引き続き、10月11日に今年も開催しました、
TAKAGIMAN Presents BLUES BEFORE SUNRISE VOL.8
@神戸Pub James Blues Land
一気に総括(ブログ編・案の定簡潔にとはいかず、長編)をご覧頂けたなら嬉しいです。
前半戦の2組が終わりました。
すでにこの時点で出来上がった方々もあれば、まだ慎重な姿勢で構えていらっしゃる初めて来られた方等、温度差が生じたかもしれません。
そこは、「進行役の腕の見せ所」と言いたいところですが、当の本人がすっかりわきまえずに最前列で踊ったり、うろちょろと会場内を徘徊している訳ですから、客席は放置状態になってしまいました。
2組ともどっぷりとBLUESだったので、早速ひとつクッションを置きます。
大阪堺、今や現存も希有なブラックミュージックを中心にレコード、CD他定番からレア盤、最新まで品揃えて創業40周年を迎えたレコードショップ、
SAM'S RECORD SHOP
http://www.sams-record.com/
そこに隣接し増設20数年、RED HOUSE を現在取り仕切るKOOICHI君がお店を空けてまで、今回DJを買って出てくれました。
まずは、サムズレコード及びRED HOUSE(レッドハウス)について、簡単なかかわり合いを。
BLUESと出逢って間もなく、SAM'S/RED HOUSEで働きだしたボクの同級生がいました。一緒にアルバイトニュースを見たことを昨日の様に思い出します。振り返ればその偶然の縁が無かったら、今現在ボクは、何をしていたのだろうか?と恐ろしくなる事があります。
ちょうど、RED HOUSE STUDIOが増設された時でしたでしょうか・・・。
ほどなくBLUESに明るい彼から「毎月のブルースライブに来いよ?」と言われたか否かは定かではありませんが、気づいたら、毎月第一土曜日に開催されていた「BLUES LIVE」に欠かさず観に行く「お客さん」として座っている自分がいました。
諸先輩の演奏、同年代でステージに立っているバンド・・・その頃ちまちまとこっそりライブをやっていたボクにとって、漫然としていた揺らいでいた気持ちをはっきりと決意させる魅力に溢れている場所でした。
サムズで”今”のBLUESを聴き、なけなしの財布をはたいて購入し、そしてライブを観る。このルーティーンが幾年か続いた後、ボクたちはレギュラーバンドとして、その客席と舞台の小さな段差をようやく飛び越える事が出来たのです。その事は今も大きな礎として確実に生き続けているのです。
KOOICHI君は、客席に空席が目立った際は、ちょこんと喧噪の中に座らされていました。
そんなだったKOOICHI君が店を切り盛りすることになって、彼にも是非参加して欲しいと無理を承知で声を掛けたという訳です。
JR堺市駅から住宅街へ徒歩で5分ほど。RED HOUSEは練習スタジオとしても活用出来ますし、隔月でブルースライブが復活しています!
彼らの世代が、BLUESにどういう反応を示してくれるのか?は、やはり気になる。
KOOICHI君には、BLUESにこだわらず、好きに30分を埋めて欲しいとだけ伝えただけです。
隅っこで急造のDJ台も低くて不自由させましたが、踊りたい一部連中を満足させるには充分なセレクトでした。
サムズ・レコードには、「サムズのおっさん」が、手ぐすね引いて新譜・旧作・デッドストック・レア盤並べて変わらず元気ですよ!
気がつけば日が暮れた会場がひとつになって作る、そんな思惑が少し作用し始めた気がする。
体が踊らなくても、心が少しでも踊ってくれていたら成功と言える・・・。
続いて、登場は過去最多出場、神戸に移って5年連続出場記録更新中の大野木一彦ブルースバンド登場です!
くじけずに、長文・駄文お許し下さい。