ご無沙汰しました。
なかなかこちらに手が向かず、丸一週間放ったらかし。遅々として進まない引っ越しの身支度も大詰め。
もしかしたらこの更新をもって、新しいネット環境が整うまでしばらく休眠の予感もあります。
さて休んでいる間、我が家では恒例のバレンタインチョコ作りの突貫工事が繰り広げられたり、東京からブルース・ジャンキーズをシカゴロックに拉致など、普段なら速報でお伝えするべき出来事が溜まっております。従ってまとめてお付き合いの程。
まずは、
チョコ。
フォンダンショコラというそうな。(何やら恥ずかしい形ですが、そこはどうか目をつぶってやって下さい。)
ひとつ前の記事で登場した伊予かんのマーマレードが中に隠れております。レンジで数秒チンすれば、中身は半生チョコレート。
さて、そのチョコを20個ほど小分けにし、土曜日家を出る。
東のシカゴロック・・・と勝手に想像する中野のライブハウス『ブライトブラウン』にとぐろを巻く
『ブルース・ジャンキーズ』の面々が、そのシカゴロックに登場するというので、急ぎ向かう。
偶然なのか、故意なのか?手厚く迎えるはずの大阪勢の面々のほとんどが、同時間他店にてライブブッキング。東京勢にとって過酷な試練を用意したものだ・・・。
小生もなんとか、2ステージ目の途中から合流。カウンターにはずらりと普段余り見ない黒いスーツ組。その最前列には、その昔恐れ多く近寄れなかった某ギタリスト氏の後ろ姿・・・。
演奏は徹頭徹尾ひたすらシカゴ・マナーが続く。ジミー・リード、エディー・テイラー、ジョン・リトルジョンなどなど。
メンバーは、ギター&ヴォーカルに、ヤス飯村氏と加藤毅君。ハーモニカ&ヴォーカル目野君、ベースにピエール長岡氏、ドラムは加々美氏、以上5名。
(このあとのジャムは、エディー・テイラーNIGHTになるなぁ、これは)
3ステージの途中からようやく、他店でのライブを終えた面々が次々合流、ブルースジャンキーズのライブ終了の合図も無いままジャムに突入!
予想通り、エディ・テイラーの応酬。
演奏者以外まるで無視。東京勢も交えて自分の音をどれだけ出せるかの闘い。
ほぼ休憩無しにひと段落したのは、4時過ぎ・・・。
ここからまだひと盛り上がり。ジャムのホスト周平の誕生日を祝ってケーキが登場。シカゴロックお馴染み『箸でケーキ』をつつきながら、お祝いBGMは、BOOGIE MACHINEの弾き語り。ヒューストン・スタックハウスからジミー・ロジャース、ロバート・ナイトホークなどなど一節ずつ笑わせてくれた。
(そのライブやジャムの模様が、PCの方のみ右下小さな画像をクリックしてもらえば、視聴可能です。物好きの方はどうぞご覧あれ。)
追記。
今回演奏してくれたブルース・ジャンキーズとの縁。
正体も分からずこうして足を踏み入れたブログ。
2005年の夏のこと。
偶然このブログをどこからか発見され、なおかつコメントを書き込んでくれた東京のブルース・ジャンキー、
ギタリスト坂本たつ氏。彼自身もブルースと日々の飲み歩きなどのブログを実にこまめに更新しておられた。
同世代で、これまた偶然に阪神ファンだったり、ジミーリードのファンだったり・・・。
今思えば彼のブログや、コメントから強い刺激を受けて、ここまで私も続けてられたのかもしれない。(文体や取り上げる話題も自然に真似たかも・・・)
彼のバンドとの来阪ライブの約束をブログ上で交わした矢先に突然聞かされた訃報。
土曜日、その約束が少し実現出来た気がした。
ありがとう。
http://takagiman.blog.bai.ne.jp/?eid=13444#comments
彼が最初にコメントをくれたのは、2005年の8月の記事でした。