引き続き、前記事からの続き。お付き合い下さい。
Wettyとのライブを盛況の内に終え、しばし談笑後2号線を南森町へ・・・
もうこのブログに長くお付き合い頂いている方なら、『南森町』の文字を見れば、「あ〜あ〜、またあそこやね・・・」と少しうんざりですかね?(笑)
2時間3時間演奏しても、疲れよりももっと演奏したくなってしまうんですねえ。その日の反省もあるだろうし、脳内麻薬(アドレナリン)が疲労を麻痺させているんでしょう、きっと。
南森町では、Uncle-T.Blues Bandがライブ中のはず。あいにく看板ハーピストのナース那須はこの日も欠席のようですが、普段はベースのRockin'江上がギターに復帰、ベースは20歳の三木君が代打という。
店の扉を開ければ、この風景。
「今、何時??」
「もう0時前・・・」
中からは聞き慣れた子供の声・・・。今週も来ました『りゅうのすけ』。しかも先週に引き続きすっかり意気投合した10歳キーボード君、14歳のドラマー君も一緒。
演奏を終えたUncle〜のギター・ユウゾウに聞けば、半分以上はこの少年ブルースバンドのステージだったと。こりゃ最大の強敵だ。
加えて、別の居酒屋でライブを終えた東京勢まで合流。人も通れず、子供も気にせずモクモクと煙る店内。アドレナリンで麻痺していたはずの疲労を自覚。いつもより早めに帰宅。実は翌日またまたハウリンバーへ舞い戻らなきゃならない。
一夜明けて、再び舞台はハウリンバー。
この日は、ハウリンバー恒例のブルース・ホイホイのメンバーに選ばれた。
「ブルース・ホイホイ?何じゃラホイ」
簡単に要約するなら、対バンのブッキングがない場合の即席バンド。毎週火曜日や第一金曜日のジャムセッションの常連さんをランダムに組み合わせるという次第。
数えて79セット目のメンバーは、ギターに京都から女性ギタリストYU-KAさんをメインに。同じくギターに内海氏、ベースは垣内氏、そして小生。
簡単〜なリハーサルを済ませ、テレビ。そう前日の惨敗を受けて崖っぷちの我がタイガース。画面に映るのはいきなりめった打ちのルーキー先発上園。
「あ、もうええわ」前日に続きショックはない。だいたいペナント3位で日本一を狙うというのも如何なものか?ランキング10何位で世界チャンピオンを狙う亀田次男と一緒だ。
本番。なんと急遽参加が決まったのは、『大西ユカリと新世界』のサックス奏者・小松竜吉氏!
恥をしのんで小生2曲唄うはめに・・・。
お決まりのA.C.リード『She's Fine』とキム・ウィルソン『Boogie All Night』(笑)
あとはYU-KAさんにバトンタッチ、Gee Babyやったり、ブギで小松氏にドラムソロふられて、アタフタしたり・・・。とにかく無事ホイホイの演奏終了。
その頃にはタイガースの敗戦も決定的。
続いて登場は、Silky Smooth Blues Band特別編成版。ギターは久米、ベースは20歳の三木、ドラムはアンクル西野のいつものメンバーに加えて、ギターにYoshi水野、キーボードに岩田さん、そして引き続きサックスに小松氏。こりゃ豪華だ。
いつもにも増してリーダーギタリスト久米君の凶暴ぶり。City Boys時代のオロオロしていた時分との雲泥の差は何だろ??
間髪入れずに次の曲についてくるバック陣にも驚く。「ぼくじゃ、無理だ・・・」
実はまだ正式に公表は控えさせてもらうが、来年2月にここハウリンバーにて3日間企画している某シカゴ現役最高峰ブルースギタリストのバックアップを務める予定なのが彼ら。
だからこの日も、ほぼ全編某ブルースマンの持ち曲を披露。さしずめ予行演習となった訳だ。
途中からキーボードで入った岩田さん。
半端じゃなく煽る、落とし込む、ドラムのアンクル西野。
勢い余って、中盤にはスネアを破壊(笑)!!まったく動じず。
小松氏。どんな曲にも何の違和感もなく絡みまくり。もちろん何の打ち合わせもゴザイマセン。
後方のヨシ、緩急自在、あきれるわ、ほんま。本人曰く「いや〜酔った〜」
「いや、観てるこっちも酒無しでも酔えたよ〜」
仲間を褒めるのはどうしても避けたかったが、いちブルースファンの立場として楽しんだ。ジェラシーすら感じた。
お客さんが少なかったのがホント残念・・・・(このセットまた見たい!)
さっきのタイガースの敗戦等何処かへ吹っ飛んでいた。負けた事より今朝の桧山進次郎戦力外通告の記事がショックだった。
すっかりアドレナリンは何処かへ消え失せ、こうしてPCに向かう筆もいつもより遅い・・・。