1年に2度の敗戦は、堪える・・・。
傷口に塩を塗られる心地。選手達は立ち直れるのか心配の種が増えた。
青いユニフォームは今やオレンジ色よりも天敵となった感あり。お地蔵さんの様にベンチに鎮座している監督もひたすら不気味だ・・・。
今日もキーボードを前に書くか書かぬか迷った末、責任もってタイガース贔屓として、きちんと日記にしよう。
あ、ブルース関係者の皆様、もしも立ち寄ったのならスルーして下さいね。阪神ファンの方は、お付き合い下さい。
試合の経過は述べる必要はないですね?来季の契約更新が微妙な相手4番の乾いた打球音がドームの天井に弧を描く直前、テレビの前で背中に嫌な予感が走ったのは、私だけではなかったんじゃないでしょうか?
マウンドの球児投手の汗がいつもと違って冷や汗に映ったからでしょうか?
1勝2敗ながら、負けはいずれも完封。結果完敗したと認めます。13ゲーム差を追い抜かれた時点で終わりは見えていたのかもしれません。この敗者復活戦も必要なかったとも思ってしまいます。
ともかく、2008年のタイガースの長い半年余りは終わってしまった。これから日本一を争う数試合もほとんど興味を失いつつあります。
このタイミングで辞任を表明した岡田監督には賛否異論はあるでしょう。私は好意的に見る立場を取ります。停滞するチームに対する最後の檄だったと、その潔さを受け入れたいと思います。
外様大名の星野監督があっさりわずか2年で辞任、生え抜きの岡田監督が誕生したことを振り返ってみよう。
空前の星野フィーバーで、18年ぶりのセリーグ制覇という台風の後を引き継いだ当初、「地味だ」とか勝手なファンはたくさんいました。私もそんなひとりだったかもしれません。
案の定初年度は、5割を切って、4位に陥落。また20年胴上げは拝めないのか?そんな不安を一掃する翌年の優勝。その後3年は優勝争いを演じました。強い阪神という夢にまで見た活字もスポーツ紙を踊ることになったのです。
軟弱だったはずの藤川球児を球界を代表するストッパーに抜擢し、JFKの方程式で勝ちを量産、チームの中心には、金本選手を据え、85年や星野の時の様な派手な勝ち方でなく、見ている方にとっては安心出来るチームを完成させた岡田の野球は、前々任者のノムさんは批判したけれど、残した結果が答えだと思います。
地味だと言われた岡田が最後にナインの前で流した大粒の涙をどう理解しようかと、スポーツ紙1面のクシャクシャの顔を朝眺めていました。
悔し涙かもうれし涙かも感謝の涙かも・・・。
(大スポより)
「藤川、オマエが最後で良かったよ」と囁いたといいます。
さて思いはすでに来期です。正式決定ではないものの、真弓新政権の誕生です。85年の不動のトップバッターであり、晩年は初代代打の神様として甲子園を沸かせた記憶もいまだ残っている。年齢を聞いてびっくりするくらいに現役当時と変わらない。中年女性ファンのハートを掴む期待も膨らむ。
近鉄のコーチ時代の打撃論には定評があったというから、監督業もさることながら、伸び悩むファームの若手中堅選手をモノにしてもらいたい。来年以降必ずやってくる、40歳トリオや桧山選手などの死に水も取ることにもなる訳で、後継者育成は差し当たっての急務(悲しいかなめぼしい選手がいないもんだ)。
放っとくと、にわか評論家になってしまうので、今夜はこのへんで筆を置きます。
表題に特別な意味はございません。
おすそ分けにもらった家庭菜園のサツマイモがあんまりにお化けサイズにでかかったので。
今朝のデイリースポーツに包んで持って帰りました。