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さらば、アニキ!
JUGEMテーマ:スポーツ


 
 さて、記憶を取り戻そう!

 

 一週間前の出来事を掘り返す脳が鈍化している・・・。

 やはり起こった出来事や話題は、その日のうちに記録しておくべきだ。


 記憶を呼び起こす為に残しておいたデジカメの画像が手掛かりだ。

 特に、記憶すべき一週間だったので尚更である。


 10月9日。


 まずこの夜は、特別な夜だった。


 以前にも同タイトルで日記にした、

 この10年間我が阪神タイガースの看板役者だった、

 金本知憲引退試合。


 彼が選手として最後の縦じまを着る最後の公式戦である。


 今年の阪神の不甲斐なさは、言うまでもなく酷かった。

 すでに春先から魅力の無い試合が続き、ついには中継にチャンネルを合わせなくなってしまった。結果は翌朝のスポーツ紙で知るという始末だ。


 しかし、この夜の試合だけは、最後の中継終了まで意地でも観る予定だった。


 金本が広島から阪神にやって来て、まる10年。

 彼の功績は、語る必要もないだろう。


 そこいらの選手には無い魅力ある佇まいを持った強者だった。

 記録も素晴らしいが、ファンの心を驚喜させる技と心を兼ね備えていた。



 ボクとは、同い年という理由も多分に重なっていた。

 不摂生から階段の上り下りも息切れする、目はかすむ、物事に集中して取り組めなかったり、諦めが早かったり・・・。

 「心技体」のどれもが下降していく年齢に差しかかっている実感。同年齢の方々なら頷くだろう。

 
 金本は言わば、同世代の星である。

 それもキラ星の如く、天を見上げれば一番光り輝いている一等星だ。



 あの希望の星が、現役を退く。

 それも潔く、爽やかに。


 清原の時のそれとは感情が全く違う。

 もっと現実味がある。


 古い野球ファンが、語り継ぐ『長嶋引退』の心境がこうだったのか?

 ボクは、物心ついた頃には阪神ファンだった。

 球界の盟主巨人と阪神のライバル関係は、東と西の対抗心を最も具体化してくれる対立の構図だった。

 特に一方的に阪神ファンが抱く「憎き巨人」の感情の爆発はかろうじて今も維持している。



 しかし、阪神のアキレス腱は、長嶋や王といったキラ星の看板選手を綺麗に送り出せないという球団の体質である。

 これは、阪神という球団の問題もあるが、関西人の気質も大いに作用していると思われる。


 少しでも働かなかったり、期待を裏切ると、手のひらを返してクズの様に扱う。

 そりゃぁ、スポーツ新聞の見出しだけでも球団に大きな圧力だろう。


 ボクが、タイガースの帽子をかぶって学校に行き、帰宅したら選手名鑑を目をサラの様にして繰り返し読み、毎試合テレビにかじり付き、放送が途中終了したら、ラジオをつけて聴いていた頃・・・。

 昭和50年頃だ。

 太り始めた田淵がいて、藤田平がいて、若虎掛布が登場し、伝説の江夏は南海に放出されて、エースはヒゲの江本。もう遠井吾郎は代打だった。後の春団児・川藤は、守備要員だった。

 そんな阪神だったが、宿敵巨人と優勝を争っていた。


 昭和39年優勝以来、未だ観ぬそのシーンを夢見る少年だった。

 
 元へ!語り出すときりがないので、話を金本に戻さなきゃ!


 2002年のオフ、金本は阪神にやって来た。

 引退試合の記事で知ったが、彼は背番号5番が欲しかったそうだ。

 しかし、5番は、平行して獲得を企んでいた中村紀洋の為に残していたとか。

 振り返れば金本に対する球団ひいてはファンの期待は、それくらいのものだったのだ。


 その後の10年に渡った金本の有形無形の活躍を認めない阪神ファンはいないだろう。



 ヒットを一本、同期入団の横浜三浦から放った。

 それは去る者に花を持たせるものではなく、真っ向勝負に見えた。


 隣で愚図る息子をこの夜ばかりは、言い聞かせ、大甲子園のマウンドでたった一人スポットライトを浴びる最後の金本を黙って見ている。



 会見で涙した彼の眼には、どこか爽やかな笑みが見て取れる。

 この日で抱えていた大きな荷物を下ろす清々しさだろうか?



 「もう一度、優勝したかったです!」

 金本は大きく叫んだ。

 カクテル光線の中で、彼はチームメートに胴上げされた。




 いつの日か、彼もボクも白髪が増えた頃、もう一度胴上げが見たい。

 必ずや・・・。


 余談だが、私生活を一切明かさない彼が、大きな娘さんと抱き合ったところは、少しホロリとしたが、久し振りに見た清原の顔が、余りに黒くて・・・泣くより笑ってしまいましたよ。ホンマ(笑)



 ありがとう、金本。

 ありがとう、アニキ。

 お疲れさま。

 またいつか、甲子園で会える日を待っています。









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