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くいだおれと船場吉兆
JUGEMテーマ:地域/ローカル


 くいだおれ

 今日、『船場吉兆』が廃業した。

 あの「ささやき女将」が想定問答を見ながら、また謝っていた。
 ボク的には、もったいないから使い回す、という商売理念は100%悪だとは思わない。
 
 なんでも、農林水産省の調べでは、年間700万トンが廃棄され、損失額11兆円。
 料理の鉄人の服部先生曰く、日本人が年間に廃棄する食べ残しは 2300万トンとの計算も出ている。
 食品の四分の一余りが捨てられているそうだ。世界で年間900万人の餓死していく人達がいるそうで、日本人の捨てている2300万トンのうちの1200万トンあれば、死んでいかなくて済むとも書いている。

 スーパーやコンビニなどの賞味期限が近くなった食品には見切り品でも誰も手を出さないし、我が家でも賞味期限が切れて半分も使わなかった焼きそばソースや使いそびれちょっとしなびてきたもやしなどは何の躊躇もなくゴミ箱行きの運命だ。
 これが大手のチェーン居酒屋やファミリーレストラン、ファーストフード店など廃棄回転率はどれくらいになるのだろう?
 
 以前ナンバの路上演奏の合間に閉店前の某ハンバーガー最大手のゴミ箱にホームレスの人達の行列が出来ていた事を思い出す。今はその行為すら食の安全の為振る舞われる事すら禁じられたとも聞く。

 しかし、それと今度の船場吉兆の「鮎の焼き直し」とは別物。
 街のスーパーのお惣菜コーナーの茄子やソーセージの天ぷらや庶民的居酒屋の刺身のツマや安い食堂のトンカツのキャベツなどは、こちらも薄々はもしや?と疑う事もあるが、前者はそうはいかない。
 老舗だとか高級だとか厳選だとか、美辞麗句を重ね、0(ゼロ)の数がひとつもふたつも会計では多かっただろう。
 
 勿体無ければ、板場のまかないに再利用すれば何の問題もなかった。世間からは全く逆の反応すら起こったかもしれない。
 私が初めて高校生の時バイトをした寿司屋では、毎日ネタの形にならないマグロの残りや中落ちをどんぶり一杯白飯の上に山盛りにして、まかないに出してくれた。こっそり客が残した海老をつまんだことだってあった気がする。あの時の美味しさって今も忘れられない。


 さて同じ廃業でも一方、くいだおれ
 肝心の本業の食堂自体を惜しむ声は皆無と言ってよく、世間が注目し、心配するのはもっぱら、『くいだおれ太郎』の行く末だ。
 60年近く続いた家業を閉じるというのに明るく振る舞うこちらの女将さんは、テレビやメディア業界から熱いラブコールが殺到しているとか。

 私自身こんな事を書いていながらも実は、この2つのお店を味わったことがなかったりする。
 くいだおれは一度幼い頃食べた事がある様な無い様くらいの記憶だし、吉兆なんて「何処食いに行こ?」「吉兆行こか?」なんて会話が生まれる筈も無い。
 個人的に両店舗が大阪から姿を消そうが消しまいが何ひとつ実害は無い。

 問題は途中書いた全ての日本人が持つ食に関する事情。
 私も、常々家人や母親からこっぴどく叱られる。
 
 「お茶碗にご飯粒残ってる!」
 「お魚の骨にまだ身が付いてる!」
 「残すんやったら、最初から頼みな!」


 ・・・分かっているけど、欲張ったり、面倒くさがったり。

 自戒を込めて。

 「ところで、太朗くん、君の落ち着き先は決まりそうかぁ?」
| TAKAGIMANの四方山な話 | 23:05 | comments(7) | trackbacks(0) | pookmark |
アニキに乾杯!
JUGEMテーマ:スポーツ


 ナンプラーとチリペッパーにレモンをたっぷり搾ったタイ風焼きそばが今夜の夕食。
 糖質カットの発泡酒をグラス一杯。

 画面には延長線突入総力戦のタイガース。

 

 兄貴・金本の火の出るサヨナラヒットで終幕!

 同い年ですが、やっぱりアナタはアニキです!

 これ以上余計な言葉は要らない。

 『乾杯!』

 あら・・・もう一本淡麗グリーンラベル買っておくべきでした。
 
 兄貴
 甲子園

 
| 我が心の阪神タイガース | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
えんやこら〜せ〜、どっこいせぇ〜!パート3
JUGEMテーマ:音楽


 これにて、書き終える予定です。引き続いてお付き合いの皆さんありがとう。

 シカゴロックのジャムの帰り、セルフのガソリンスタンドで給油。
 価格表示は、158円・・・。満タンにするほど財布に余裕はなく、2,000円ポッキリ。この金額でも大阪市内では安い部類。国道沿いのセルフでも先週から軒並み160円越え。首都圏では170円の声も。
 少し前、NHKのドキュメントでアラブ首長国ドバイの異常な街の風景を見た。毎日の様に建設される高層ビルやリゾート施設。右肩上がりの不動産景気。そこに踊る濡れ手に泡の富裕層。資金はだぶついた世界中のオイルマネーによるものだという。
 なんでも、先日米国議会の公聴会で尋問された日本でも著名なメジャー石油企業トップの年間報酬は数十億は下らないという。
 夜中、無機質な自動精算機の液晶ボタンを押すボクの胸の内などこの人達は知る由もないのだろう。

 
 むやみに早起きした日曜日。
 (どうも、昔から日曜日の早起き癖が治らない。なんとも言えない幸せな日曜日の午前中が勿体無いと思ってしまう。と言いながら結局は二度寝するんですが・・・)
 
 
「明日の八尾市民博、行かへんの?」
 シカゴロックのカウンターやPAを仕切る某氏の言葉を思い出す。

 SPECIAL AGENTSでもギターで参加しているヨシ水野率いるBLUEZ-ITが超地元の市民祭で演奏すると聞く。
 http://cake0310.googlepages.com/

 うっかり時計に目をやると、そろそろ出番近く。とはいえ、自転車でものの数分飛ばせば到着するボクにとっても超地元。
 近鉄大阪線八尾駅高架沿いの広場。その名も河内音頭広場!
 八尾市制60年のイベントの一貫だそうな。
 
 阿波踊り
 到着すると、阿波踊りの真っ最中。
 前夜「行かへんの?」と囁いた某氏と通りを挟んで何故か目が合う。
 その他どうやら、仲間の八尾東大阪河内連合が集合したらしい(なぜか、この辺りに固まっている。小生も5年半ぶりに市民復帰)


 八尾
 ローカル!八尾ファミリーロード。

 コロッケ
 商店街のお肉屋さんのコロッケとポテトフライを昼食に。ビールも少々飲む。
 「そこの肉屋やなくて、もひとつ奥にある肉屋のコロッケが美味しいですよ。」と八尾住民から忠告を受ける。

 
 bluez-it
 さてBLUEZ-ITの出番。
 阿波踊りの後に音を出す心境や如何に?
 前夜からほとんど一睡もしていないはずの新ベーシスト、弱冠21歳三木君もすっかり馴染んできましたね。
 「秋にはシカゴに行けます!」と充血した目の奥は輝いて見えた。

 bluez-it2エイジェンツでは見せないヨシのファンキーな一面やジャズ的アプローチも披露するステージは、パイプ椅子のお客さんの腰を見事上げました。


 河内音頭
 八尾と言えば、もちろん河内音頭!
 天童よしみも中村美津子も夏の櫓で熱唱したはずです。

 と言いながら河内生まれの河内育ちにも関わらず、踊れない私。思えば踊るより、配られるお菓子目当てに櫓をハシゴしていた幼い頃でした。


 地元で、日の高い時間に皆と顔を合わせるのは、なんとも不思議な感じでちょっと照れくさい感じ。
 このあとも場所を変えてセッションだという誘いは辞退して、こうしてひたすら、あぁでもないこぅでもないとキーボードカチャカチャ。

 ここまで読んで頂いた皆さん、おつかれさま。

 ふたたび一週間が始まります。良い週末を迎える為に一生懸命働きましょう、そして快食快眠、体調管理。(なんか、マッドハープ加藤氏のブログに影響されたかな?)


 えんやこら〜せ〜、どっこいせぇ〜!
 今夜はこの掛け声とヨシのEARTH,WIND&FIREのリフが就寝後の頭をループしそう。
| 旅・街・エトセトラ | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
えんやこら〜せ〜、どっこいせぇ〜!パート2
JUGEMテーマ:音楽


 10時過ぎ、数時間前に出庫した駐車場にふたたび滑り込む。昼間同様に駐車した車は小生愛車のみ。
 「もしかして、誰も来てへん???」

 昨夜は、ライブの予定が入っておらず、メンツが集まればセッションといういつものアバウト営業。
 堂々路駐のマスターのHONDAを発見。店はやっていました。

 そして地下から漏れるギターのチューニング音。ジャムは始まったようです。手土産に持参したコストコ購入のポテトチップスーパービッグサイズを差し入れ。
 初顔のジャム参加者も数名来られていて、人数はこじんまりですが、いつもの様に点火しました。
 シカゴロック
 二代目セッションホスト(?)は久米君。
 ベースの三木君は雨が降ろうが槍が降ろうがの完全出席。
 「明日、朝からライブちゃうの?」カウンターからの某氏の忠告にも耳を貸さない。


 藪さん
 神出鬼没のハーピスト藪さん。2曲ほど吹きまくって気づけばいずこかへ消えていた。
 なにやらニューバンド結成に動いているという。


 シカゴロック
 午前2時を過ぎてのオーラスはネタ切れのため、無理矢理小生2曲唄わされる。


 シカゴロックのジャムは毎週土曜日、こうして行われています。年齢性別国籍経歴不問。ライブのある日は、終了後およそ11時頃から。無い日は状況によりますが、8時頃から。奮って遊びに来てください。ただし帰りの手段はご自身のご判断にて。
 シカゴロックオフィシャルホームページ
 http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/

 特報!
 この夏からシカゴロッカーズと名乗り、随時不定期メンバーにて某所にライブ出張に出没する計画が進行中だという。

| ブルース・エトセトラ | 21:46 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
えんやこら〜せ〜、どっこいせぇ〜!
JUGEMテーマ:地域/ローカル


 ぐずついた空模様の土曜日、そして一転雨上がりのじめっとした日曜日、狭いエリアをウロウロ徘徊の2日間を過ごした。

 雨の土曜日。平日の晴天が恨めしい。
 昼過ぎ、小雨降る中玄関を出る。浄水器のカートリッジを購入するため尼崎のコストコへ向う。
 途中、遅い昼食を取ろうと南森町に駐車。いつも夜中の風景しかほとんど知らない商店街を端から端まで歩く。
 繁昌亭
 シカゴロックのすぐ隣、大阪唯一の落語定席『天満天神繁昌亭』
 昼興業はさほど賑わいも無く、ひっそり。

 シカゴロック看板
 小雨が止み雲間からの陽射しを浴びる主の居ないシカゴロックの看板が不思議。

 日本一長い天神橋商店街スタート。この辺りは1丁目です。


 家を出る直前に偶然観たテレビコマーシャル『黒烏龍茶』のあんかけチャーハンが食べたくなったので、中華料理屋がないかと歩き出すことに。
 1丁目・・・2丁目・・・5丁目あたりまで通りや筋を入った裏通りを探すも、これといった店に出逢えず、ただ時間を費やし単なる商店街散策でカロリー消費。
 結局、どこでも食べれたモスバーガーをひとまず胃に入れた。
 (どなたか天神橋にお詳しい方、昼のお薦め情報コメント下さい)

 大きくロスタイム!慌てて尼崎を目指す。それを遮るかの突然どしゃ降りの雨。
 
 到着した久し振りのコストコ。土曜の宵の口という時間帯と雨模様のせいで、屋根のある立体駐車場は長蛇の列。
 仕方なく雨避けのない平面駐車場の空きスペースへ。店内の方も渋滞。カート放ったらかしで道を塞ぐ不届きものはたいていがいい歳を重ねた人達。
 「あんたのカートが、この渋滞を招いてるんやで!」と言いたいのをグッとこらえ、空いているゾーンから目当てのゾーンへと迂回を繰り返す。
 今回私の目についた品。
 浮き輪
 大人が何人乗れるだろう、大きな浮き輪?とにかく馬鹿でかい。芋の子洗う日本の海水浴場では間違いなく迷惑だ。

 ポップコーン
 クイジナート社製ポップコーンメーカー初登場!
 そそる出で立ちだが、家庭で年に何度登場するだろうか疑問。カフェなんかにあったら良さげかも。

 我が家目当てのカートリッジは、他店を寄せ付けないほど破格に安い(らしい)!しかも2本サービス。その他諸々もカートに投入、ピザやホットドッグの誘惑から逃れる術もようやく心得たて、素通り。

 すっかり本降りとなって帰路の天王寺付近の渋滞に巻き込まれ、帰宅はすっかり夕方。
 慌てて、夕食準備(ボクは待つだけ)。
 夕食
 昼間、ハンバーガーや油物を食べたためにご覧の通り粗食なり。
 土鍋で炊いたサツマイモと玄米入りお粥
 茹で豚と水菜の炊いたん
 コストコで買った海ぶどうは三杯酢で。


 帰ってきたのもつかの間、再度身支度を済ませ天神橋へ引き返す。

 週に一度の演奏は、疲れるけれど元気の素。疲れ知らずのジャム参加者から遅れをとるわけにゃいかん!
 続くどしゃ降りの中、再発進!

 ワイパーフル回転!「この雨の中、ダレか来てるんやろか?」
 点灯し始めた給油ランプとともに少し気が気でない。

 今日も長い日記です。お暇な方はお付き合いを。
 あ、ちなみにタイトル『えんやこらせ〜』は最後の最後の登場になるはずです。
| 旅・街・エトセトラ | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
お題をつけるほどでもない日記。
JUGEMテーマ:音楽


 「よっぽど、何も無かった一週間やったんやなぁ?」

 朝からYOU TUBEでT−MODEL FORDの映像を観ながら固まる私に家人の声・・・。

 愛読者(というか誤字脱字を見つける校正係とおもろいおもろないの批評家)でもある相方に反論無し。その通り図星。

 昨夜などは、朝から喉がいがらっぽく「これは、風邪がうつったかな?」と。
 相方は今週中風邪と思われる体調不良。それでも栄養剤と抗生物質を服用し、マスク姿で休まず通勤する心意気は労働者の鑑であった。
 方や当の私はといえば、すっかり「風邪ひいたぁ、うつったぁ」モードで「葛根湯無いで〜?」とか、うがい薬をガラガラ、ゴロゴロ。気づけば、クッション占領して突っ伏す。
 今朝目が覚めた時刻は午前4時過ぎなり。風邪と疑った具合も若干喉の調子と頭痛は残るものの(頭痛は変な寝方が原因ともとれる)、予想通りの取り越し苦労。問題解決。

 さて肝心のネタ探しも見つからず、結局こうして他愛も無い話で始まってしまいました。
 一部ごく僅かな古い読者の方から「そんな話でも、楽しんでますよ」みたいな直メールが届いた。この性格だから、そのままそのお言葉受け取りました。
 ネットデビュー後、このブログはもちろん、ミクシィ上でも見ず知らずの方との交流も実現しました。おかげで他者の方の流暢な文章や豊富な知識に溢れた言葉、同業ミュージシャンの活躍など拝見する機会が増えた。便利な時代に感謝すると同時に、言葉が一人歩きする恐さも一方で実感するのであります。
 私が何の気無しに書く言葉が誰かを傷つけてはいないか?必要以上に自分を誇大に表現したりしていないか?
 余りに言葉を選んでしまうと、何も書けなくなる状態にも陥ってしまいそうで日を重ねる度に難しく、思わずその日の食卓や街の景色などの話題に終始し、肝心のブルースの話題から逃げたりするのもその為だ。

 これからも等身大に客観的に書き続けていこう。

 ネタ探しというか、曇り空の中少し街に出てみよう。
 夜は、エイジェンツのライブ予定が来月末まで入っていないので、腕が鈍らぬようジャムにでも出向くつもり。

  これでも聴きながら。
 (そう言えば、岡部キング「もうルーリーは聴かへん!」なんて宣言してましたが、実践してますか???笑)
Cuttin' Heads
Cuttin' Heads
Lurrie Bell

(オマケ)
 SPECIAL AGENTSの今後の予定は以下の通り。
 又、対バンブッキングなどのご要望あれば是非エイジェンツをご指名下さい。


 6月28日(土曜日)
 <場所>南森町シカゴロック
 http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/
 <時間>20:00〜23:00(2ステージ)
 w/TAKAGIMAN'S BLUES DJ
 <チャージ>1,500円
 エイジェンツお久しぶりのシカゴロック出陣。この時分にはそろそろ店内の気温上昇時期かと思われます。水分補給はコマメに。
 小生DJタイムもライブ前、合間、終了後など暇見つけてかけたりします。

 7月20日(日曜日)
 <場所>我孫子 BEAT IN
 http://www.k4.dion.ne.jp/~wheel/
 <時間>19:00 open〜未定
 <チャージ>投げ銭制
 いつもの連中がなぜか全員あびこに集合〜。
 チヒロクインテット、BLUEZ-ITに池田とブギマシンが加わったり、SILKY SMOOTH B.B.も、オルガンも搬入、私どもエイジェンツもお邪魔します。

 8月2日(土曜日)
 <場所>堺市レッド・ハウス・スタジオ
 http://sound.jp/redhouseman/
 <時間>19:00 open〜19:30start
 <チャージ>前売2,000円 当日2,300円(1Drink 付き)
 名古屋から古い昔馴染み池田ヤング(仮称)バンドを招聘。再会ライブとなります。
| TAKAGIMANの四方山な話 | 12:25 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
around 40(アラウンド フォーティー)本編
JUGEMテーマ:日記・一般


 Around 40と前記事に題したものの本文中と全く無関係でした。
 
 これからが本編。

 何曜日かの夜の時間に『Around 40』というドラマがやっている。数年前大阪松竹座での劇団新感線の舞台『阿修羅城の瞳』に客演した天海祐希が主演らしい(目の前の花道にせり上がってきた彼女の美しさにすっかり惚れてしまった。後日高額なチケット代も気にせず再観劇した)。
 もちろん連続ドラマを見る習慣など皆無なので、ストーリーなどは知らない。
 
 どうやら年齢40歳前後の層を指す言葉のようだ。この時代の昭和ブームが到来しているという。

 私自身ずっぽりそのど真ん中の年齢となる。
 第二次ベビーブーム。近所にも学校にもたくさんの子供で溢れていた。実際通っていた小学校は学期の途中で分裂したし、中学校も12クラスだと記憶する。

 産声を上げた頃は、戦後高度成長の残りかすと歪みが社会に露出した頃で、団塊の世代が涙する「三丁目の夕日」のような貧しい中にも一筋の光が・・・みたいな時代とはずいぶん違うようだ。
 ヘドロとスモッグと添加物にまみれた幼少期。一億層中流化の中、両親は共働きの鍵っ子の小学生時代。思春期になる頃には、校内暴力と体罰教育の同居。卒業する頃には今度はバブル景気に突入。そしてバブル崩壊後の不景気。
 その後きちんと就職した者は、今は中間管理職という立場について企業を支えているはずだ。

 少し前から大阪万博の話題やらが持ち上がったりしたこともあったり、YOU TUBE上で懐かしいCMや歌謡曲なんかの画像を開いたりと、子供時代を懐かしむ傾向にあった。
 どこの広告代理店が仕組んだのかは知らないが、新たな購買層に設定されたらしい。ボクもまんまと引っかかる素養がどうやらありそうだ。
 こういった現象を『退行症状』だとか心理学では言うらしい。現状にストレスなど抱えていて、ストレスの無い子供の時代に逃避するのだとか。
 
 普段年齢を自覚するのは、何かの申込書などに満年齢を書く際くらい。
 前記事の京都のライブでは大先輩がバリバリ演奏していると思えば、場所を移したシカゴロックでは、若い勢いに圧倒され、すっかりおっさん扱いになる微妙な年齢でもあります。

 何も予定無し本日日曜日はいつもの公園を散歩。シャクヤク園が満開だと聞き、しばし散策。写真を撮りまくる。
 シャクナゲ3
 シャクナゲ2
 シャクナゲ
 5年あまりほとんど緑に縁が無かったと気づく。そして、花や新緑に心が癒される。
 これもAround 40になった証拠なのかも??

 ちなみに同い年の「around 40」有名人を調べてみた。
 ブル中野(女子プロレスラー)、葉加瀬太郎、林葉直子(将棋指し)、山崎邦正、舞の海、山本圭一(元極楽とんぼ)、佐々木主浩(元マリナーズ)、飯島直子、大沢たかお、新田恵利(おニャン子クラブ)、小川直也(元柔道王プロレスラー)、桑田真澄、金本知憲(鉄人)、菊池桃子、下柳剛(こちらも鉄人)、長島三奈(ミスタージャイアンツの娘)、松下由樹、佐藤弘道(体操のお兄さん)、薬師寺保栄、野茂英雄、マイク・ピアッツァ(大リーガー)、ウィル・スミス(ピンと来ない)、藪恵壹(忘れるな、実は大リーガー)、つんく、矢野輝弘(またまた我らがタイガース鉄人)・・・
 まだまだ同世代頑張ってます!(ない人も一部にいますが)

 ロクシタン
 昨日梅田で買ってもらった香水をおろす。
 ロクシタン。

 この世代にとって最も注意しなければならない加齢臭対策。


 ついでにこの際「around 40」カテゴリーを追加して、退行昭和の話題をシリーズ化してみようかと思いつきました・・・。
 ぜんっぜん、ブルースに関係無いやん!!
| TAKAGIMAN/1968 | 22:56 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
Around 40(アラウンド フォーティー)
JUGEMテーマ:音楽


 「文章が長い」

 と前記事にて自分を戒めてみた。以前から方々より遠回しに指摘され続けていたので、短い言葉で表現出来まいかと・・・。
 そうは言ってみたけれど、あれ以来、パソコンの前に座っても筆が進まぬ症状で数日経過・・・元々必要以上に日常会話でも口数が多いと眉をひそめられる小生。書く事でも余計な語句を並べないとどうにもならないようである。 
 
 舌の根も乾かぬ前言撤回!今後もつらつらとダラダラと思うままを継続です。悪しからず。

 昨夜も深夜までドラムを前に汗をかきました(中には冷や汗も含む)。

 昼仕事上がり。これ以上ない晴天の中、京都を目指す。その前に梅田に寄り道して軽く昼食を取る。
 新しい香水を買う(いや、買ってもらう)。

 伏見藤森・カフェド・ゴスペル。
 京都在住のハーピストBLUE FLAME氏主催のブルースジャムセッション。2度目のお呼びのホストバンド。
 二つ返事のOK後、京都の重鎮ミュージシャン方諸氏との組み合わせだと知り、背中に早くも汗がたらり・・・。二枚ほど着替えのTシャツをカバンに詰めた。

 6時スタート予定なので簡単なリハーサルのみを終え、ジャム参加者が扉を開けるのを待つ。
 ポツポツと集まり始める。中に顔見知りの方を見つけ、たったひとりビビりまくりのナニワ男はやや安心。
 ゴスペル
 参加者以外の食事客などの姿も多く見られ、ちょっと緊張気味の疑似ライブ的なセッション進行となった。
 ゲストの田中晴之氏(ギター&ヴォーカル)、MASA氏(ヴォーカル)のステージ。
 ずいぶん足を引っ張り、ふたたび背中に冷や汗が滲んだけれど楽しく叩かせてもらいました。
 ゴスペル
 受付作業やセット回しの合間にハープ吹いたり唄ったりで大汗のBLUE FLAME氏。お疲れさまでした。
 毎月の第3土曜日ブルースジャムセッションです。ヴォーカルやベースの方重宝されます。


 先日の拾得でのエイジェンツのライブ以来、京都の皆さんとも少しずつご挨拶出来る機会が増えたことはホント嬉しい。まだまだお会いしていないブルース愛好家がいてはります。

 10時過ぎのお開き。隣のコンビニで買ったおむすびを頬張りながら、一路ふたたび大阪へ向け1号線を走る。
 市内に入る1号線沿い大阪天満宮横に次の目的地シカゴロックがある。高槻ジャズストリートで使用したギターアンプを預け直しに向う。深夜ジャムがたけなわの時間帯だから、そのまま帰る訳にはいかないだろう・・・。睡魔に負けた相方を申し訳なく駐車場に残して。

 この夜はマッドハープ加藤率いるパチパチブギーズのライブだったようだ。道ばたで怪しく携帯電話片手のマスターに挨拶。
 「お客さんの入りどないでした?」
 「20数人か入ったぞぉ、珍しくぅ」
 「へ〜、そりゃ良かったですね」
 「その辺のサラリーマンを無理矢理押し込んだからなぁ」
 「ははは・・・やっぱり。」

 別のライブを終えた、ヨシやSILKY SMOOTHのいつものメンバーも顔を揃えていた。

 案の定早速呼ばれ、叩く。ヤブさんの酔いどれハープの轟音が扉を突き抜けて南森町に鳴り響く。
 ヨシ&ブギマシンの長尺インストに必死に食らいつき、股関節がつってこの夜は退散。朝7時過ぎに家を出て帰宅した時計は2時半だった。
| TAKAGIMANの四方山な話 | 19:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
京都カフェド・ゴスペル・ブルースジャムセッション。
JUGEMテーマ:音楽



 ミャンマーのサイクロン被害、中国の大地震、天災に限ってはその国の政治体制など関係なく、惜しみなく援助はして欲しい。
 電話ワンコールで僅かながら参加出来るテレビ各局の支援金システムにでも明日協力しよう。

 さて、近頃小生のブログの実情。翌朝読み返してみると、長い!こりゃぁ、読みづらい。簡潔に言葉をまとめる能力の無さといったら・・・。
 
 今夜も書きたい事がたくさんあるのですが、グッとこらえて
 
 今週末、京都にお邪魔します。
5/17(土曜日)GOSPEL BLUES JAM SESSION
 京都を中心に活躍されているハーピストBLUE FLAME氏主催のジャムセッションのホストバンドにお呼ばれしました。
 BLUE FLAME( harmonica/vocal)AND THE PART TIME LOVERS
 http://d.hatena.ne.jp/BlueFlameBB/
 篠原 裕( guitar) 
 http://www.geocities.jp/shinoguitar/profile.html
 松本靖志 bass(HAL'S BLUES BAND) 
 http://blueskyoto.cool.ne.jp/hals/halsband2.html
 TAKAGIMAN drums(SPECIAL AGENTS)

☆スペシャルゲスト☆

 MASA vocal 
 http://www.geocities.jp/themasa2000/
 田中晴之 guitar/vocal
 http://kyoto.cool.ne.jp/blueskyoto/

 京都の皆様お手柔らかにお願いします。
 地元大阪勢の応援参加あれば嬉しおます〜。

 場所:カフェド・ゴスペル
 http://www.gospel-26.kyoto.walkerplus.com/
 京阪藤森駅下車すぐ。
 18:00スタート at door 1,000YEN(w/1 drink)
| 最新ライブ・ジャムセッション情報 | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
博多っ娘らーめんから加藤汽船ビル。
JUGEMテーマ:音楽


 大阪市港区弁天町。

 実は、2月末まで小生の(すみか)にしておりました。目の前を阪神高速が走り、JR大阪環状線と地下鉄(実際は大阪市内寄り阿波座までは地下、次の九条からは高架になっていますが)中央線とが乗り入れ、キタは梅田、ミナミは難波まで普通の脚力ならば頑張って自転車移動も可能な交通至便な土地です。
 唯一の欠点は緑の少なさとスーパーや商店街などが徒歩圏内に極端に少なかった事。神戸、天王寺を結ぶ43号線と大阪を生駒山から大阪港天保山まで貫く中央大通りの交通量の多さと騒音、空気の悪さ(洗濯竿は一日で真っ黒)。

 昨夜、引っ越し以来その弁天町に向う事になった。5年半、ここでようやく一人前に独立所帯を持った訳です。そりゃ愛着が出来るのも当然と言えば当然です。

 マッドハープ加藤率いるパチパチブギーズのドラマー西野君の代打を依頼されたのでした。
 久し振りに弁天町へ走る。あいにくの雨模様で季節が逆戻りしたような肌寒さ。夕食代わりに行きつけだった博多ラーメン屋『九州博多っ娘ラーメン』の暖簾をくぐる。
 皿うどんと餃子を頼む。ネットでは隠れたラーメン屋でどうやら評判らしい。
 たしかに特別さはないが、あっさり豚骨ラーメンやチャーハン、カリッともっちり餃子は時々恋しくなる庶民の味だ。

 さてライブの場所は、弁天町駅から徒歩10分ほどの弁天埠頭にある加藤汽船ビル内のバー、『吟遊詩人』
 ちなみに弁天埠頭はある年齢以上の大阪人には馴染み深い港ではありませんか?特に四国や九州方面へフェリーを利用した人にとって、弁天町=弁天埠頭でしょう?
 私も母方の田舎が四国高松の為、小さい記憶の中に関西汽船やジャンボフェリーという言葉の響きが残っている。
 10数年前には役目を終えて、南港や神戸にフェリー航路が移った。

 一時代までは賑わっただろう弁天埠頭にその加藤汽船ビルはある。外観はもちろんのこと内部の様相はまさに捨て置かれた廃墟なのだ。
 当時そのままの看板や時刻表、店の残骸、トイレや天井、階段など施設も放置されたまま。
 現在はその廃墟を間借りして、バーやカフェ、フォトスタジオやデザイン事務所、はては実際に居住している人も存在するという。サブカルチャーの匂いがビル全体を包み込んでいて、居心地が良いようでどこか不安な摩訶不思議な空間である。
 吟遊詩人
 サウンドバー『吟遊詩人』はビルの1階にある。店の側面にはここが元うどんと飯屋だったことを物語る看板がぶら下がっているのも味だ。

 
 今回は『世界が踊る日』と銘打ったイベントにパチパチがお呼ばれしたそうで、サーカスをイメージした管楽器によるユニット(Hop hip trampoline schoolのメンバーなどがおられたよう)
 ギター1本演劇的な熱演を繰り広げられたり、西アフリカ直送のアフロビートは加藤汽船のカオス感を増幅する。
 アフリカン
 PesePeseのアフリカンパーカッションと踊り。打楽器が音楽全ての始まりだと感じる。私も一緒にカウント取ろうとするが、取れない・・・未熟者。


 吟遊詩人
 出番は4組の最後。約3時間を待つパチパチ3人。
 マッドハープ加藤、栄チヒロ、永惠太朗。
 会話は釣りの話。(天気が良ければ弁天埠頭に流れ込む安治川での釣りを画策していたらしいチヒロ君。店の人に「釣れても喰えませんよ!猫に喰わしたら調子悪なりましたし、変な色の汁が出てました。」と忠告を受け本気で残念がる。釣りは喰う事が絶対条件だと力説。)

 吟遊詩人
 隣の雑貨とカフェの軒先で暇をつぶす太朗夫妻。画像背景の奥がかろうじて使用可能な男女共用便所。男用便器もひとつしか水が出ないと手書きの説明書付き(ご用心あれ)


 パチパチ
 さて肝心のライブは押しに押して10時を回ってスタート。直前のアフリカンパーカッションの影響か、ドンドコビートにこだわった選曲で場を盛り上げようとするマッドハープ。狭い店内ハープ片手に客席乱入で吹く。
 お客さんがたも一緒に踊る。かくして混沌の中でお開き。

 その演奏風景よろしければ、動画でどうぞ。
 (携帯動画ですから画像も音質も悪しからず)
 
 

 なぜか今もPESEPESEのアフロパーカッションが耳に残っております。
| ライブ始末記 | 17:31 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

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