今のブログ(JUGEM)を始める前、別のケーブルTV系のブログに1年程同じ様な日記を書いていた。
その頃からの読者がおられるかは知る手立てが無い。
予備知識も全く無いまま友人の誘いで、登録したものだから、ケーブル会社を引っ越しの際に変更した為に、その間の丸一年余りの記録は強制的に消滅してしまっていた。その事実もしばらく経ってから気づいたというなんとも情けない始末だ。
たった今も乗換えたスマホなる物と格闘中である。
頭の柔らかい若者は、難なく使いこなすのであろう。
今年、ボクは、当年とって44歳になる。
(やった、バースだ!)
ところで、こうして日記みたいなものを無条件に他人に公開する上で、困る事が幾つかある。
拙い文章になってしまう事は、さておき、
自分の事を、どう名乗るかだ。
この頃は、『ボク』としている事が多いが、その日の気分や書く内容によっては、『私』あるいは、ちょっと粋がって『小生』とやってみたり安定しないままだ。
どうでもいい事だが、どうにもおさまりが悪い。
『ボク』とする事が多くなった要因に、より自分の声に近づけたいという心理が働いている。
但し、平素『ボク』と名乗る事などは、ほぼ無いに等しい。
仕事上なら『わたくし』だし、親しい目上の方なら『ボク』になる。
が、大半は『オレ』を一番頻繁に使う。
しかし、公然と『オレ』流で日記を書くのは、やはり品がない。
実年齢を考えたら、『私』とすると上品な気もするが、どうもやはりこそばゆい・・・。
ん〜〜〜、って何が言いたいねん!
という訳で今後、『ボク』で統一させて頂きます。
(なんのこっちゃ?)
ちなみに、コメントを下さった方に、以前は『〜殿』を長く使用していた。
ところが、あるラジオ番組を聴いていたら、〜殿。は本来は社会的な目上が目下に使うと言う。とんだ勘違いをしている日本人が多いらしい。
仕事の見積もりなどでも「〜〜〜御中 〜〜〜殿」と平気で使っていた。
この場合「〜〜〜御中 〜〜〜様」が正しいそうだ。
日本語って難しい。
そんな些細な事を気にする様になった。
先に書いた消滅した(データ社会は怖い)日記を書き始めたのは、2005年の初夏だった。
「ボク」は、37歳になる直前の事である。
『オレ』流で、あれこれと知ったかぶりに好きな事を書いていたかもしれない。
大抵ブログには、カテゴリーに分類する機能があり、当方でも幾つかに分類して日記に選別を施している。
中には記事数の少ないものもあるが、そのひとつに、『TAKAGIMANのAround 40』なるカテゴリーをある日から設けた。
ちょうど天海祐希主演のドラマが火付け役になって、『アラフォー』なる流行語にもなった言葉を、自分に重ね合わせて拝借したものだ。
(参照)そのアラフォー話の幾つか↓
http://takagiman.jugem.jp/?cid=14
しかし、ここには大きな落とし穴があった事に気づき始めたのである。
アラフォーなるもの、要するに40歳の前後を指すものだから、毎年予備軍が仲間入りを果たし、その代わりところてん式に古参組は押し出されるのである。
いわゆる「戦中派」とか、「団塊の世代」とか、「全共闘世代」などといったある時代を特定する記号ではないのだ。
ということは、44歳になろうとしている「ボク」の立場は、益々微妙になってくる。
・・・てまぁこれも、重箱の隅を突つく様などうでもよい理屈ではあるが、A型長男の「ボク」には、黙って目をつぶる訳にはどうしてもいかない・・・。なおかつこうした内容の日記をこれからも時折思い出した様に書き続けたい。なぜなら、読者の方の中には、同世代が意外にも多く、ちょっとした反応があるからである。
で、本日より、カテゴリー名を新調します!
『TAKAGIMAN/1968』
1968とは、勿論ボクの生まれた年号である。
昭和なら43年だ。
さぁ、これならば、好きなだけ書けよう。
この頃に産声を上げた皆さんの「あ、ボクもそんな感じやった」ってな反応が楽しみである。
長々と実はこれ、前置きであります。
本題は、明日の晩あたりにもう一度・・・。
「それでは、皆さん、バイナラ〜」
(予告)