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今年は『年男』でご【ざる】。
JUGEMテーマ:大晦日/お正月


 新年明けましておめでとうございます。


 ゆく年2015年を総括して締めくくることも出来ずに、新しい年が明けてしまいました。


 去る者追わず、ではありますが、2015年は心に留めておくべき悲喜こもごもに数えきれない程に溢れていた気がします。


 当ブログに向う姿勢も二枚舌が続いています。

 こうしてデスクトップに向う時間より、手にひらのスマートフォン。あれだけぶきっちょだったはずの画面を指先で右へ左へ滑らせることに時間を費やしてしまいます。


 誰かとその指先で繋がっているという疑似感覚をあてにしている自分自身を少したしなめる時も必要なのかもしれませんね。


 今年2016年は、私は俗に言う『年男』でございます。
 (読者の皆様、残念ながら赤いちゃんちゃんこではまだありません。)


 だからといって心機一転、特別な心持ちなども大事でしょうが、それにとらわれず、日々淡々ではあってもきちんと流れる時間に、新しい人や出来事を見過ごさず、そんな昨日、今日、明日に感謝の気持ちを忘れない。

 数年前からの心に何となく持つ目標であります。



 春には子育てにも、大きなひとつの節目と変化が待っています。

 バンドでの活動も身の丈サイズで今年もやるでしょう。

 ジャムセッションのホスト役も自ら買って出た以上、辞めろと言われるまでは退く訳にはいかないでしょう。



 皆様にとって、今年が穏やかに健やかに愉快な年でありますように。



 平成28年元旦 

 TAKAGIMAN

 

 photo/NOCCHI

 
| TAKAGIMANの四方山な話 | 08:00 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
『夏の絵日記 2014』(下)
JUGEMテーマ:夏休み



 『夏の絵日記』


 お盆を迎える頃には、何となく夏のゴールが見えてくる。

 盛夏を謳歌する児童の走り回る姿や若者達の笑い声が眩しく見えてしまう自分を嫌になることがある。

 半面、傍観する楽しさもあり、それらを含めて夏の景色なんでしょう。


 我が家の主役は、お察し通り息子。

 彼が成人を迎える頃には、ボクは還暦を過ぎている計算ですから、気力体力的に不利だ。

 同級生の友人達はもう立派に成長した息子さん娘さんを養ってきた人ばかり。


 今年は、母校中学校の運動部が、数年ぶりに全国大会に出場出来そうだというので、大阪予選を息子と観戦に行く。

 思わず30年前の自分の姿とコートを走る後輩達を重ね合わせて、父兄に紛れて声を上げて応援団と化していた。躍動する若さがうらやましくそして逞しかった。


 
 お仏壇の御先祖さんをお迎え。




 里帰り中の「叔父さん」も交えて、市民プール。去年は溺れた彼もすっかりこんな事が平気になった。




 
 約束の自転車も遅まきながら練習開始。

 野球も着々と阪神ファンに仕立て上げている最中。







 
 今年は特に「旅行」を企画せず、4年ぶりに広島・呉の友人宅を訪れる。

 呉といえば、古い読者の方にはご存知の通り約4年前の晩秋のこと。生まれて初めて手術台で運ばれ入院生活を送った自損事故を起こしたところ。


 呉への道中は思いつきで尾道で途中下車して散策。

 期待した晴れ渡った空と瀬戸内海には2日間恵まれなかったものの、ちょっとした旅気分。


 尾道『猫の細道』









 呉の友人宅。

 あらためて「暗がりの早朝に、よくあんなとこに登ったもんだ」




 「鉄のくじら館」見学。

 この呉の港から、遥か南方のレイテやボルネオまで転戦した仏壇のじいさんの姿を4年ぶりに追う。







 最後の金魚すくいは、幼い頃小銭をポケットに通った実家近くの夜店。

 すっかり錆びれてしまったことに一抹の寂しさを感じつつ・・・。





 

 ライブもジャムもお陰さまで盛況にて、再会や出逢いに恵まれ楽しい時間でした。

 名古屋遠征!




 お盆開けのシカゴロック金曜ジャムセッション!






 数日前に知らないうちに息子が書いたらしい、夏の想い出?

 太陽燦々、お友達、プールに、蟹が・・・。


 一昨日は、唯一忘れていたことに気がついた「花火」を近所のコンビニやスーパー何軒かで探しまわるが、見当たらず・・・。

 店員さんに「ちょっと前まであった花火は?」と訊ねたら、

 「すいません、もう終わりましたぁ」

 早くも夏は終わってるんですね・・・・?


 名残惜しく2人諦める。(まっちゃ町にでも明日探しに行ってみるか。)

 去りゆく夏を惜しみつつ、また来年。

 高校野球時のあのテーマソングじゃないけれど・・・。

 「また巡り来る夏の日に、心奮わす人がいる。」

 「あれが確かに青春と胸に瞼に刻み込む。」

 「時よ止まれよ ただ一度・・・」











| TAKAGIMANの四方山な話 | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
『夏の絵日記 2014』(上)
JUGEMテーマ:夏休み


 
 「暑いなぁ〜」と、つい口から出始めたのはいつからだっただろう?

 腕時計焼けをしたのはいつだったか?

 クマゼミの大合唱にいやいや起こされるようになった朝はいつだっただろう?

 最初に行った夏祭り、これは憶えている、生国魂さんだな。

 まてよ、金魚すくいは結局何回やったっけ?

 市民プールには、2回行った!

 けれど海には行けなかった。

 クマゼミ達は何年後かに同じ樹を登って鳴く子供達を無事に残していっただろうか?

 

 
 と・・・・「涼しくなったなぁ〜」と独り言が出たのは、ついぞ数日前か。


 2014年8月最後の日です。


 振り返れば茹だる酷暑続きの7月と台風や豪雨被害で荒れた8月だった。

 渦中に居れば「やってられない」季節も去っていく過程にある今の時期は、なんとも寂しく名残惜しい季節の変わり目でもあります。


 明朝には閑散としていた通学路に賑わいが一斉に戻って来るでしょう。

 ところで学童達の夏休みの宿題にはまだ『絵日記』なんてあるんだろうか?


 折しも「宿題代行業」なる問題が賛否物議を醸し出しているらしいですが、「夏の想い出」は強烈なる記憶として良きにつけ悪きにつけ今も刻み込まれているものです。


 

 今日で暦の上では夏もお終いな訳で、滑り込みで宿題の、

 『夏の絵日記 2014』を多少前後する切り取りながら、この夏の記憶として記録しておく。

 それにしても、画像整理をしてみたら、ほとんどがスマートフォンの中に保存されていたことにびっくりした。



 冒頭の腕時計痕くっきりの日焼けは、この日決定的になったんでしょう、きっと。

 「淀川のしじみ」美味しく戴きましたよ。最後はバクテリアなど河川を浄化するという『元気玉』をポイポイと淀川の河口へ遠投、後日に肩の不調・・・・。




 
 ライブも7月8月と趣向の違う形でやりましたが、あいにく天候に恵まれない日に重なった。それにしても雨の多く、甚大な被害が多数出たことには心を痛めた夏でした。




 大小に関係なく夏祭りの雰囲気が好きです。

 参加する側ではなく、ちょっとだけその場の人の流れやどこからか聴こえる掛け声やお囃子に乗って、さっと余韻を味わいながら退散する。

 今年は日の高いうちのいよいよ夏本番という時期の生国魂さんでした。

 

 


 
 少しゆっくりできたお盆休みがやってくる。

 長期休暇の取れた実弟も里帰り。

 ラジオかなにかで聴いたが、記憶は3歳までは上書きしていくらしいですが、それ以降は記憶に残るそうです。


 それが本当ならば、どんぴしゃ4歳の息子にとって先々何年何十年後の記憶に微かに残る印象深い夏の体験が必要です。それも初めてじゃなければなりません。


 いっそう個人的な夏の風景になることをお許し頂き、お付き合い下さい。

 


| TAKAGIMANの四方山な話 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
嵐とともにさりぬ?
JUGEMテーマ:夏休み



 オトナの夏休みが始まる頃には、夏の終わりが見えてしまう・・・。

 児童や学生達が、キャッキャと黒い肌で走り回って楽しんでいる姿が否応無しに視界に入ってくる。

 後戻りなどは出来ないことなど、とうに分かりきったことだが、やっぱり眩しくて「こんちくしょう見なければ良かった。」などと思うのだ。


 だからお盆の短い期間に家族が集まることは大事にしたい。

 生まれも育ちも末のすみかも同じボクにとって、「帰省」というような行事は無いので、いつもうらやましく思っていたが、大渋滞や満席のニュースを観るにつけ内心ホッとしたりする。

 そんな道中の過酷さも親兄弟、親類縁者、同級生、そして生まれ育った土地に戻った時には、開放されて束の間の安らいだ気持ちを持ち帰るのだろうね。きっと・・・。


 
 先週末、お盆休みも目前にして、季節外れか大きな台風が日本列島を横切った。

 大阪でも相当量の雨が降ったものの我が家の周りは、植木鉢や自転車が倒れるとか、ましてや瓦が飛ぶ、浸水の被害が出るといったことは起こらなかった。


 被害や犠牲は地域差があって、早朝から繰り返し流される報道や映像もどこか絵空事に見えてハッと我に返る。

 遠い故郷をご心配されていた人が多くいたことでしょう。



 丸2日吹き荒れた嵐のあとは、台風一過の夏空を望んだものの、なんだか天気もはっきりせず、見上げる空に浮かぶ雲も始まったばかりの甲子園に相応しいはずのもくもくと沸き上る感じではなかったりする。

 一昨日の夜、地元の大きな公園に足を運ぶと先月は首を揺らしていたはずのひまわりが根元から断ち切られていた。来年に向けての処置なのだろうが、「そりゃないわ。」と思わず声に出してしまった。

 


 嵐が夏の諸々を吹き飛ばしてしまったのか?

 文句も言いたくなるが、他方夏休みもなく職場で額に汗する業種も多々あるのだから言えまい。


 束の間の休暇は家族と過ごす。


 皆様にとっても心に残る夏でありますように!




 切り取られる前、先月携帯のカメラに一枚だけ残しておいたひまわり、再掲載で溜飲。

 ひまわりは、ちなみにボクの一番好きな花です。


 

 



 

 

| TAKAGIMANの四方山な話 | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2014年、謹賀新年。(下)
JUGEMテーマ:大晦日/お正月



 引き続き我が家の年越し風景を記録します。


 帰宅後、一人深夜のあの討論番組を観るもあっさりと床で眠り(毎年だけど)に落ちる・・・。


 何時に布団に潜り込んだか記憶に無いが、陽が昇る時刻に目覚めて、慌てて一人階段を駆け上がり東向きにあるベランダへ。

 間一髪で、ご来光・・・。

 お向かえさんの屋根の隙間から顔を出すいつもと何ら変わらないお日様ですが、どこで見ようが心持ちひとつでも有り難く感じるのです。




 出汁の香り漂っていたお重の煮しめがつい今しがたに拭いたばかりのテーブルに並べられた。

 雑煮のお餅は、2つだが、ひとつは玄米餅であった。

 実家も我が家も大阪は白味噌が主流だが、すまし派だ。



 

 ボクはこう見えて根っからの下戸です。

 少しは呑めたお酒もやらなくなったので、お節を囲む時間も普段の食事と大差ない。








 夜は、増えた家族からの豪勢な差し入れのふぐを囲む。
 
 鍋は勿論、あれだけ分厚い『てっさ』を腹一杯いただいたのはあとにも先にも初めての事であった。


 起きて寝るまで生活サイクルほとんどが息子中心で回っている数年。まだ始まったばかりの浅い親と子の関わり合いに時々苦慮する毎日。(新年から何度も悶着している)その代わり、驚く様な言葉だったり、振るまいも見せてくれる。
 子が成長するというよりも親の方が試されているんだな・・・とこれを書きながら懺悔しております。彼の秒刻みで変わりゆく心の動きを察知してあげられない父ちゃんを許せ。


 

 さて、話を元へ戻して。


 「もういくつ寝るとお正月〜」

 そう言えば口ずさめるお正月の歌って少ない・・・。

 更に、歳末が近づくと2ヶ月がかりで、クリスマスの方を俄然秋元康並みに音楽から街並に至るまで強力にプッシュされるもんですから、クリスマスの頃には力尽きてしまいます。

 お正月の一節に、

 「お正月には、凧揚げて、独楽を回して遊びましょ〜」誰もが知っている歌詞がある。

 当たり前のお正月の風景が、めっきりと減っていることに気づくのは最近になってのこと。冬休みの児童公園で凧揚げをする風景もほとんど見かけないし、駒を回せない子供達がたくさんいると聞く。年始明け早々の道すがらファミリーレストランが親子連れで満席なことはちょっとした衝撃の光景でした。

 去年の正月に松屋町の玩具問屋街で買った安い奴凧と木の独楽は今年も活躍させました。今年はそこにプラスして、暮れの誕生日に買ってあげた木製バットとグローブで野球の約束を交わしていた。

 
 上と話が直結しているか分からないが、年末にCATVで『3年B組金八先生』パート1を再放送していて、何気に懐かしんで観たところ、ちょうど歳末が近づくB組受験生が親や教師の目を盗んでディスコで夜遊びをする・・・そんな回であった。

 話の顛末は丸くまとまるのだが、金八が、下宿にB組の生徒達を集めて餅つきをやる。

 集まった生徒達は最初は初めての餅つきに歓喜するのだが、夕刻が近づくと、生徒の一人が「ボク塾なんで・・・」と言い出し、その後次々同じ様な理由で生徒が餅つきの途中から去って行く。杵を持つ金八は快く送り出すのだが、結局生徒達は炊きたての餅米を残して一人も居なくなった・・・。

 残された金八と田沢先生(名取裕子)は、2人黙々と餅をつくのだが、金八の独り言でフェイドアウトして行くシーンである。

 台詞は正確ではないが・・・。

 「15歳のお正月と言えば、一番彼らにとって楽しい時期じゃないか!それがなんだこの有様は。受験、受験・・・。餅つきも出来ない彼らが親になった時、いったい誰がこの餅つきを教えるんだ!」

 ボクは、この番組を観ていた当時は生徒側だったので分からなかった金八の嘆き節と頬を流れる涙の理由が届く。

 思えば、我が家も商店街や市場の餅つきに新しい年の到来を実感したし、家庭でもつきたての熱い餅を神棚と仏壇用含め大小の鏡餅にちぎり分けるこのときばかりは張り切る明治生まれのばぁちゃんの手を頼もしく思ったものだ・・・。


 そしてボクは、餅をつけない大人に成ってしまったのだ。


 2日目の朝のお節のあと、凧と駒、新しいバットとグローブを積んで、翌日再び実家へ舞い戻り、ばぁちゃんも交えて凧揚げと独楽回しトスバッティングの実演。

 これくらいはまだ出来る(奴凧は怪しく、去年の様に舞い上がらなかった)。








 

 念願の親子三世代三角ベース?



 

 攻守交替。



 
 左打ちの方が様になっている?





 独楽回しは、まだとおちゃん得意でっせ!





 3日目の今日は、ご近所の氏神さんへ初詣。

 参拝者らしき姿もポツポツ、ガランとしています。

 
 去年の夏に初めて神社の子供神輿をおっかなびっくり担いで町内を練り歩いた記憶が鮮明な(休憩中に配布されたパンとジュースがよほど旨かったらしい)息子。

 元気に4歳になりました〜。



 

 ボクのおみくじは、「吉」

 「ゆるゆると物事をはこべば、成す」

 ぼちぼち行けや、っちゅうことですか。



 ぼちぼち帰りまっか?





 ってなわけで、指折り数えたお正月三が日が、過ぎようとしています。

 皆様のお正月の風景は如何だったでしょうか?


 バンドの情報が、一切無く恐縮しますが、こちらも「ぼちぼち」ですかね。

 次の連休日曜日には、アイパー大西が伊勢からやってきます。

 大阪天満南森町・シカゴロックです。

 またあらためてご案内致します!


 本年も何卒宜しくお願い致します。



 

| TAKAGIMANの四方山な話 | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2014年、謹賀新年。(上)
JUGEMテーマ:大晦日/お正月



 新年 明けましておめでとうございます


 平成26年、2014年、今年も宜しくお願い致します。



 当方ブログ。

 年末に慌てて更新して、取り繕った感じで新しい年を迎えました。


 様々なネット環境の変化の中を45歳、理解が不十分であるにも関わらず、置いて行かれない様に彷徨っておる訳ですが、昨年後半は善し悪しを実感致しました。

 年末に久し振りにある会で出会ったボクの同い年である友人の一人は、一切そういったモノに関わらない、と堂々と宣言しスマートフォンはおろか、これまでに携帯電話すら持った経験が無いと、臆することもなく語ります。

 「指でピヨピヨ・・・?みんな何やってんの?」

 「オレは、必要ないもんなぁ!」


 携帯電話が一般に普及し始めた頃から身につけているボクは、問います。

 「例えば、待ち合わせとか、仕事、家族との連絡で要るやろ?」


 彼は、飄々と説教じみずに、こう返して来ました。

 「オレは、ずっと加工の現場仕事やから、誰に連絡するだとか要らんねん。」

 ボクは、切り返す。

 「そやけどお前に連絡尽き難いやん?」

 彼、「家電話したらええやん、いっそ来たらええやん?」

 「こんなちっちゃい機械に支配されてるって思わん?」



 そう言われてみれば、仕事やプライベートでも、呼び出しが鳴ってもいないのに、ポケットから携帯電話(スマートフォン)を取り出しては、画面を確認したり、身につけ忘れた物ならこの世の終わりみたいに焦る・・・。


 そんな訳で彼にこのブログを宣伝しても登場している彼が読み事はまずないでしょうね。



 

 ・・・・さて、宴会の席で彼の言葉を受け止めたボクですが、現代のコミュニケーションツールを否定しません。

 ここで知り合った人達との繋がりが今のボクを支えている側面が大部分を占めているからです。


 

 旧年中、書き残した大小の出来事諸々は多々溜め込んでしまいましたが、新しい年に突入した訳ですから、あえて振り返るのは野暮な作業です(別のツールではたくさん残しましたしね)。


 
 但し、元旦の朝に届いた何枚かの賀状に添えられたコメントに、

 「ブログ更新してはりませんね?」

 の文字がありました。

 あけっぴろげに他愛もない日常風景を期待している友人がいることにちょっと困惑しました。


 それこそ「連絡くれるか、会いに来たらええやん。」と前述の友人と同じ言葉が浮かぶ自分が存在する一方、ボク自身がそうやって動けばいいのではないか?

 いやはや堂々巡りですね・・・。



 ブログの効能をもう一度考えつつ2014年最初の更新させていただきます。

 相変わらず長文お許し下さいね。



 


お正月も今日で3日目。

 帰省されてゆっくり休んでおられる方、親しい人たちとどんちゃん騒ぎもあるでしょう、いや正月など無いと業務に勤しんでおられる方ご苦労様です。


 我が家は、例年通り特別な事はほとんどありません。残り数日も劇的なドラマは起こらないでしょう。

 唯一今年から縁者が嬉しい事に増えた事です。


 年末年始の過ごし方。

 一、大掃除(日頃の無頓着がこれでもかと襲って来ます)

 二、お節料理他迎春準備(これはほぼ100%家人任せ、世界遺産登録記念)

 三、大晦日(突発的に思いつき、除夜の鐘を打ちに行く)

 四、元旦(初日の出を拝めるか)

 五、お重のお節を雑煮を有り難くいただく(お年玉授与)

 六、家族縁者と過ごす(絶え間ない笑い声に感謝)

 七、初詣(近くの神社で充分だ)



 などなど。七のみ今年はやり過ごし、今日ボチボチと散歩がてら途歩で出掛けます。

 20代から30代にかけてのやもめ時代とは、180度変化した迎春風景であります。

 

 上に挙げた風景を例によって記録しました。

 時系列で貼付けておこう。

 一部読者の皆様、特筆する様な内容はありませんが、悪しからず。

 ボクは元気に新年を迎えておりますよ!

 (音楽関係者と会えなかったのは心残り。)



 31日大晦日。サブちゃん最後の熱唱を観たかったところですが、出雲の晦日蕎麦をすすって、11時過ぎに実家を出る。

 


 

 突発的に思い付いた『除夜の鐘』

 お彼岸やお盆にお経をあげて頂くお寺さん。

 4歳になったばかりで初体験の息子も眠い目を必死にこすりつつ途歩で。

 

 




 道幅の狭い住宅街の小さな禅寺ですが、門前に薪がぱちぱちと焚かれ、年が変わる30分程前には思った以上に多くの人です。

 それでも鮨詰めで押し合いへし合いの有名神社の喧騒とは違って、いたって静かなものです。

 整理番号55番で、息子の手をひいて順番待ちです。


 鐘は、直接ではなく下から引っぱって打つという形で、やや拍子抜けでしたが、0時になる少し前から暗い住宅街に響き始めました。



 よくあるカウントダウンみたいな演出もなく、日付が変わったことに気がついたのは、読経が本堂奥から聞こえた時でした。

 ずいぶん前のお盆にボクの実家の玄関脇に置いてあったドラムセットを見つけて声を上げた当時中学生くらいだったろう住職のご子息の後ろ姿はすっかり凛々しくなっています・・・。

 

 0時を30分ほど回って息子と無事に鐘をつき、甘酒をいただく。

 帰り道、息子は一瞬で眠りに落ちました(重なったっ!)。

 


 願掛けは、無病息災。



 もったいぶるほどではない日記も年をまたいで、

 ここで一旦筆を置きます。

 


 


| TAKAGIMANの四方山な話 | 08:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2013年終了!皆様有り難う御座いました。佳いお年を!
JUGEMテーマ:大晦日/お正月



 まずは、冒頭。

 本年後半から当方ブログの更新が、滞っておりました事をお詫び申し上げます。

 秋のイベントでひと息ついた為か、facebookやtwitterでの短い文章と画像更新に傾いた為か、単に息子の睡魔に誘導されて夜中に目覚める毎日の為か、一部読者の方々(音楽関係者よりも、旧友が多かった事に驚く・・・)から、

 「ブログやめたん?」

 「更新さぼってますね?」


 ・・・そんな声が近頃幾度か耳に入って来ておりました。


 久し振りにブログのトップを開くと、未更新期間の長いページに掲載される広告バナーがドンと、表示されている事に気づく有様です。


 後半を振り返りますと、個人的にはライブの本数が減少傾向でありました。

 毎月の南森町シカゴロックでの第3金曜ジャムセッションは、お陰さまで新規の参加者も加わり、新しい出会いもありました。



 只今2日がかりで、自宅の大掃除と迎春準備に四苦八苦しながらも、なんとか晴れ晴れした2014年を家族で迎えられそうです。

 (毎年恒例昨日30日暮れのシカゴロックの忘年会ジャムセッションに、顔を出せず、不義理をしてしまいました。)


 年明けの1月12日(日曜日)には、

 アイパー大西&The Seeds Of Reedで、約1年以上振りのシカゴロックでのライブがございます!







 

 
 今年一年、関わって頂いた皆様、有り難うございました。

 

 皆様にとって来る年が、佳き一年になります事を願って。


 愚息が成り代わりまして、ご挨拶申し上げます!


 



 

 
| TAKAGIMANの四方山な話 | 17:28 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
弟へ。
JUGEMテーマ:日記・一般



 今夜の日記も個人的な文章になります。


 石原慎太郎じゃないけれど・・・。


 「弟へ」



 彼と離れて暮らす様になって、もうどれくらい経ったかも正確に思い出せない。

 嘘か誠か誕生日が同じ丸4歳下の弟。


 親不孝者のボクとは違って、彼は大阪を離れ幾度かの転勤を経験し、責任ある立場に就き、母思いな男だ。


 盆と正月の数日しか会わない彼と、この数ヶ月週末が来る度頻繁に顔を合わせていた。

 
 「兄貴、結婚を決めた。」


 男やもめを存分に満喫していた筈の彼からの嬉しい報告であった。


 それは、新しく家族が増える喜びでもあった。




 昨日、大阪の海が望める式場。

 あいにくの雨模様だったが、数少ない親戚縁者が集い、彼、そしてこの日から家族になる新婦を囲んで賑やかに祝福をした。



 血を分けた一人っきりの弟が、感極まって落涙している瞬間を目撃したのは、

 この日が初めてだったかもしれない。

 うん、きっと初めてだ。



 月並みな言葉しかうまく浮かばない。

 おめでとう、

 そして、本人も言っていた通り、笑顔に溢れた家庭を2人築いて下さい。


 もう脳内年齢に心身が追いつかなくなる年齢です。

 くれぐれも、健康第一な暮らしを心掛けてくれますように。


 母のことは、しばらく任せておくれ。

 まだまだ心配する必要も無いくらい、元気だけどね。

 お互いにどうしても力が必要な時は、頼みますし、頼まれます。



 ボクの目線からほんの少しだけ、

 挙式、披露宴の記録。



 挙式後の集合写真で、係の人から「お父さん」と呼ばれたのは、やっぱりすんなり甘んじる訳にはいきませんな(笑)




 
 


 最新鋭の360度映像装置は迫力あった。





 うちの3歳児、相変わらずの食い意地です。

 



 そういえばこうして親族席に座って食事したのも初めてです。
 (家人の妹のパーティーでは、どういう次第か司会進行役でしたから。)




 こういうの思わずシャッター切っちゃうね。
 
 「たいへん、おいしゅうございました。」

 

 

 








 

 ・・・・そして今、我が家のダイニングテーブル、キッチン、玄関先には、色鮮やかに花々が彩っています。

 今日の母の日には、何より良いプレゼントになったね?


 

 








     2013年5月12日、愚兄より。
 
 



 
| TAKAGIMANの四方山な話 | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Spring is Here!
JUGEMテーマ:日記・一般



 更新がほぼ一週間近くも止まってしまった・・・。


 特に年度末ゆえにバタバタと忙しく動いたとかそういう訳でもない。

 夜中になれば、むっくりちゃっかりパソコンの画面に向かって、facebookやらで見えない相手とのやりとりに時間を使っただけである。


 新しい年度への抱負なり気持ちも新たに記すべきところだった。

 つい、3ヶ月前には新年の朝を迎えたばかりだが、その時に覚えたピリッと身の引き締まる清々しい感覚と、この新しい年度替わりに抱く心の動きは明らかに異なる。

 寒かった(今年は例年以上だった)長く閉ざされた冬から一変する春の眩しい陽射しに合わせるかの様に、一斉に開く桜色の花びら。

 そんな並木の下を新入生や新社会人がお揃いの恰好で緊張でぎこちなく歩く。


 前途洋々と見える彼らもその数日前には、

 同時に別れというものも経験している。


 幼なじみ、親友、同級生・・・必ず訪れる別れの日も時過ぎてようやく実感するものだ。

 それは同時に新たな出逢いの瞬間も迎える日でもある。

 人に限らず、新たな土地、職場などに舵を切る人も多いだろう。


 それらを取り巻く全ての環境、緊張しない者は、よほど肝の座った人だ。

 
 ボクなんか、そういった環境変化がもっとも苦手である。

 



 3月のいつだったか、いつでも会えるだろうと、ご無沙汰していた地元の幼なじみ(幼稚園・小中高と同じ)から、転居のメールが入った。

 結局、「達者でなぁ!」的な返信だけ送ったきりになってしまっている。


 
 ボクは、春が来ると毎年立ち寄る場所がある。

 高校時代には、何度もその前を通った気がするが、気づきもしなかった。

 存在自体が消されていたのだろう。

 目立った案内板すら当時から無い。


 縁あって、30歳を間近に控えた春に再びこの地に舞い戻る事となった。

 要するに定職に就いたのだ。



 あれから15度目の春。

 今年もここに咲く桜を眺めた。

 
 『真田山陸軍墓地』


 
 いつもなら一人で5分ほど朽ちた墓標に頭を垂れて回るのだが、

 今年は珍しく母と歩いた。

 所用の時間までに少し間があったので立ち寄ったのである。


 後部座席に座る母に、

 「真田山墓地行った事あるか?」


 実は母にとっても、この地はボクと同じ10代の3年間縁深いのだ。


 手っ取り早く言えば、母校が同じなのである。

 母は、昭和14年の生まれだから、昭和30年に同じ門をくぐった計算になる。

 ちなみにボクは昭和59年になる。


 母は、今で言えば北朝鮮の生まれで、

 戦後命からがら帰国したのだ。

 その道中で、実の妹を亡くし、かの地に葬った話を昨日の事の様に話す。

 終戦と同時に襲って来たソビエト兵の横暴など耳にタコが出来るほどに幼い頃から聞かされて育ったが、ボクは学生時代に教師からそんな事実は、ついに最後まで教えられなかった。


 

 ・・・脱線するので、話を戻す。


 「陸軍墓地?知らんわ・・・。」

 母は言う。


 母も訳あって、15の春に大阪にやってきた。

 香川県高松の田舎町からである。


 「高校出してあげる」

 母は、見た事もない大都会に送り出された。

 きっと満開の桜を見上げる様な余裕などあるはずも無く、不安いっぱいに見知らぬこの土地に戸惑った事だろう。



 「知らん」という母を伴って、陸軍墓地に入る。


 以前から何度もこの墓地に関する成り立ちなどは、書いたので割愛するが、

 やはり今年も身の引き締まる想いだ。












 戦争を実際に経験をした母に、ボクがこの墓地の経緯を説明している図式はおかしなものだ。

 
 もちろん大阪の観光案内などにこの場所の明記などきっと無いだろう。

 有志方が、墓守をされている。

 


 
 桜を見て綺麗!と声を上げ、あとは仲間とのどんちゃん騒ぎも良いだろう。

 ところが、咲く場所が異なれば、こんなに悲しくも映る。


 桜は散り際が、美しいという人もいる。

 
 きっとそこには、向かい合わせにある生と死を象徴的に投影しているからだろう。



 校門などには、必ず立派な桜が待っている。


 
 儚さなど微塵も無い。


 その樹にいよいよ別れを告げる日、感じるのだ。


 

 またまた親バカな余談だが、

 3歳と3ヶ月になった息子が、この春から最年長組に進級した。

 3月の末には、一年分のお絵描き帳やアルバムをごそっと持って帰って来た。


 幼稚園なら、まだ最年少さんの年齢だが、当園の方針だそうだ。

 5〜6歳の子供達と朝の8時半から夜6時半頃まで一緒になるのだという。


 「大丈夫かいな?」と両親は気を揉むが、

 彼は、もう園でもすっかりのベテラン選手。

 何せ、生後3ヶ月から通っているのだから、ころころ入れ替わりの激しい保育士さんよりも内実に詳しいのだ。


 ただ、この春に彼もひとつ別れを経験した。

 少しあとから入って来た仲良しのK君が、別の保育園に移ったそうだ・・・。


 悲しいとか、寂しいとか、まだ口にはしないが、きっと思うところあるだろう。

 ひとり離れて行くK君の方が、もっと寂しいかもしれない。


 皆さんの春、何が訪れましたでしょうか?












 
 

| TAKAGIMANの四方山な話 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
春が、見え隠れ?
JUGEMテーマ:日記・一般



 「二月は逃げる」

 とか、言うんですか?


 たった、2、3日普段の月と比べれば少ないだけなのに、確かに言われてみれば、早かった気がする。


 受験生諸君にとっては、人生悲喜こもごもを味わう時期なのでしょう。


 昨日は、出社してすぐに、壁やデスクに幾つかあるカレンダーをいっぺんにめくって回った。

 
 3月だ。


 昼からは、生暖かい雨が激しく降り、一日明けた今日はまた冬に逆戻り。

 三寒四温、もう暫く待ち焦がれる春はお預けでしょう。


 帰宅すぐ息子を呼びつけ、彼が大好きな近鉄特急カレンダー(2ヶ月1ページ)を初めて一緒にめくる。

 トイレの壁に掛けてある、我が家に唯一あるものだ。

 昨年秋の日記に書いた近鉄電車まつりの際に購入し、正月からピン留めしていたのだ。

 http://takagiman.jugem.jp/?day=20121112


 めくってビックリ、桜の季節だから、てっきり桜の名所吉野へ向かう『さくらライナー』だと2人とも思い込んでいた。

 
 「伊勢志摩ライナーやん!!!」

 「赤い珍しいのも並んでるやん!!」



 父子の声が、狭いトイレに響く・・・。




 
 
 しばらく会っていない幼なじみからメールが届く。

 転勤だと言う。


 家族で生まれ育った大阪を離れるのだ。


 ボクは、よほど拠ん所ない事情が身に降り掛からない限りはこの地に残ることになるのだろう。

 

 毎年、2月の半ばを過ぎると、勤め先の隣の門前に鉢植えの菜の花が並ぶ。

 営業車の洗った後の震える指先で、携帯カメラをタップした。


 ちょっぴり小さな春の気配を感じることが出来たのかな?






 

| TAKAGIMANの四方山な話 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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