

 
 されど音楽を聴くという行為の形態は、益々様変わりしている。

 先日の日記にも書いた家人の拠ん所ない事情(まぁ、つまりは結婚披露宴で唄を頼まれただけなんだ)でカラオケボックスで練習した話を書いた。

 家人も最近の流行歌から取り残されている一人だから、たいそう困っている様子。

 選曲に困った末、ネット検索をして曲を決めたらしい。

 「結婚式に歌う曲で人気の曲ランキング」なんていうサイトがあるらしい。そして、その1曲だけをiTuneでダウンロードし、iPodに移す。ものの数秒の出来事だ。
 こういう今や誰もが当たり前にやっている事にまるっきり疎い小生はただ感心するばかりだった。


 この作業を横で眺めていて、現在の音楽の形は、利便を追求するあまりに労力やそれに付随する強い思い入れを失っているのではないか?と複雑な心境に陥った。


 今夜、帰宅後1枚のCDの封を開いた。

 Magic Slim&The Teardropsの新譜である。

 raising the bar

 期待はずれの駄作か、それとも狂喜乱舞のお気に入りか・・・。
 この肌触りに、ワクワク、ドキドキする感覚は、いつまでも変わらない。

 深夜だから、音量は控えめに聴く。

 Magic Slimだから、予想はつく。突拍子もない変化は期待していない。
 1曲目から、イントロが印象的なファンクチューン。

 少ししゃがれたスリムのヴォーカルに時の流れを感じるも、やってることは、全くもってあのスリム節。

 個人的にドラムをたしなむ身だから、Teardropsを聴く上で期待するのは、特にリズム隊の事だ。あのザックザックと押しの強いビートを新生Teardropsがどう料理しているのか。

 ドラマーは、BJ Jones

 ズバリ「当たり!」

 全編に聴ける、コーラスワークもTeardropsらしさが感じられて、しばらくのヘビーローテション決定!明日の朝は気兼ねなく車中にて大音量でもう一度再確認しよう。

 ともあれ、Magic Slim&The Teardropsここに健在を届けてくれた。ありがとう。

 

評価:
Magic Slim & Teardrops
Blind Pig
¥ 1,405
(2010-05-18)

| ブルース・エトセトラ | 23:46 | comments(8) | - | pookmark |
今宵のシカゴロックは国際的やきに。
JUGEMテーマ:音楽


 雨の日曜日。皆さんはどう過ごされました?

 小生は、ご機嫌さんな息子相手に遊び、合間前夜からの寝不足がたたり時々うたた寝。

 大河『龍馬伝』は、いよいよ武市半平太の最期を迎え、龍馬の維新への回天が一気に加速するドラマ序盤のクライマックス。
 影響を受けやすい単純なボクは、この時間土佐弁にしばし憧れる。


 いつも通り、週末動いたことを記しておこう。

 土曜日、いろいろな出逢いがあった。

 人が動けば、某か偶然か必然かの巡り合わせがあるもんだ。


 久米君からのメール。
 「今晩、シカゴロックに東京のブライトブラウンの方が来るそうです。ベースを弾くそうです。時間空いていれば、ジャム参加下さい。」

 「合点承知。」

 これで、また土曜日の朝までコースが決定した。


 その前に土曜日は、朝から予定がある。

 まずは朝から、我が息子の保育園参観。

 丸5ヶ月になった息子。親バカをブログでは、極力隠したいと思いつつも、やっぱり我が子の成長ぶりを毎日見ることは、日常の中で隠し様もなく最大の感心事である。

 0歳児保育クラスは、息子と同じ月(2週間ほどお姉ちゃん)生まれの赤ちゃんとの二人クラス。若い保母さんとのマンツーマン。

 保育所の雰囲気自体がボクにとっては初体験で、少し緊張しながら、必死でカメラとビデオを取っ替え引っ替え記録する。

 ジュニア

 泣かずに楽しそうに音楽を聴き、お遊びをする息子に泣き笑いする。

 
 そのまま息子を預け、なぜか家人とカラオケボックスへ直行。
 育児放棄という訳ではございません。

 家人が、拠ん所ない事情で歌の練習をするためのお付き合い。

 課題曲を1時間半家人はリピートするが、ボクも横でアイスココア等をすすりながら、ボーッと聞いているのは拷問だ。何せ無類のカラオケ好きだからである。

 J-POPとかとは無縁。幼い頃口ずさんだ曲を交互に挿入。

 クリエイションの『ロンリーハート』
 中村雅俊の『時代おくれの恋人達』
 堺正章の『街の灯り』
 井上順の『昨日・今日・明日』
 そして、締めは尾崎紀代彦『また逢う日まで』

 中村雅俊と尾崎紀代彦が、本人出演してくれて俄然盛り上がる。

 「早よ、写メ撮って!」

 中村雅俊2中村雅俊

 また逢う日まで

 来週末も行くらしい。次はどんなアラフォーソングを選ぼうか・・・?


 そうこうして、シカゴロックへ向かう時間。

 カーステレオからマジックスリムのライブ。もちろん大音量にする。行き慣れた夜更け道を滑走するには、スリムは、最適なのだ!高揚したまま、駐車場に滑り込む。

 この夜は、ライブがブッキングされていないらしく、カウンターではSマスターが珍しくお客の接待をしている。その光景だけでも新鮮だったが、客層がまたいつもと違っている。

 常連さんに混じって外国人が数名。

 ジャム参加者は極端に少なかった。その中に久米君のメール通り紅一点ベーシストを見つけて、挨拶。

 ちなみに東京中野にあるブルースバー、ブライトブラウンはネットで知り合い交流のあるブルース好きが集まる場所だ。
 小生は、一度も伺った経験は無いけれど、仲間が何度かお世話になって、お店のブルースに対する愛情ある雰囲気も伝え聞いている。


 お客さんの方が多いという深夜のジャムも久し振りな気がする。バーとしてはこれが健全な姿なのだろう。

 さっきまで爆音で鳴らしていたスリムの残響も重なり、ドラムセットのセッティングをいつもと変えてみたりした。
 それを見越した様に久米君がマジック・スリムの18番ナンバーを弾き始めた。

 東京で、「シカゴロックのジャムに行く」と言ったら、

 「あそこは、監獄みたいだから、心づもりしていくように」
 と送り出されたらしいベーシスト女史。久米君とは東京でスタジオまで入ったそうで、ルリー・ベルのインストなんかも難なく合わせることが出来た。


 さて、国際色豊かな客席とカタコト英語で休憩時間に雑談。

 最前列に陣取っている二人組の男性に声を掛けてみる。

 「ドイツから仕事で来ている」
 「YAMAHAのドラムセットは、ヨーロッパじゃ有名だよ」
 「レッド・ツェッペリンは出来ないの?」

 などなどと水でも飲む様にさすがドイツ人、生ビールを喉に流し込んみつつ、ジャムを見つめてくれた。

 カウンターには、韓国から来たという女性が、
 「ヘ〜〜〜イ!ジミ・ヘンドリックス〜〜!」と掛け声。お連れは、「ピンク・フロイドが好き!」なんて言うが、全て丁重にお断りした。

 「当方、ブルースしか出来ません、あしからず」

 シカゴロック
 これも何かの縁でしょうと、お馴染み記念撮影。

 午前2時お開き。
 思いつきでセッティングしたシンバル位置。何度か空振りを目撃されて笑われる。却下かな?



 いつしか降り出していた雨にしばし、残った4人恒例の雨宿り雑談。

 ベーシスト女史から東京のブルース事情等聞く。大阪も同様の事情を抱えていて興味深い。


 『監獄』の感想は怖くて深くは聞かなかった。

 ちなみにその表現は、バーの構造的な事を指しているのだと解釈しております。そんな恐ろしいジャムセッションではゴザイマセンので、是非参加お持ちしております。

 ギターの久米君がホスト。

 土曜日通常ライブがある夜は、ライブ後の23時頃からスタート。
 終了時間は成り行きですが午前2時頃(帰りの足の保証はございません。ちなみにシカゴロック近く繁昌亭の前に午後10時以降1時間100円のコインパーキングがあります)。


 一夜明けて、ふと昨夜のことを思い返してちょっと後悔。

 あのドイツ人になぜドイツ語で声を掛けなかったのか?小生、大学でドイツ語を第二外国語に選択していたっけ?

 「グーテン・ターク」と数字ぐらいしか憶えてないけど・・・。

 何せ、辞書の引き方すら分からないまま、単位を落として中退した身ゆえ。

 トホホ。

 

| ブルース・エトセトラ | 00:08 | comments(6) | - | pookmark |
何年ぶりかのロックウッドを聴いて。
JUGEMテーマ:音楽


 なぜ、いつもと違うこんな早朝からブログを書いているかといえば(マッドハープ氏のブログは、逆にこんな早朝が更新時間なようですが)、端的に言えば今日が休みという心のゆるみであります。

 ボクの帰宅後の家事役割は、現在たったふたつ。

 「息子の風呂入れ」と「食器洗い」

 
 昨夜は、この息子の風呂入れ当番が免除された。自分の剃髪を先に風呂場で済ませた為、風呂入れのタイミングがズレてしまった。

 残されたのは食器洗いだけだった訳だが、書いた通り、すっかりゆるんだ休日気分にさらに拍車を掛けるのは、深夜のテレビである。
 『探偵ナイトスクープ!』で久し振りに笑ったあと、BSの経済ニュースを観ていたら、瞼の重みがどうしようもなくなり、そのまま座椅子に突っ伏した。

 家人の声が、意図していることとは正反対に子守唄の様に遠くで聞こえる。
 息子は寝息を立て始め、ベッドで寝付いているらしい。

 「寝たら、あかん、寝たら、あかん」

 脳の一部がそう語りかけてくるが、居眠りの快感は、そんな自制心を凌駕して襲って来ていた。


 結果、先ほど午前5時に、目が覚めた次第。

 なんとなく罪の意識にかられて、台所を家族を起こさぬ様にこっそり片付ける。



 さて、早朝寝起きのパソコンの前・・・。

 前夜書き損じていたネタを思い起こそうとするが、はて?はっきりしない。

 ともかくロバート・ジュニア・ロックウッドのアルバムを貼っておく。
 『The Baddest New Guitar』

 ロックウッドの50年代の録音。
 この事について少し考えていたはずだった・・・。

 帰路の車中、Otis Clayからこのアルバムに取っ替えた。何年ぶりかに聴く気がする。

 ロックウッド

 20年前、ブルースに足を突っ込んだ小生らにとって、この『ロックウッド』は呪文の様な響きがあった。呪文はやがて呪縛に変わり、ブルース・ギタリストにとって、ロックウッドは必須条件、必ず通らざるべき道だった。

 74年に第1回ブルースフェスティバルに出演し、日本に一躍名を轟かせ、ブルースブームを巻き起こしたというロックウッドの魔力は、その後のブルースファンの間で根強く浸透し、それを知らない小生らにもずっしりとのしかかってきた。
 ギタリストに限らず、「エイシズ」に代表されるロックウッドサウンドはバック陣にも課せられた。

 ロックウッドとエイシズを語らずして、Chicago Bluesを語らず。

 しかし、ブルース初心者は、このロックウッドは途方も無く高い壁であることにすぐに気が付く。当たり前だが、こんなブルースが一石二鳥に身に付くはずもない。

 待っているのは、挫折の文字だ。

 
 久し振りに聴いたこのサニーランドスリム、ムーディー・ジョーンズらと残したロックウッドの音は、スイングし、時にずっしりと重い。

 やはりあらためて驚異的であった。


 ブルースの巨人は、枚挙にいとまは無いが、90歳まで現役を貫いたロックウッドをもう一度尻尾を巻いて逃げてしまった自分の中で再評価・再挑戦を試みる必要がありそうである。

 

 
 余談。
 このあと、息子の保育園初めての参観日。ちょうど5ヶ月。

 なんでも「おおきなかぶ」のかぶ役らしい。

 この絵本を知らない小生。
 昨夜家人から少しストーリーをレクチャーされて、

 先ほどからカメラとビデオの充電を開始。

 「うんとこしょ、どっこいしょ」とかいうのをやるらしい・・・。
 
 

 

 
| TAKAGIMANの目からウロコ | 05:51 | comments(0) | - | pookmark |
花とおじさん。
JUGEMテーマ:日記・一般


 今夜、お通夜に参列しお焼香をあげて帰宅した。

 肉親や近しい人ではない。仕事関係の仕入れ先の「おやっさん」が亡くなった。

 毎朝8時前に出勤する際、早起きでゴルフ好きのおやっさんは、何本かのクラブを片手に近くの公園で素振りをした帰りに出くわす。
 目が合えば、「お〜、やっとるかぁ」「仕事まわせよぉ」と威勢よく朝の挨拶を交わす。

 70歳を過ぎても、現役で、決して景気は良くないはずなのに高級車を乗り回していた。

 おやっさんは、4軒隣で小さな下請け業を営んでいる。

 来る日も来る日も、月曜日から土曜日まで、単調な同じ作業の繰り返し。この業界では、最末端と言っていい儲けの少ない仕事だ。
 投函される請求書が5千円ほどという月もザラである。

 昨日の朝、おやっさんの店先の様子がおかしいことに気づき、訪ねたら、

 「今朝方、おやじ、亡くなりましてん。」

 ボクとほぼ同年代で、家業を継いでいる息子さんに告げられ、言葉を失い暫く絶句した。


 『生』と『死』はいつでも誰でも背中合わせにある。

 後者に直面したとき、自分の『生』を考える。


 おやっさんの75年の生涯を今日一日考えながら、ハンドルを握った。

 ボクは今の職場に根を下ろして、ようやく12年経った。

 おやっさんは、あの単調な仕事を何十年やってきたのだろう?

 世の中の人の大多数はそうして、一日の食い扶持を稼ぎ、一生を全うするのだろう。
 ボクだってきっとその一人だ。

 もう明日の朝から、おやっさんとすれ違うこともない。

 そぼ降る雨の中、読経が流れる間、『死』があまりにも呆気ない事に言いようも無い感情を抑えていた。焼香台の向こうにぼんやりと見えるおやっさんに2度手を合わせた。


 20代から30代に入った頃にこんな感覚や感情に陥ったことはない。

 それこそ、「好きなことして、ポックリあの世へおさらばよ!」ってなもんだった。


 ところが、徐々にではあるが、心境は変化しつつある。

 「綺麗なものは、綺麗と言おう。」
 「美味しいものは、旨いと叫ぼう。」
 「感動したら、涙を流そう。」
 「間違っていることがあったなら、断固抗議をしよう。」
 「人に優しくされれば、感謝をしよう。」
 

 言うは易き、実践しているかは甚だ疑問ではある。
 けれども『生』がもしも誰かが言う様な天から授かったものだとするならば、ボクに与えられた生涯を少しでも形あるものとして残し、いずれ必ず受け入れなければならない『死』を堂々と迎えてみたい。


 先日の晴れた休日。

 近くの公園で満開に咲いたシャクヤクの花を観賞した。

 丹誠込めて育てられた大きな花びらに顔を寄せ少し香りを感じ、カメラのフレームに何枚も収めた。

 

 

 


 幸い、こんなボクも家庭を持ち、家族が出来、気の合う仲間が居る。

 彼らは、ボクにとっての土であり、肥やしであり、水であり、太陽でもある。

 

 いつの日か、このシャクヤクの様な莟をいっぱいに広げてみたい。


 
 ・・・

 今夜はちょっと感傷的な日記になりました。

 「思ったことは、素直に語ろう。」

 これもひとつ付け加えておきたい。
 
 

 
| TAKAGIMANの四方山な話 | 23:51 | comments(2) | - | pookmark |
張り切り過ぎて『マツコ・デラックス』になりました。後編
JUGEMテーマ:音楽


 引き続き、金曜日、土曜日と張り切り過ぎた小生の顛末を書こう。


 土曜日は、アイパー大西&The Seeds of Reedのライブ。

 場所は、前夜のジャムと同じシカゴロック

 面倒くさいので、前夜からドラムセット類をそのままにして帰っていた。

 ジャムとライブがごっちゃにならないようにしたいと常日頃から考えている。

 バンドには、バンドにしか出せない音作りが、やはり必要だ。それが無いのなら、名乗る必要などいらない。


 アイパー大西にとっては、ハーモニカをくわえて20年近く、初めて自分の名前を冠に名乗ることになった訳だから、まだバンドは彼のやりたい音を探る作業の真っ最中と言っていい。

 彼は他のハーモニカ吹きと違って、機材等に特別なこだわりを感じたことが無い。善し悪しは別にして、バンドマンとしての気風が染み付いていると勝手に思い込んでいる。常に直球勝負だから、後ろでやっていて気持ちがいい。


 アイパーリハーサル
 この日のライブは、仕事の都合で満足なリハーサル打ち合わせが少ししか出来ず、新曲の不安も抱えたまま時間が来た。(3曲程のリハーサルの模様)


 珍しく深夜組メンバーの何人かも観戦に来てくれ、いつもの常連さんを前にアイパー大西のハーモニカを後ろの4人でなんとか2ステージ支えた。

 アイパー
 伊勢から作業着のまま高速をすっ飛ばして来たが、作業着のままじゃお客さんに失礼やと、シャツに着替えたアイパー。


 エガミ
 いつもは明里師匠の後ろに隠れている、江上君もアピール。

 Special Agents時代のベーシストの面影はもはや無くなりつつある。



 マッドハープとユウゾウのギター飛び入りも有り、予定曲を変更。
 明里&加藤

 ユウゾウ

 次回ライブは、京都『拾得』にて。

 数年前のエイジェンツの時と同じく、京都のハーピスト、大野木氏からの計らい。

 8月7日土曜日
 
 19時スタート

 チャージ1,500円(飲食別)

 競演:大野木一彦ブルースバンド


 Coffe house 拾得(じっとく)ホームページ


 ライブ後、前日のジャムとは違う深夜の格闘技ジャムセッションにもちろん突入。

 ドラマー参加者無しのため、当然ボクの役回り。

 ライブを併せたら5時間ほど気持ちよくお腹いっぱい叩きました。


 チヒロ君が「昔みたいに、こんなあと朝まで打ち上げコースが懐かしいなぁ。行きたいなぁ」と言い残して、帰って行きました。確かにその気持ち分かる、分かる。

 所帯を持つと何かと制限が出来るもんですが、ライブ後の打ち上げで、お互いの考えを理解し、ぶつけ合うということも大いに音楽に跳ね返って来たりするもんですから。


 最近恒例深夜のジャム参加者揃っての記念撮影パチリ。

 集合写真



 さて、前夜潰れたボクの声は、ハウリン・ウルフの様なら嬉しかったのに、

 残念なことに「マツコ・デラックス」の様な気持ち悪いオネエ声になっているらしい。


 「仕方ないやろ」と叫ぶとまた声がひっくり返って、周りが笑う。


 今朝は朝から、イソジンでうがいをした。喉のイガラッポさと時々ひっくり返るのは、治らない。

 「オレ、こんな声になってたん?」
 『さんまのまんま』マツコ・デラックス出演動画より。

 



 お口直しと言ってはなんですが、某氏がまたまた涙ものの動画をアップされておられた。兄弟愛にホッコリします。

 

 アイパー大西が、20代の頃の2ヶ月余りのシカゴ滞在時、ずっとくっついて回って影響されたスティーブ・ベル(キャリーベルの息子、ルリーの弟)14歳の映像。

 しかもスティーブのみならず、ルリーが弟達のタクトを取って、ドラムスはボクの大好きなジェイムズ・ベルがまだ11歳、ボーカルを務めるのは、後にベースを弾く弱冠9歳のタイソン。

 ベル兄弟盤発売なんか、夢ですね。
 

 
| ライブ始末記 | 01:15 | comments(6) | - | pookmark |
張り切り過ぎて『マツコ・デラックス』になりました。
JUGEMテーマ:音楽



 昨夜のライブ後の会話・・・。

 「マツコ・デラックスみたいになってるじゃないですかぁ!」

 仲間の誰かが言ったこのひと言で、みんな笑い転げています。

 もちろん誤解の無きよう、容姿のことではなく、『声』ですよ、声。

 理由は、前夜金曜日からスタートした、
 『ChicagoRock Friday Night Blues Jam』
 にて、初めてのホスト役を務めて、張り切り過ぎたことがどうやら原因のようです。


 今夜の日記は、そのジャムと昨夜のアイパー大西&The Seeds Of Reedのライブの顛末を綴ります。

 懐かしい再会あり、仕事帰りに遠路参加してくれた人もあり、もちろん常日頃からの仲間達も集い、不安だった第1回目の金曜ジャムは、予想外の大賑わいでした。

 参加者の皆様、まずは心より感謝致します。


 小生も、仕事を終えて、スーツ姿のままシカゴロックに到着。

 バーテンのI山君と、しばし談笑。

 二人とも一致して、「ほんまに人来るんかな〜?」8時のスタートまでそうして過ごしていると、まずギターを担いでお一人入店。

 名簿用紙に記名をする横顔と書かれた名前を見て、ハッとした。

 『歌屋BOOTIE』というアコースティックブルースユニットで以前活躍していた人。

 「2日前に大阪に舞い戻ってきましてねぇ。」

 「今日から新しくジャムなんですよ。」

 こういう偶然の来店に、何だか幸先が良い。

 8時が迫って来て、どうにも手持ちぶさく、階段を登ったり降りたり・・・。典型的なA型長男心配性なのだ。

 8時過ぎの時点、ちょうどバンド形式で演奏は出来る頭数が揃ったところで、とにかくジャムをスタートさせる。

 2曲程進めるうちに、ドラムの陰から店内が徐々に賑やかしくなっていることに気づく。
 「来てくれましたか!」という人達に順番に握手を求めた。嬉しい。

 名簿用紙に増えていく名前を何度も確認しながら、ホスト役に徹する。過去、結婚披露宴などの司会を何度も頼まれては引き受けてきた経験はあるが、ジャムのホストとは似て非なる。

 参加者の人達がそれぞれまんべんなく、演奏を楽しんでもらう工夫は、思った以上の大変さだ。

 ジャム中盤には、狭い店内が満員御礼状態となっていた。

 ギターが9人、ハーモニカが2人、ベース4人、ドラムス5人、そしてヴォーカル1人の計21人が、実際の演奏参加者。上は50代から下は17歳の高校生、女性二人の参加もあった。ここにお連れの人達も加えれば、おおよそ30人は集まった計算になる。

 7時過ぎの誰もいない店内でバーテンS君とアルバート・キングを呑気に聴いていたことが嘘の様に、バーテンとホスト役にてんてこ舞い。

 そんな嬉しい悲鳴に、初ホスト役に張り切らない訳がない。

 午後11時ちょうど、お開きの合図の頃には、そんな大声を張り上げたつもりも無いのにボクの喉は、潰れていました。

 Iバーテンの写メとボクのカメラで手分けして撮影したこの夜のジャムの雰囲気を少し切り取って、貼付けておきましょう。

 friday jam06
 初対面でも、キーとテンポひとつで、通じ合うところがブルースジャムの良さであり、難しさでもあります。
 きっと、このフレームに収められた面々も初対面だったかもしれませんね?

  
 friday jam02
 シカゴロック恒例深夜のジャムには、なかなか来たくても来れないとおっしゃる方々も多々おられた。


 friday jam05
 店内風景は、和やかです。
 合間の会話もジャムには楽しいひとときでもあるでしょう。

 皆さん、美味しいお酒になりましたか?


 friday jam04
 一般的にブルースといえば、何故だか親父臭さを連想させますが、女性も高校生も同じ土俵で勝負!


 friday jam03
 深夜の常連勢も予想を覆す集まりに、ボルテージも自然に上がっている気もする。


 friday jam01
 真面目に名簿と睨めっこして、次のセットを思案する小生チラリフレームイン。

 ちょっとカッコ悪・・・。


 T&T
 キャラのかぶるツーショット。
 実に10数年ぶりの再会だ。
 右の武田君は、バンバンバサールのドラマーとして全国を飛び回った時期もあり、今もセッションドラマー兼知る人ぞ知る釣り師の顔を持つ。
 お互いより一層デップリ出たお腹をぶつけ合って何度もハグした。
 当時からずっと使っている小生のボロスネアをめざとく見つけられて記念撮影。


 
 終了後、労いの言葉をたくさん掛けてもらった。帰宅後にご丁寧にメールを送信してくれた方、Mixiの日記にしたためてくれた方もあったが、
 それは立場が反対だ。小生からこの夜のひとりひとりに、感謝の言葉をもっと多く掛ける掛けるべきだった。


 あらためまして、21人の皆さん、お連れで盛り上げて下さった皆さん、有り難うございました!

 こんな風に書いてしまうと、1回ポッキリのジャムの様な感じがしますね?

 いやいや、6月は11日、7月は16日どちらも金曜日。またお会い出来ること、そして、新しい人との出逢いを願っております。


 
 マツコ・デラックス化の一件は、次の日記にて。


 
| ライブ始末記 | 23:14 | comments(5) | - | pookmark |
明晩はジャムセッション、明後日はライブで御座います。
JUGEMテーマ:音楽


 傍目とは違い、子育てというもの、予想以上に大変なことであり、喜びはそれを上回るものでもあることを実感する毎日です。

 週末もライブやジャムセッションに時間をさくどころではないというのが本音とも言えますが、そこは家人の理解を得て、目をつぶって快く送り出してもらっております。


 今週は、事もあろうに週末の明日金曜日と翌土曜日連チャンで育児放棄させてもらいます。


 週末の根城にして何年になるでしょう。

 南森町の天神橋筋商店街から一本路地に入った、天満宮の裏、今は関西落語の定席として連日お客さんが詰めかける繁昌亭もすぐ近くにある、
 
 ブルース&サザンソウル・バー、シカゴロック
 http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/

 2度も死にかけた不死身の還暦マスターが、自宅にレコードを置くスペースが無いからという理由(真偽は定かでははありません)で営んでいる小さなバー。

 プロミュージシャンもボクらの様なアマチュアも入り乱れて、何でもありの姿勢です。

 ちなみに、過去には来日したジミー・ドーキンスやボニー・リー、ココ・テイラーバンド御一行、ルリー・ベルやエディー・テイラーJr.も一杯ひっかけて、ジャムって帰りました。

 lurrie bell
 eddie taylor jr

 
 これまでのブルース・ジャムセッションは、週末土曜日のライブ後の深夜からスタート、終了未定という形態でやってきました。

 そのため、遠方の人や交通手段に困る人にとっては、不都合なこともあったかもしれません。


 「平日もジャムやりませんか?」と持ちかけたところ、

 「お〜、勝手にやれやぁ」
 
 即決で新しくジャムセッションを企画することになりました。

 土曜深夜のジャムは、ギターの久米君が今後も変わらず仕切り役を続けるということで、今度のジャムのホストは、言い出しっぺの小生TAKAGIMANが、仕切ることとなります。

 題して、
『ChicagoRock Friday Night Blues Jam』と、いささか仰々しく命名。

 第1回が明晩8時よりスタートします。

 ブルースと銘打っていますが、ソウルでもファンクでも問いません。ブラックミュージックを愛する人なら年齢性別国籍問いません。
 ジャムセッションの面白さは、その場に居合わせたメンバー間の即興性にあります。もしも意気投合すれば、「これ、バンドにしてまお!」ってな展開もあるかもしれません。

 

 チャージ1,000円(1ドリンク付き)
 午後8:00〜11時頃まで

 
 お店は7時過ぎからオープンしているはずですが、但しフードメニューが限られていますので、日本一長い天神橋筋商店街を探索してもらってからというのもオツじゃないでしょうか?

 どんな雰囲気になるかは、まったくつかめませんが、是非とも奮ってご参加下さい。
jam
 一目瞭然、目印はこの看板!



 翌15日土曜日は、小生ドラム参加、

 アイパー大西&The Seeds Of Reedのライブです。

 アイパーとフェラーリ

 まだ何度目かのライブですが、今回はバンド名に由来する何曲かアイパー提案のジミー・リード・ナンバーの新曲もあり、逆にもう何百回もやっただやろ?お馴染みのブルースも取り混ぜ、バッドボーイ明里師匠の練り歩きソロもきっと飛び出すでしょう。

 
 
 8月7日には、京都の老舗ライブハウス『拾得』にて、このバンドでは、初めてのライブも入っております。

 こんな感じで、最初から最後までシカゴ・ブルースやります。
 過去の動画ですが参考までに観てもらったら嬉しいです。

 

 
 アイパー

 sonny boy
 
| 最新ライブ・ジャムセッション情報 | 23:12 | comments(0) | - | pookmark |
立ち上がれ!ガンダム。後編
評価:
マハティール モハマド
新潮社
¥ 714
(2003-12)

JUGEMテーマ:漫画/アニメ


 政治や経済、社会福祉に税金。これらには、無頓着ではいられない。

 所帯を持つ身となってからは、いっそう目を背ける訳にはいかなくなった。

 もうじき参議院選挙がある。

 昨年夏の政権交代以降のゴタゴタぶりは、時に目に余るが、我々国民が選択した結果だから、受け入れざるを得ないのか・・・。

 案の定、この混乱に乗じて離合集散の気配が選挙前に慌ただしく行われているらしいが、実感として伝わってこないのは何故だろう?
 
 新聞には、各党の立候補予定者が報道されている。今日は、「ママでも金」の谷亮子の出馬のニュースがあった。彼女、オリンピックを目指していたんではなかったのか?突然、政治意識に目覚めたのだろうか?

 YAWARAちゃんだけではない。中畑清とあの小泉チルドレンでお騒がせした杉村大蔵元議員を新政党「立ち上がれ日本」が擁立するという。

 他にも、体操の池谷幸雄、落語家の桂きん枝、岡崎友紀など芸能人・スポーツ関係者などの名前ばかり。ちなみに民主党と喧嘩別れした前田日明は出馬断念が濃厚とのこと。

 立候補の自由は、全国民に与えられた権利だから、とやかくいちゃもんをつけるつもりもないが、どうにもこうにもシラケてしまうんです。

 彼ら彼女らには、血税が注がれ、日本の舵取りが付託されるはずです。そこには、崇高な「こころざし」が煮えたぎっていなければならない。
 池谷君が、党のロゴをバックにY字バランスをやって、誰が拍手喝采するんでしょうか・・・?

 そんな人達があっさりと結果的に当選してしまうんですからとても不思議です。

 ところで離党した首相の弟は、「平成の龍馬になる!」と啖呵を切ったらしいが、今あの人、何してますか?本当の龍馬なら寝る間も惜しんで我が命も顧みず、日本中を奔走しているはずです。

 これ以上書けば、いちゃもんになってしまうので、昨夜の日記の続き。



 実はもともとガンダムをひらめいたのは、上に出て来た「立ち上がれ日本」という政党が生まれたことです。

 名付け親は、マレーシアの首相マハティールを敬愛する石原都知事が著書から拝借した(芥川賞作家とあろう人が)とも言われているそうですが、それを聞かされたボクが真っ先に浮かんだのがマハティールではなく、ガンダムのテーマソングでした。


 よろしければ昨夜の日記を読み返して頂ければ有り難い。

 もうひとつ本棚から引っぱり出してきたのは、

 これだ!

 

 ワールドスタンプブック

 

 ウルトラマンや仮面ライダー、巨人軍にブルートレインなどシリーズ化されていたカード収集ブックである。

 本屋さんに、中身が分からないカードが何枚か入っているというやつだ。

 いつまでたっても同じものがダブってどうしても全種類揃わない歯痒さを本屋のおっちゃんに訴えていた。
 「詐欺ちゃうん?」

 1番はガンダムのビーム・サーベルから始まり、アムロやブライト。フラウ・ボウやリュウらホワイトベースの乗組員、『赤い彗星』シャアの前線部隊、モビルスーツに、両軍の兵士や名場面と続き、最後の288番は、地味に中立地帯「サイド6」のパトロール隊で終わる。

 結局、途中で力尽きたか、資金を断たれたか、4分の1ほどは歯抜け状態で長らく本棚に眠っていた。

 「親にも殴られた事がなかった」アムロ・レイは、15歳。168センチの日本人だ。

 そのアムロを殴った、若きホワイトベースの指揮官、ブライト・ノアは、19歳。175センチの小柄なイギリス人。


 なるほどなるほど・・・。

 消えかけていた記憶が、ページをめくる毎にぼんやりと蘇ってくる。


 数枚気になった糊付されたカードをそっとめくり、スキャンした。

 マチルダ中尉
 
 マチルダ中尉

 アムロが淡い恋心を抱いた美しき士官。ウッディ大尉と婚約中だったが、戦場に散る。アムロは、マチルダの名前を絶叫した。

 ミハル
 
 ミハル・ラトキエ

 元はジオン軍のスパイだったが、カイとの愛情がホワイトベースのミサイルとともに哀しい最後を迎えてしまう。

 グフ

 ガンプラは、敵のモビルスーツの人気の方が断然高かった。特にこのグフがお気に入りだった。ストーリー上でも操縦するランバ・ラル大尉やハモンとアムロのやり取りが、戦場の複雑さを表現していた。ホワイトベースに特攻し、自爆。恋人ハモンもリュウの特攻で戦場に散る。

 ララァ

 ララァ・スン

 目まぐるしく戦況は変化し、陸戦から水中戦、そして最後は宇宙へ部隊を移して行く。
 『ニュータイプ』という存在が、生まれたのもこの頃。ララァは、シャアが拾い、ジオンのニュータイプ研究機関で働く。アムロと通じ合い、共鳴する。

 アムロ対シャア
 
 最後の決闘

 宿敵シャアとアムロの捨て身の決闘のワンシーン。

 シャアの妹だったセイラの悲痛な叫び。

 「二人が戦うことなんてないのよ!戦争だって二人が戦うことなんて」


 ・・・というわけで、これはいつまでも止まりそうもないので、そろそろ筆を置きます。

 結局、ガンダムはボクにとっては、夢中になった最後のアニメだった気がします。その後も、ガンダムのストーリーは継続したそうですが、全く知りません。


 最後に、冒頭に書いた政党の話に戻して。

 「立ち上がれ日本」は、「立ち上がる日本」とするべきです。
 「れ」と「る」じゃ耳障りが大違いです。

 ガンダムは機械ですが、国民は機械ではありません。

 「そこんとこ、ヨロシク!」


 ここまで付き合ってくれた読者の方おるんかな・・・笑。
 あ〜〜〜スッキリ!

 

 
| TAKAGIMAN/1968 | 01:19 | comments(4) | - | pookmark |

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