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BLUES
JUGEMテーマ:音楽



 9月最後の日記は、ブルースでけじめを。

 数日前から、ここに紹介する映像と肉声を何度も再生しております。

 何か、書こうと思案すればするほど、無意味な作業ではないかと思い、他の話題に逃げています。

 少し前、ある場で、近しかった人物にこう迫られた事を思い出しました。

 「お前が、やってるブルースって、一体何やねん??」

 私なりに考えていることで、その場では反論して、話はあれから途切れたままです。

 

 それから数年、今頃になって、彼の投げかけを考えています。

 そこで、この映像を何度も見返します。ブルースのある側面が記録されています。

 


 路上演奏を長く続けていた頃の合間のMCで、立ち止まってくれた方々に、たびたび喋っていた事があります。

 「もしも、こんな音楽がええなぁと、興味を持ってくれた人は、いますぐこの足で、そこのタワーレコードのブルースコーナーに行って下さい。
 ジミーリードでもマディー・ウォータースでもなんでもいいですから、CDを手にして下さい。」

 柔道の石井の言葉のような『屁の突っ張り』ブルースしか私には出来ませんが、ブルースという音楽と文化に誰かが出逢うきっかけになれば、これ以上の喜びはないなぁと思う秋の夜長です。
| ブルース・エトセトラ | 23:54 | comments(0) | - | pookmark |
アラフォー的『王貞治』回顧。脱線編
JUGEMテーマ:日記・一般


 引き続き、王さん勇退というニュースから、脱線して。


 野球カードを発掘したお菓子のカンカンには、その他次々時空を超えたカードの山。

 カード

 駄菓子屋で販売されていたと思われるカード達。野球カードはカルビーのスナックのオマケ。カード集めは、少年達の放課後の日課だった。
 
 きっと、同居のおばあちゃんから小遣いを無心したのだろう。歩いて数歩の駄菓子屋に毎日通った。

 アルバムの中身に、ひとり盛り上がる。

 「これは、ロボット刑事Kやん。ロボットのくせに普段ハンチング帽かぶってんねん」
 「ロボコンやん、ロビンちゃんは島田歌穂やぁ」
 「キングギドラに、ラドン、モスラ。怪獣大戦争や」
 「石森章太郎と永井豪のダイナミックプロ!」
 「なぜか、キカイダーやミクロマン人形なんかのスケルトンが流行っててん」
 「電人ザボーガーや鋼鉄ジーグ、マッハバロンにケッターロボ、超合金も持ってたわ」
 「スーパーカーやん!デトマソパンテーラ、ランボルギーニ・ミウラ、ロータス・ヨーロッパ!」

 はしゃぎ、叫ぶ私。完全に後退現象です。
 

 「うわ〜〜〜!闘え!ドラゴンの倉田保昭や!」

 Gメン75の香港ロケシリーズでの大活躍は、千葉真一の後継者、和製ブルースリーとして、私のヒーローでした。
 闘えドラゴン
 見よ!東京タワーからキック!裏面にはこうある。
 「不知火竜馬」の育ての親であり、カラテの師であり、人生の師である、風吹海山が、シャドウの手で暗殺されたことから決然とシャドウと対決する。
 
 あとはひたすら、カンフーで闘ったんでしょう。
 


 闘えドラゴン
 男らしさは強い事である。

 倉田保昭に肩を組まれているのは、当時香港のカンフースターだと思われる、
 ブルース・リャン。

 確か私もこんな髪型にしてもらったような・・・。
 


 もちろん、ガンダムカードや、ブルートレイン物もザクザク発掘。但し残念ながら、壁中に所狭しと貼付けたピンクレディーカードは残っていなかった・・・・。


 オマケで最後に目に留まった今も活躍する野球人の30年前現役時の勇姿を懐かしんで。

 星野
 男・星野仙一。
 青いユニフォームの記憶も少し遠くなってしまった。


 野村
 サッチーとの不倫騒動で、南海を追放される直前。
 監督であり、4番キャッチャーだった。今もなお球界で勢力を保っているしぶとさには脱帽する。


 真弓
 家人が、唯一食い付いた一枚。

 田淵との交換トレードで、クラウンライター・ライオンズ(翌年、西武に身売り)から阪神に移籍して来た真弓明信のピースサイン。
 ちなみに、同じく一緒にやって来て正捕手となった若菜の同じショットもあり。
 あの85年の歓喜は、まだ数年後の事。




 ・・・とまぁ、王さんの話題はどこへ行ってしまったという結末になりました。

 皆さんも、ちょっと実家の押し入れの奥を探ってみてはいかがでしょうか?忘れていた自分が、見つかるかも知れませんよ?
| TAKAGIMAN/1968 | 22:20 | comments(5) | - | pookmark |
アラフォー的『王貞治』回顧。
JUGEMテーマ:スポーツ


 本日、2本目。お暇な方は一読下さい。


 毎度の事ながらブルースの話題から道が逸れてしまう事をご容赦下さい。

 今年、不惑を迎えた小生。いつかの日記から、今年メディアが必死に盛り上げようとしている『アラウンド・フォーティー』という枠付けに乗っかってやろうと、我が青春回顧録(京都のハーピスト大野木氏から、そう比喩されたので拝借致します。)を時々書いている。

 先頃立ち寄った某コンビニチェーンのディスプレーには『R-45』というコーナーがあった。懐かしい駄菓子などが並んでいるが、そこまで懐古趣味は無いし、品揃えも随分と手抜きに見える。カルミンやグリコくらいでは、到底手は伸びない。

 少し前には、団塊の世代をターゲットにしたキャンペーンがあったと記憶する。お鉢が今度は、「バブル」「新人類」「アッシー・メッシー」「マルキン・マルビ」の世代に回って来たらしいが、どっこいこっちは、購買意欲がもしもあったとしても、そんなところに回せるほど財布に余裕はないのだ。

 
 そんなことはさておき、団塊世代は元より、我々その「アラフォー(こう略すそうな)世代」にとっても、「ついに、この日が来たか」というニュースが流れた。

 王貞治 『勇退』である。
 
 常勝巨人軍いや世界の「サダハル・オー」が球界から去る。

 長嶋さんに続いて、とうとう王さんがユニフオームを脱ぐ。御歳68歳、大病も患い、誰もが惜しみ、ねぎらう気持ちになった。

 世代的に、王さん(しかし、この姓自体が天命を感じる。もし、陳や孫だったらとしたらどうだっただろう?)の記憶は、巨人V9後の晩年の姿だ。話題は、迫り来る世界ホームラン記録一点だった気がする。
 読者の方はご存知の通り、私はタイガース贔屓である。

 しかし如何せん、肉親は巨人ファンで、テレビのスポーツニュースや野球中継は巨人戦がほとんど。おまけに毎朝郵便受けに届く新聞は、「読売」ときたもんだ。日曜朝の茶の間のチャンネルは『ミユキ野球教室』。近所の本屋に並ぶ野球教則本も『川上哲治の打撃』とか(実際、実家の本棚に今も眠っているはず。これでもかという図解入りダウンスイング徹底理論だ。)

 ベーブルースの記録をあっさり抜き去り、いよいよあの756号達成における日本中の喧噪は、小さな私の記憶にも鮮烈である。満員の後楽園のライトスタンドに突き刺さったアーチを両手を上げて見送る王さん。
 後日、産經新聞が配った「王貞治756号達成記念下敷き」を求めて、新聞を変えたという友達もいた。

 そんな事に思いを馳せているうちに、実家のどこかにまだ残っているはずの当時の野球カードを探し始める。

 ありました!お菓子の缶の中に大事にしまっていました。約30年ぶりのご対面です。

 王貞治

 裏表紙に打席に立つ王選手を発見。受ける背中のキャッチャーは、もちろん田淵。

 さて、封印解かれたお菓子の缶はタイムカプセル。アラウンドフォーティーな空気が詰まっておりました。

 一部同世代の皆さんにしか分からない話題に脱線します。

 つづく・・・・。
| TAKAGIMAN/1968 | 20:44 | comments(0) | - | pookmark |
曇り空の国道43号線。
JUGEMテーマ:日記・一般


 お彼岸も終わり、

 おはぎもきっちり食べ、

 マツタケや栗ごはんにはまだありつけていませんが、さて今年はいくつ旬のモノを口に出来るでしょうか。

 『暑さ寒さも彼岸まで。』
 ここ数日前から、朝晩グッと過ごしやすく、昨夜などは、思わず毛布を慌ててかぶって就寝です。頭も体も衣装ケースもまだまだ夏のままです。
 
 夜の時間が昼よりも長い季節にいよいよ突入です。

 

 今日の朝は、早起きです。といっても平日のそれと変わらぬ時刻ではありますが。
 ようやく昼頃むくむくと動き出す習慣がついたここ数年では珍しい。近くの軒下で鳴く鳩のあの嫌な鳴き声も何故か新鮮です。

 前日衝動買いしたシャツで衣替え、身支度を済ませて玄関を飛び出したが、あいにくスッキリとしない空模様。それでもいつもの日曜日より半日も早い始動だ。
 主な目的地を数カ所決めて、国道43号線に抜けてスイスイ走る。途中の信号待ちでは、釜ヶ崎の路上蚤の市を眺める。

 この2月まで居を構えていた駅前もノンストップで通り過ぎる。大阪でも指折りの渋滞コースも日曜の朝はなんとも気持ちの良いドライブコース。
 この調子なら予定よりも早く、最初の目的地に到着となりそうだ。
 
 前夜の激闘(?)の舞台となった甲子園を眺める間もないままほどなく、駐車場係の誘導に従う。

 
 西宮市大谷記念美術館
 
 『イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』

 いろいろあって、何とか最終日に間に合った。

 開館前なら、空いているだろうと早く出たのだが、すでに子供連れ、絵本好きが列を作っているではないですか。
 その間、少し美術館の庭を歩く。柄にもなく季節の花に反応する年頃。
 


 美術どころか、芸術というものとかけ離れた青春を送ったことを今頃後悔するのだ。かたや連れ合いはその道を志す青春を送ってきたらしい。
 いちいち、原画の技法を訊ねる。ひとくちに絵本と言ってもその技法やタッチは様々あって、興味深いものだ。

 


 その後は、43号線沿いの商業施設をくまなく巡っては少しづつ手に持つ袋が増える。帰路の淀川を渡り大阪の灯りが見えた頃には、日は沈みつつあった。

 時計を見れば、今朝飛び起きてから12時間が経っている。
 早起きは三文の徳か否か。
 少しの出費には目をつぶって、衣替えにはちょうど良いタイミングだったかも。
| 旅・街・エトセトラ | 18:29 | comments(0) | - | pookmark |
エイジェンツの音源について。
JUGEMテーマ:音楽


 当ブログ(jugem)の管理者ページには、アクセス解析機能があり、各検索サイトを通じて自分のブログに辿り着いた検索文字がひと目で確認出来る。
 ブルース以外の話題がページを占拠することが日に日に増加したせいか、そちらの検索文字がずらり。

 私自身も「何か調べもの」と思い立った瞬間、パソコンをいじる習慣がめっきりと増えた。というよりほとんどその傾向である。便利な世の中になったものだ。本棚にそのての辞書など日常生活では不要となった。
 ちなみにここ何ヶ月の検索文字を見てみると、笑う。そんなこと書いたっけ?

 「君よ八月に熱くなれ」
 「氷川きよし 歌謡コンサート」
 「アラウンドフォーティー」
 「くさ亀」
 「レインボーマン 動画」
 「ジミー大西」
 「700系」
 「竹内力」・・・などなど。クリックした人、参考になりましたか?


 それでも、数件ブルース関連のキーワードもあって、嬉しい反面、ちょっとビビっているこの頃。そこが世界中と繋がるネット社会の恐さでもあります。
 実際、2年ほど前にこちらの預かり知らぬところで、外国人観光客の手によって、某動画サイトに流布された我々の即席路上演奏の模様が10,000を越えるアクセスをカウントしていることに気づき、あの画像に関係しているメンバーはきっと、穴があったら入りたい気持ちでいるはずです。
 その動画にコメントを寄せている人にふと興味が沸き、確認してみたら、国籍がイタリア、カナダ、トリニダード・トバゴだったりして、なおビックリした次第。


 それはともかく、当方ブログについて、話を戻しましょう。

 近しい人の幾人かには、時々思い出したようにまとめ書きするライブのお知らせを情報源にして、当日足を運んでくれた方々もおられたと聞きます。それは、一番に有り難いことで、私が暇つぶしに書く四方山話などは、本来余計なものだったのです。

 検索文字の中には周辺の「マッドハープ」とか「SILKY SMOOTH BLUES BAND」などもあり、彼らのライブ情報なんかも知り得れば、ここを告知の場所に出来たらなぁと思うのですが、如何せん、その肝心の日程情報が、なかなか耳に入ってこないという根本的な問題があるのです。
 
 「来月の何時何時に何処何処で、ライブやりますから、よろしく〜」
 などの連絡を受ける事はまず無い。よほど集客のプレッシャーを感じる場合のみ遠慮がちにメールがあるくらい。
 そういう事情により、是非とも当ブログのリンク欄をご覧下さい。
 あのマッドハープ加藤氏もブログをやってはります。あの大量のチラシを無差別にばらまいていた、あの加藤さんがまめに更新してはります。ハーモニカマニアにはなかなかオツなこと書いてます。なんでも、とうとう東京進出が年末に決定したというのです!
 
 SILKY〜については、週末、南森町のあのバーのセッションに行けば、九分九厘堪能出来るはずです。ベースの三木君も来月にはシカゴから帰国予定の模様。
 
 他にも、チヒロ君や元エイジェンツでお世話かけたYOSHI水野の近況も知る事が出来ます。

 ちょっとご無沙汰が続いているBOOGIE MACHINEの活動情報が知りたい、個人的にぽっかり心に穴が空いた今日この頃・・・。


 小さい小さいブルース愛好者が辿り着く場として、これからも機能したらいいなぁ、と思っています。

 その為には、情報が全て。どうかご自由にコメント下さいませ。



 最後に、8月にバンドとしての活動を解消したSPECIAL AGENTSですが、メンバーの総意もないまま、残した音源をまとめて、希望者の方に配布すると書きました。
 一部からは、強烈な拒否反応もありますが、リーダー特権を今更ですが発動しまして、形にする作業に入ろうかと決意しました(って、大袈裟なもんじゃないです)。

 とりあえず、「しゃあない、もらったるよ、」という方おられましたら、直接メール頂けたら、編集作業に入ろうと考えています。

 画面プロフィールのTAKAGIMANをクリックしてみて下さい(決してワンクリック詐欺ではありません)。
 そこのプロフィール欄に、小生のアドレスを加えました。そちらにお手数ですが、メッセージ下さい。追って、返信差し上げます。

 音源自体はごくごくプライベートなものですので、そのへん何とぞ出来上がりについては、ご容赦願います。


 エイジェンツ03
 SPECIAL AGENTSの皆さん。
| ブルースバンド・ SPECIAL AGENTS(2008.8.2をもって解消) | 23:56 | comments(0) | - | pookmark |
雨の京都、1イニング8点・・・
JUGEMテーマ:日記・一般


 触れずに置こうと思ったが、男らしくないので、文末に数行ほど書くつもりで始めます。

 台風一過で晴れ晴れ週末からお彼岸かと思いきや、予報通り今朝は雨音で目覚める。予定していた京都行きの為、急いで準備。梅田に一度寄り道。この時点では雨雲も去って日も射した。
 
 数時間後京都を目前に雨。21日は東寺の蚤の市の日だが、この突然の気象変化に観光客は駆け足で門前から逃げ出していた。五山に光る稲光り。とうとうワイパーも効かぬ降り様で、なんとか地下に逃げ込む。
 
 おかげで久し振りの京都徘徊の楽しみもひどい足止めを食った。数カ所の目的地のみを回って、夕刻京都を離れることにした。ロッキン江上邸(元エイジェンツのベーシスト)突発襲撃計画も次回に持ち越しにする。

 雨の市中だけれど、せっかくなので持参したデジカメに納めた。

 秋祭り
 御池烏丸あたりの神社の神輿はずぶ濡れ。さすがに担ぎ手の声も威勢が無い。疲れた濡れた法被の肩が何をか言わんや。


 雨上がり
 近くに落ちたかと思うほどの大きな雷に驚く。しばらくの雨宿り。
 つかの間、幸いにも日が戻った!


 錦市場
 錦市場もこの雨で、日曜の午後にしては、人出も少ない。最近の我が家の財布の紐は固く堅実である。こうした京漬け物も眺めて楽しむ。試食もうかつにはしないように心掛ける。


 に式天満宮
 錦天満宮にて、願掛け。

 「家内安全」



 陽も暮れた帰路も再び雨模様。「鳥目」体質の小生にとって、濡れた路面に反射するヘッドライトは大の苦手だ。そう昔あったコマーシャル『クリンビュー』の世界。

 

 その車中のカーラジオから流れるのは、巨人との天王山第3幕・・・・。

 コンビニに立ち寄って、エンジンをかける。


 ・・・・「一挙、ジャイアンツ、8点〜〜〜」

 『零封』Tシャツまで発売されて、今人気急上昇中の新セットアッパー助っ人(一度夏前には先発ローテション失格、二軍鳴尾浜で整理外国人一歩手前だった)、アッチソンも血祭りに上げられた!

 即、チャンネルを変えたのは言うまでもない。

 さて、まさか(いや、どこかで予想していた気もする)3連敗。

 小生のみならず、全国のトラキチ達が今夜はカンカンガクガクと評論家になっていることでしょう。

 ここは好意的に考えて、宿敵ジャイアンツとこうして終盤まで優勝を争う展開になっているのは、何年ぶりになるのでしょうか?30年以上さかのぼるはずです。吉田義男監督と長嶋茂雄第一次政権当時の事ですよ!
 巨人のクリーンアップは、張本・王・柳田時代。我がタイガースは、田淵・ブリーデン・ラインバック・掛布時代です。小林繁は、まだ巨人の若きエースになる頃です(くしくも、小林の背番号19を受け継ぐのは、今夜の先発上原。)楽しもうじゃありませんか!!


 ・・・・などと、楽観視出来る度量など、全国の阪神ファンには無いでしょう。

 かくある私も同じです。明日のデイリーの一面を見るのが恐いです。空砲ソロホームラン2発の金本は何とコメントするのでしょうか・・・。

 岡田カントク、関本3番、今岡7番あたりでしばらく手打ちにしませんか?
| 我が心の阪神タイガース | 23:18 | comments(0) | - | pookmark |
そして台風は来なかった。
JUGEMテーマ:日記・一般


 肩すかし・・・。
 言葉の使い方としては不謹慎ですね。

 数日前から進路予想通りにやって来るはずだった台風だったが、ここ大阪では昼前に小雨とやや風を感じるくらいで、勢いよく流れる頭上の雲は、夕方には去っていった。
 最悪を想定して仕事の段取りをした一日だったが、日除けがいるほどの眩しい夕陽まで帰り際には雲の隙間から顔を出す始末。
 被害を受けた地域が少ないことを切に願う。

 明日は台風一過で、この分なら晴天だろう。一気に秋の装いかも?

 それにしても肩すかしな事が多いこと。(ちなみに肩すかしとは、相撲の決まり手のひとつである。これを頻繁に使う力士はあまり褒められない。図のように相手の力を利用する消極的に見える技である。)
 肩すかし


 もはや、偽装だとかねつ造だとか騒ぐことにも疲れてしまった今回の汚染米。
 マスコミがヒステリックに報道するが、与えられたものを消費するしかない下々で暮らす我々の対処法を具体的に教えてくれる人はいません。

 「役人は奉仕の心を忘れ、我が身を守ることしかない」
 「民間なら、こういうことはしない」

 キャスターやタレントコメンテーターは無責任に喋っていますが、そんな単純な構図でしょうか?
 この世の中に我が身をかえりみない、利益に走らない、そんな聖人がいるとしたら、教えて欲しい。
 ボク自身も、いろんな場面で我が身が不利益にならぬ様、保身を積み重ねて生きいるかもしれない。
 

 こんな冷めた気持ちになる今日この頃。
 
 なぜか、宿敵巨人の猛追で天王山対決にも燃えてこない。
 なぜか、イチローの新たな記録達成に万来の拍手を送れない。
 なぜか、エドはるみがテレビに映るとチャンネルを変えてしまう。

 いずれも肩すかしを食らっているようなのです。
 阪神の窮地も、クライマックス・シリーズだかの変なシステムの影響です。
 イチローの場合は、彼の成績は讃辞に値すれど、ここ数年の自軍の成績。彼のヒットは、勝利にほとんど貢献していないことをマスコミもそろそろ指摘する時期です。
 エドはるみは、24時間マラソンを走った姿を見て理由なく直感しました。今は、はるな愛が映るとチャンネルを止める。

 だめ押しは、自民党総裁選です。(だめ押しも相撲用語です。)
 先日、あるFM局で突然自民党のCMが流れました。
 5人の候補者の街頭演説の肉声が短く抜粋されて流れ、最後のナレーションは、
 『自民党、総裁選挙!』と高らかに終わりました。

 ちなみに私は、支持政党というものは持ちませんが、これには少しビックリした。
 私には彼らを総裁に選ぶ権利などありません。
 出来レースで次期総理がほぼ決まりの麻生氏の大邸宅の航空写真を雑誌で知ったあとだけに、興ざめとはこのことだ。
 ちなみに麻生氏の実家福岡の邸宅は、敷地20,000坪(桁間違ってませんよ!)、渋谷一等地の自宅は、1,130坪だとさ!固定資産税払えるというのもまた凄い!
 『下々』とつい口から出るくらいは許そう。 
 
 そういえば、フクダさんは、今何してはるのかな?
 この人の肩すかしは、相当強力でしたね。



 少々の肩すかしを食らったところで、倒れない筋力を育てなければなりません。

 明日の天王山第2戦は邪念を振り払って、勝利を信じよう。
| TAKAGIMANの四方山な話 | 22:08 | comments(0) | - | pookmark |
Moon is full
JUGEMテーマ:音楽


 「今夜は、中秋の名月らしいよ?」
 (数日前の事ですが)

 と、夜半過ぎ表に出てみる。宵の口には雲にかすんでいたお月さんがぽっかりと頭上に輝いている。
 中秋の名月

 「ホントにまん丸やなぁ」

 こういう当たり前の事にいちいち感動するようになったのも、爺臭くなったか、保守的になったのか・・・。
 もっとはっきりと月の凹凸が見たくなって、夜中の公園にカメラ持参で繰り出す。

 肉眼の中のこの輝く月をなんとか撮影出来ないものかと、シャッターを切るが、悲しいかな自前のデジカメではついに捕らえきれなかった。
 中秋の名月2

 昔の人は、この月にお団子を供えて、四季の風情を楽しんだという。今の世の中にそんな余裕などどこにあるのだろう。

 テレビのニュースは、横文字の何とか証券がどうしたこうしたで、世界がひっくり返らんばかりに不安を掻き立てる話ばかり。

 宇宙の営みは、百年、千年、万年・・・只、変わりなく時を刻むのみよ。

 タイガースが3ゲーム差に迫られたって、小沢さんが東京に鞍替えしたって、オグシオがコンビ解消の噂があったって、明日も月は頭上にあるのです。(しかし毒入り焼酎や給食は迷惑だ!)


 ここで強引に、ブルースの話にこじつけを・・・

 月を唄ったブルースを咄嗟に考えてみる。
 真っ先に浮かぶなら、あの月に吠える狼ジャケットだろうが、ひねくれ者のボクは、この一曲を口ずさむ。
 
 MAGIC SLIM&THE TEARDROPS
 『MOON IS FULL』


 ティアドロップス最高の布陣だと個人的に考える時代の一枚。バンドを始めた頃、相当に影響を受けたシャッフル。
 思いあまって、『EARDROPS(イアー・ドロップス)』なんてふざけたバンドを組織した事もあった。この曲も当然試した気がする。

 Magic Slim & the Teardrops
Magic Slim & the Teardrops
Magic Slim & the Teardrops


 ・・・余談。

 連休明けの昨日は、喉の具合と鼻水と微熱に見舞われて、大騒ぎ。
 さんざ騒いだ甲斐あって、こじらすことなく、早々回復。

 夏気分のままの寝方が原因か?

 油断大敵。
| ブルース・エトセトラ | 23:57 | comments(0) | - | pookmark |
追想、サブタレニアンズ。
JUGEMテーマ:音楽


 
 連休モード。勤め人として決まった月給をいただく身分になって、ようやく10年とちょっとが過ぎた。
 20代後半までは浮ついた根無し草の生活。今で言えば、フリーターとか横文字化されて、社会問題としても確立(?)し、企業雇用体系に組み込まれているくらい。

 これが14、5年前、『プータロー』などと、失笑され、軽蔑された。言われたこちらも当然の言葉だと自覚し、不安で、脱出方法を探した。
 小生の世代は空前のバブル景気の真っただ中に位置し、学生の就職活動は超売り手市場で、同級生らは、名の通った企業に内定をもらったなどと風の便りで耳にした。
 ドロップアウトした者の行き場は限られていたのだ。ちょうどその頃に、ブルースと出逢い、バンドを始めた。ドラムを叩いた事もその時が初体験だった。

 プータローと言えども、遊び賃が必要だ。手っ取り早く、日払い労働や期間アルバイトで食いつなぐ。
 ネジ工場の工員、深夜コンビニ店員、観葉植物の配達、倉庫作業各種、バキュームカーでの汚水清掃業、灰皿加工工場、展示場設営などなど。短期長期様々。
 あげくには、ギャンブルで日銭を作ることを覚え、サラリーマンの如く、毎朝出動した。

 もちろんそんな生活も長く続くはずもなく、景気の停滞とともにすってんてんになって、年貢を納めた。一方、バンド活動の方は、身内を集めてのライブから、路上演奏に比重が傾き始めた頃だった。
 アルバムの中に、ちょうどその頃撮影したと思われる写真がある。同じ境遇にいた浮き草仲間。場所は深夜終電後の難波高島屋前だ。
 被写体の登場人物は、揃いも揃って無精髭にヨレヨレTシャツ姿で楽器を抱える4人。
 アイパー大西、ブギマシン氷上、岡部キング、そして小生。掲載したら彼らの名誉を傷つける恐れがあるので、自重しよう。理由は分からないが、無性に楽しかった時期なのだ。

 現在のブログへ移転する以前にも一度取り上げたサブタレニアンズのことを昨日長堀通りを走っていて思い出した。難波の路上演奏とともにその時期の風景にある場所だ。
 過去を追いかけても戻ってこない事は承知の上で、松屋町筋の裏筋に入ってみた。
 この辺りは古い問屋街だが、相変わらずの景気の悪さは顕著だ。心斎橋から西への開発と大きく異なる。人形の街として昔は名高かった松屋町も老舗が次々高層マンションに生まれ変わってしまった。

 サブタレニアンズ2
 演奏後、お客さんらと長々たむろした通り。余りにも変わらないことに寂しさと安堵が交錯。
 当時を知る読者の方もいくらかはいますかね?毎月のライブで毎度顔を合わせた仲間、お客さんの大多数ともここ数年ご無沙汰ですね。元気かな・・・?また会いたいなぁ。


 サブタレニアンズ
 ちょっと不気味な地下への階段も変わらず。今だ閉店以来テナントが入っていないよう。一部感受性の豊かな人からは『出る!見た!』なんて物騒な話もチラホラ。
 私的活用も何かとお世話になったものです。

 サブタレ(長いので皆こう略した)での演奏レベルは率直に言えば、相当稚拙なものだったでしょう。けれど、毎回ブルースにほとんど馴染みのない人が足を運んでくれ(携帯も無い時代に加え、最寄りの松屋町駅すら開通する前で、ずいぶん迷った末に徒歩で集まってくれました)、コミュニケーションが出来た成果はあらためて今一度検証してみたいものです。

 昨夜そんなサブタレニアンズで出逢った男が、名古屋から遊びに来ていると急な報せを受け、いつものシカゴロックへ向う。マッドハープがどこぞのジャムセッションで拉致して来たと記憶する。偶然大阪でライブを終えた江上君らも合流。いつものストイックなセッションで大汗。サブタレとここシカゴロックとを重ね合わせるのは筋違いかもしれないけれど、何となく記憶を辿ってみたのです。
 シカゴロック


 (おまけ。恒例のTAKAGIMANの胃袋)
 なぜ長堀通りを走っていたかと言いますと、これを買う為なのでした。
 堀江のはずれにある、ベーグルのお店。
 ベーグル

 『4TH STREET BAGEL』
 焼きたてが食べられます。大量に購入。今日の朝食。
| ブルース・エトセトラ | 16:28 | comments(2) | - | pookmark |
ざをにしき・・・?
JUGEMテーマ:日記・一般


 更新頻度が低下して、いよいよTAKAGIMANの受け売り情報やボキャブラリーも底をついたか?
 四方山な日常や洪水ニュースに多々感じる事もあるにせよ、私の脳みそレベルの思考回路では、事の核心を鋭くつく能力はありません。とどのつまりその回路を働かせるためには、経験値や知識量などがモノをいうわけです。
 
 そんなここ数日世間を騒がせる話題と言えば、
 「事故米(汚染米)」
 「自民党総裁選挙」
 「ロシア人力士問題」
 「阪神3戦連続サヨナラ勝ち」
 といったところでしょうか?

 事故米については、米を食わなくなった日本が、なぜ海外米を輸入しなければならなくなったのかという疑問が抜け落ちています。政治的に決定したこの食えない米。なるべくしてなった結果ではないでしょうか?
 昨日車中のラジオで自民党総裁候補の討論をしばらく耳にした。上記の問題に関しての話題に触れる候補者は誰もなく、感情移入出来そうな魅力的な人がいないことを確認した。だいたいこの討論に感銘したとしても、我々に投票権は無いのだ。

 私の脳みそが感情移入出来るのは、葛城選手の『ウォーーーー!』であり、今岡選手の復活弾の方だ。


 しかし、ロシア人問題に端を発した大相撲の迷走ぶりは、見過ごすわけにはならない。
 スポーツ観戦(ほぼテレビ主体)好きの私にとって、相撲は特別だった。

 おばあちゃん子ーというか育てられたといった方が当たっているーの私のスポーツ観戦の原点は相撲である。

 ようやく理事長を辞任した北の湖が憎たらしいほど強かったあの時代だ。強い力士が番付を上る構造は今も昔も同じだが、相撲の見方は明らかに違った。
 高度経済成長の時代の『巨人・大鵬・卵焼き』にならって、この時期嫌われ者の代名詞に、
 
 『江川・ピーマン・北の湖』と揶揄されていた。

 土佐犬のような北の湖の風貌と無敵の四つ相撲の形は、判官びいきの相撲ファンの憎しみを独りで買っていた。幼い私もばあちゃんの隣で、先代大関貴乃花を応援し、琴風のがぶり寄りに息をするのも忘れ、千代の富士の上手出し投げに熱狂した記憶だ。

 時が経って、今当時の相撲を思い起こしてみると、確かにマユツバ物の取り組みもあったし、今は厳しく取り締まられる仕切りの際の両手など誰もついていない。「おしん横綱」がニックネームの隆の里なんか、そんな高速仕切りが売りだった気がする。
 私が言うのは、いわゆるやらせや八百長という指摘ではなく、相撲にはそういった予定調和的演出もひっくるめて見る側にも楽しむ遊びや余裕が明らかに存在したと思う。だから特徴のある三役平幕力士にも独自の魅力があって、それぞれに贔屓が生まれたのだ。
 
 キャッキャと喜ぶ私の傍で、明治生まれのばあちゃんは、NHKの取り組み文字を見ながら新聞広告の裏に鉛筆でなにやら書いているのを目撃した。

 ざをにしき

 ミミズの這ったようなひらがなをゆっくり並べた。そう、ばぁちゃんは、字が書けなかったのだ。

 画面で塩をまくその対象の平幕力士。『蔵玉錦』 ざおうにしき、と読むのが正しい。きっとばぁちゃんはアナウンサーの発音を聞いて文字を走らせたのだろう。小さかった私はその時何を思ったのか、それ以来「ざをにしき」はこの先も一生忘れない力士になったのである。そんな相撲取りのしこ名が並んだ紙片が形見として、母親がどこかにしまってある。

 例のラジオ中継から流れてくる政治用語や経済用語の横文字は、遠くから聴こえてくる。

 スポーツもなんとなく遠い気がする。あれほど熱狂した千代の富士がメモを読む姿はもう見たくない。

 
 こんな知識は不要かもしれないが、海の向こうの黒人大統領候補のディスコダンスの格好悪さに笑うぐらいが、下々(以前、オタクに人気があるとかいう候補者某は演説に集まった聴衆にこう呼びかけたらしい)の私たちには、健全だろう。
 
 どこでその候補者が登場するかは探して下さい。
| TAKAGIMANの四方山な話 | 11:46 | comments(0) | - | pookmark |

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