Year of the Dragon/Enter the Dragon

2012.01.26 Thursday
JUGEMテーマ:映画



 今朝、出勤の自家用車のキーを回したところ、気温計が−1を表示した。

 大阪では珍しい氷点下。

 

 1月も「えっ?」と言う間に残り数日。

 去りゆく年をついこの間振り返り、来た年の願掛けをしたはずなのに・・・。


 
 今年の干支は『辰』

 十二支の中で唯一架空の『龍』ですね。


 この龍には、ボクも家人も縁がある。

 まず家人は、年女。(ばらしました)

 そしてボクは、名前の一字にこの龍が入っています。(簡単な方の竜ですが)


 と、少し意識的な1年になりますか?


 龍で、真っ先にピンときたので、ふたつの映画を記事にしてみようかと。

 いわゆるドラゴン(DRAGON)ですね。


 「YEAR OF THE DRAGON」と「ENTER THE DRAGON」

 後者は、「燃えよドラゴン」の邦題でご周知でしょう。


 

 まずは、前者『イアー・オブ・ザ・ドラゴン』の方から。

 その題名の通り、ぴったり今年は辰年。

 ミッキー・ロークとジョン・ローンが出演。ボクのお気に入り映画の1本である『ディア・ハンター』などのマイケル・チミノ監督作品。

 共演の両者ともこの映画公開当時(1985年頃?)には、日本でも女性ファンが爆発的だった。

 そのボクもミッキー・ロークは、コッポラ映画『ランブル・フィッシュ』でのマット・ディロンの兄役でファンになっていた。

 確か高校生だったはずのボクは、彼女とこの映画を観た記憶が残る。


 チャイニーズ・マフィアのボス、ジョン・ローンと、刑事ミッキー・ロークとの血なまぐさい抗争を描いた物だ。

 ラストで繰り広げられる二人の対決シーンが、この映画のハイライトか。

 YouTubeで観れます。両者とも、今あらためて観てもやはり旬の艶があります。
http://youtu.be/zAAd7b6atLk

 その後ロークは、90年代までは立て続けにヒット作を出し(ナインハーフは、一躍彼がセクシー俳優と呼ばれるバブル期の代表的な映画。個人的には、ロバート・デニーロとの共演作『エンゼル・ハート』は良かった。)、調子に乗って、日本でボクシングの試合を透け透けトランクスと猫パンチでやらかしてしまい、一気に人気凋落。本国でも駄作と奇行で同じ道を辿るも・・・なんと数年前には起死回生『レスラー』で復活したとか(ボクは観てません)。


 「レスラー」こんなんなってますわ・・・。


 両国国技館で行われたロークの試合。猫パンチと当時のバブルな日本の浮かれ加減がよく出てますな。




 
 さて、もう1本は迷う事なく、これ!

 同世代の男の子なら誰しもが否が応でも、影響下に置かれる、


 そう!ブルース・リーだ!

 彼の登場で、ボクは名前にある「竜」の字が初めて誇らしく思えたものだ。

 本格的ハリウッド進出作品として、今も燦然と輝いている。



 日本全国の少年が、あらゆるところで「アチャ〜!」と叫び、真似た筈である。

 カンフーという言葉も初めて聞いたし、ヌンチャクなんて恐ろしい武具も初めて見た。

 アジア人が主演し、勧善懲悪で無敵のリーには狂喜乱舞した。


 思えば黒タイツは、力道山とリンクしている気もする。


 考えればブルース・リーのブームが、日本に上陸した頃には、彼は若くして他界していた。当時流れた死因の様々な憶測も、彼をヒーロー伝説化する要因でもあった。

 前述のヌンチャク(あんなもんが頭をヒットすれば、間違いなく頭蓋骨骨折だろう)に加え、カンフー・シューズ、ヘアスタイル、仕草などなどあらゆる部分に影響を受けた。

 小学生だったボクは、何回かこの「燃えよドラゴン」を観た。

 パンフレットは、ハサミで切り刻み、部屋に貼ったり、下敷きにコラージュしたりなんかしたな〜。
 
 今でも、やれと言われれば、当時と変わらず真剣に成りきって物真似が出来るだろう。


 先日の掃除の際に無敵のブルース・リーのフィギアを発見。

 
 
 

 実は、これがきっかけで、今夜の記事を書こうと思ったところである。


 YouTubeより。ハリウッドが、アジア人にはまだ冷遇だった事がこの予告編からも読み取れる。主演のリーは3番目に登場する。

 ちなみに、くれぐれもあの黒タイツ姿を決して江頭某と重ね合わす事のない様に・・・。

 



 ちなみにネットで「Year of the Dragon」で検索していたら、今年のナイキの干支YOTDシリーズ欲しいねえ。

 




 今年は、龍の如く・・・・。







評価:
---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,211
(2010-02-03)

評価:
サントラ
ワーナーミュージック・ジャパン
¥ 1,443
(2007-02-21)


濃い?

2012.01.23 Monday
JUGEMテーマ:音楽



 「濃いなぁ〜」


 ライヴやジャムなどで、時折いや頻繁に投げかけられる言葉だ。

 即座な返答に困って、頭を掻きながら苦笑いをするしかないのだが、果たしてその投げかけられた言葉の真意はどこにあるのかといつも迷うのである。

 褒め言葉とは、ひねくれたボクには額面通りに考えられないのである。


 先日のシカゴロックのジャムでも、最後の締めの曲は、スモーキー・スマザーズの「I Can't Judge Nobody」だった。

 チヒロ君がマイクを握って楽しそうに唄っていた。

 この曲を知る幾人かは、サビ部分で大合唱するのだが、何故盛り上がるのだろうとポカンと口を開ける人も居たかも知れない・・・。


 ひとつも「濃い」と自分達を思った事などは無い。

 他のブルースが好きな人と何も違いはないと思っているのではあるが、やはり「濃いわ〜」と言われてしまう。


 当然ボクは、まだ聴いていない触れていないブルースなんて幾らでもあるひよっこだ。


 ブルースに問わず、音楽や芸術などから感じる受け止め方は、人それぞれに生まれ異なることは必然だ。

 どれが良い、悪いという烙印を最初から押してしまえば、もうそれでおしまいになるだろう。


 同じく先日のジャムに久し振りにギターを持って参加した昔馴染みとの短い会話でも少しだけ温度差を感じた。勿論長い付き合いだし、一時期は一緒にバンドで活動した中だから、共通項の方が大半を占めるだろうが。


 とにかく『濃い奴ら』でひとくくりにされる事には不快とは言わないまでも、他に例えは無いモノかな?

 
 物事をある視点から突き詰めようとすると、必ず視野が狭くなり、他の事に目も耳も向かないという弊害は確かにあることは分かる。

 でもボクはどんな世界でも突き詰めようとしている人には理由の如何に関わらず魅力を感じる。

 探求、追求の念が失われていわば現状維持の惰性で動いているものには、興味がない。


 ちょっと大袈裟に論じたが、我が身にこの事をもう一度問いたいのである。

 
 随分昔の事、ある男と「年を取って惰性で演奏する様になったら、きっぱり辞めよな?」

 そう固く誓った事があった。

 そうしてある年齢に達した今の自分とを照らし合わせてみて、あの時感じた惰性で事を運んでいないだろうか?と疑心暗鬼に陥る事がよく起こる。

 以前もそういう感情が抑えられなくなって、自分勝手に「もうおれブルースやめる」なんて出来もしない啖呵を切った事もあった。

 その時は、面と向かって周囲の誰からも指摘されはしなかったが、ボクの知らないところでは批難の的になっていたらしい。全く恥ずかしい話だ。


 探究心が旺盛で魅力的な人は、キャリアや年齢そしてその出来不出来などは度外視して、ボクにとって尊敬の的である。



 脈略の無い話を書いている気がするが、たまには心の中に眠らせている言葉を吐露してみたくなったのだ。


 
 そんな風に濃いと同じ様に言われているだろう仲間が新しい試みに動いている現場を観て来た。

 先日土曜日の事である。


 前夜はジャムのホスト役を演じて、午前様になり(大抵こういう後は寝付きが悪い)、翌日の職場には寝不足気味で出社した。

 その夜、彼らが先月からある場所で試みている形態をやはり観てみたいと思った。


 
 現在の演奏機会を多く共にする20代の二人。

 彼らの野心的な奔放さが近頃うらやましい。

 ボクはこの20年以上の間に出来た堅い殻の中をなかなか破れずにいて、彼らの柔軟さは見習いたい。


 その平成育ちの二人とは、久米はるきと三木あきらの二人である。

 二人の間にも少しばかり年齢の差はあるが、もう40代半ばに今年入るボクとの世代間の開きは意外に大きい。


 貪欲にブルースの本場に飛び込むし、その手の情報収集の早さから、近年は教えてもらう事の割合の方が多くなったくらいだ。


 一定のブルースの枠にとらわれない活動展開の試行錯誤を昨年から始めたという。

 ブラックミュージックならいわゆる90年代以降のヒップホップやR&B(リズム・アンド・ブルースやなくて、アール・アンド・ビー・・・)というカテゴリーは彼らにとっては原体験だろうし、現在進行形だろう。

 

 その試みは、オープンマイクという形式(ボクがやっているジャムセッションとは異なる)で、あらゆる音楽を受け入れるというパッケージだ。

 

 控えるホストバンドは、1ドロップスと名乗るルーツ・レゲエ・バンド。

 旧知であるドラマーのブギマシンが、満を持して長年温めていたバンドである。

 メンバーチェンジもあった様だが、今年も活動を継続するとの事だ。

 このメンバーを久米君が加わって仕切る。

 アメリカ村の最南部にある、バーがその舞台。

 Coolabah

 http://coolabah.jp/


 ホームページをクリック閲覧してもらったら分かる様に、オーストラリアとニュージーランドがテーマのスポーツバーである。

 

 少し遅れて入った店内の会話は、当然英語が飛び交う。

 

 店の奥に機材を集めて、ちょうど1ドロップスの3人がレゲエを演奏している。


 合間に店専属の黒人DJがヒップホップをループさせる。かと思えば、アコースティックギター片手の白人青年がお客さんも一緒に熱唱出来る誰もが知っているヒットソングや古いスタンダードを披露したりと、要は何でもありだ。

 一方音楽に興味の無い他の客は、グラス片手にお喋りに夢中だし、若い白人女性の誕生日祝いのバースデーソングの大合唱も突然始まる。

 オープンマイクでは、女性ヴォーカリストを迎えたり、ボクもいつものシャッフルでちょっぴり参加しました。

 


 そんなこんなでワイワイ、ガヤガヤとパーティー気分に煽られて、そのままの勢いで10人以上連れ立って、土曜日で賑わう心斎橋のカラオケボックスへ千鳥足でそのまんま移動(ちなみにボクはしらふ)。
 朝5時まで、散々に唄い踊ることになりました(笑)

 おかげで、予定していた日曜日の家庭のやりくりは全てキャンセルという羽目に・・・。


 ちょっと以前の路上演奏後の打ち上げを思い出しました。

 
 ブギマシン、岡部キング、三木君の1ドロップスの演奏動画をひとつボクのYouTubeチャンネルにアップしました。
 http://youtu.be/y7vy1GEeKTM


 月に一度の予定で定期開催との事。
  
 午後20時〜23時頃までだそうです。

 入場も無料也。




 勿論、今後もブルースに対する試行錯誤も続けますよ。

 彼らの活動とオーヴァーラップすれば、新しい道が広がる可能性も同時に感じた。

 
 
 「濃いっ!」

 いつか本当に最高の褒め言葉としてのそこを目指して・・・。

 


Blues&Soul Bar- ChicagoRock(後編)

2012.01.22 Sunday
JUGEMテーマ:音楽



 引き続き金曜の夜に時計の針を戻して。


 ホスト・進行役を自ら買って出た手前、参加下さる方の来店までの時間が長い。

 脳天気にいられない。


 ジャムセッションの形式において、各パートが揃わないと、体をなさないという基本的な条件を抱えている。

 深く考えなければ、別にベースやドラムが居なくても、ギターとハーモニカと歌だけでもいくらでも進行することは可能だが、やはり参加者の方々の求めに応じる為には、各パートがこれも偏りが無く万遍に揃う事が好都合であるし、参加された方に満足して帰宅してもらう為には必須だ。


 Mixiやらtwitter、直メールなどを用いては、一週間くらい前から焦って告知をするのだが、当日に蓋を開けてみないと分からないのが、最初に書いた開始時間の20時までの数十分が長く感じる理由である。

 バーテンのS君とは、今年も変わらず同じ会話で切り出された。

 「今日のジャムは来ますの?」

 「分からん」としか答えようが無いではないか。


 ジャムセッション自体が能動的なもので、強制など決してされるものではないでしょう。

 これまでも一回限りでもうお姿を拝見する事の無くなった方々も多々あります。

 「あ〜肌に合わんかったんだろうなぁ〜」とそんな時落ち込む訳ですが、ボクだって肌に合わない事は音楽に限らずどこにでもあります。

 気に入った人が、「今日はちょっとあそこ言ってみよかな?」と思ってもらえる雰囲気作りをこれからも怠らない様、心掛けながら、シカゴロックの金曜にしかない色合いを作り出していけたらなぁと思っております。

 

 また前置きが長くなりましたね?

 20日金曜日。

 2012年最初の『ChicagoRock Friday Night Blues Jam』の風景を一部ですが掲載しましょう!


 

 開始時間を前に先んじて集まったのは期せずして、常連さんでしかも同じハーピスト3人衆!

 「これはブログのネタに拝借しまっせ?」と前置きしての記念撮影。

 左からまつけん氏、グレッグ、ミック。見るからにハーモニカが大好きな3人。

 


 初めての参加の方も来られて、定刻20時ちょうどには、各パートが一通りに揃ったのでスタートの合図。


 毎回の気もするが、そんな最初のセット(2曲回しが基本です)が終わる頃には、参加の方々がめっきりと増員されているのです。

 

 こうして、初参加、常連さん、ご無沙汰しておられた方、遠路遥々の人、そこに昔馴染みの古い仲間も交えてのジャムセッションが無事に終了予定の23時を少し前にしてお開きとなりました。

 お陰さまで今年最初のシカゴロックの金曜日ジャムも賑やかにスタートを切る事が出来ました。

 何ぶんに社交的ではない小生がホストのジャムセッションです。
 おまけに告知不足であり、参加された方から誰かに伝聞されていくことに期待を寄せている状況でもあります。

 実際に今回初参加の方から「誰々に教えてもらって来たんです」という返答。

 思った様な雰囲気だったか根掘り葉掘り聞く様な野暮な事は言いませんでした。もしも肌に合ったならば、足を運んでもらえるものと信じております。


 参考までに、この夜の参加者内訳は以下の通りでした。

 ギター6人、ハーモニカ3人、ベース5人、ドラムス3人(小生含む)の計17名の方にお集り頂きました。

 この場を借りまして、有り難うございました!

 

 進行の合間に構えたカメラに収めたジャムの風景を数枚掲載しておきましょう!

 
 
 
 

 そして最後に恒例参加者全員でのこの夜にしかない集合写真。

 



 次回開催の告知です!

 2月も第3週金曜日。

 2月17日(金曜日)
 
 20:00〜23:00 チャージ1,000円(1ドリンク付き)



 是非遊びに来てくださいませ!

 
 

 

 


Blues&Soul Bar- ChicagoRock(前編)

2012.01.22 Sunday
JUGEMテーマ:音楽


 お屠蘇気分もすっかり無くなった金曜日の夜。

 南森に行くのは、年明け初めてか・・・・?


 少し離れた激安の駐車場に滑り込み入庫。冷たい小雨がぱらつく中、傘もささずスネアケースと少量の荷物を転がし向かう。

 ご存知の通り大阪天満宮は、入試の時期でもあり、昼間は合格祈願の受験生でさぞ賑わうのであろう。近くの洋食屋が便乗『勝ランチ』と染め抜かれたのぼりが風にはためいている。


 そんな天神橋筋の裏通りに目指すシカゴロックがある。

 


 ボクのブルース日記では圧倒的な出場回数を誇る。


 今年最初の金曜日ブルースジャムセッションの夜である。

 社交的とは言えないボクがホスト役を名乗っている。

 よく続いたもので、5月には早いもので丸二年目だ。


 参加された方々の実数を数えた事も無いが、お陰さまで毎回賑やかな時間を過ごさせて頂いている。これもひとえに忙しい仕事帰りに立ち寄って頂けるからである。

 御礼を言っても言い切れないくらいに感謝致しております。


 ここではブルースというテーマがあるが、ある共通の事に世代から何もかもが異なる人達が集い、語らい、そして即興で始まる僅かな演奏時間の中でお互いを知り、近づき、共有している様を間近で眺めていると、とても幸せな気分になる。


 ちなみにボクはシカゴロックの関係者ではありません。

 特別にこのお店を持ち上げている訳ではありません。

 でも、ブルースを共有出来る場として、今のボクには切っても切れない空間ではあります。


 決してお世辞にも店内の構造やアンプ、音響も充実していません。きっと初めて音を鳴らした人は「なんや?これ?」と驚くでしょう。

 お酒の飲めないマスターは、その点にもからっきし無頓着です。


 では、なぜに居心地が良いのか?


 答えがすっと出て来ないところが、答えなのか、いや何か理由があるはずです。

 探しましょう。


 先に出たマスターは、この手のバーには珍しく楽器をやる人物ではありません。

 でも、ブルースとサザンソウルに対して普段口には出さないけれど、強い思い入れのある人だと時折感じることが多々あります。これまでに来日した数多くのブルースマンやソウルの現場に居合わせている経験者です。
 でもそれがとてもあやふやな感覚で、時々嘘か誠かと疑うこともなきにしもあらず。

 でも無造作にカウンターの背後に並んでいるレコードには、お宝もありますし、そういうレコード盤を引っぱり出してターンテーブルに置く仕草は、永遠の音楽少年といった背中を見せてくれます。

 持論を押し付けがましく投げかけて来る事もほとんど皆無です。


 一方では損得勘定度外視の「大丈夫かいな?」と心配になる突拍子も無い企画を進行させる癖もあります。(実は只今もその企ての最中であります。)



 ジャムの模様は、後段で記録するとして、シカゴロックというお店にこれまでにご縁の無い方へ、少しばかりお店のご紹介をすることにしましょう。


 立地条件は、キタからもすぐで、地下鉄・JRも最寄り駅。

 天神橋筋商店街と平行した短い一本裏通りの雑居ビルの地下にあります。

 何と言ってもジミーリードとエディーテイラーのツーショットが電飾の看板に用いられ、目ざとい通りに無造作に置かれる別のスチール看板は、ハウンドドッグテイラーのイラストレーションが施されています。

 それだけで、ブルースでもこの筋が好きな人には目が向く筈です。


 昼間に別の本業を営むマスターが道楽で始めた事は疑う余地がありません。


 初めて訪れる人は、まずこの狭い階段を地下に降りて頂きます。
 壁にはブルースマン、ソウルミュージシャンと思しき黒人のイラストが迎えてくれます。


 


 降りきったら、右に鉄の重い扉をグイッと引いて下さい。

 ちなみにその扉には、あの有名なジャケット、ジミー・リードの背中がまた出迎えてくれます。

 

 その扉から入店して頂ければ、もう貴方はシカゴロックの一員と思って下さい。

 ライヴやジャムの夜は、バーテン兼PAの某S君が、カウンター越しから迎えてくれます。
 (注)決して怪しい人物ではなく、心優しき男です。ご安心下さい

 


 2、30人入れば、もう満員御礼となる様な小さな空間です。

 フードは、厨房施設が無いため、おつまみの乾きものぐらいですので、空腹の方は、天神橋筋に豊富にあるお店で腹ごしらえを済ませてご来店頂く方が無難です。

 ドリンクは、オール500円ワンコインです。平日は2000円で3ドリンク付きという、やや強引な料金システムになっているらしい・・・?


 さて演奏スペースを紹介しましょう。

 とにかく、初めての人が一番戸惑うことになる場所だと思われます。

 当の私本人もこのスペースに最初は戸惑い、そして慣れるまでに相当な回数と時間を要したことは事実です。

 店所有の機材やら私物やらもごちゃ混ぜ(ちなみにピーヴィーのスピーカーは小生が路上演奏時代に使用していました)になっていて、ある人の弁を借りれば、「軽音楽部の部室みたい」らしいです。


 写真をご覧下さい。

 店の奥、コンクリートで囲まれた穴蔵の様な場所がそこです。
 (写真は演奏スペース側から店内を見渡したアングルです)

 


 壁に密閉された空間はエアコンが届かず、夏は灼熱地獄、冬でも半袖での演奏を推奨しておきます。


 ここまで書いて、「こんな悪条件なところでよくもまぁ、ライヴなんてやってるな?」なんて思わないで下さいね?

 確かに、悪条件は否定しませんが、先に書いた様に(ボクは未経験ですが)「軽音楽部の部室」的な奔放な自由さを徐々に感じて頂ける筈です。


 ここでは、プロもアマチュアの隔ても無く、同じ条件でライヴを行っております。

 ブッキングのご希望があれば、是非お店に連絡してみて下さい。

 無条件で「ほな、やって」と答えが返ってくるでしょう。



 (追記)

 昨年、上の一階が、鼻の下の長い男性諸氏には、ピンと来るお店に模様替しておりますよ。

 

 

 
 ここまでは、シカゴロックの簡単な横顔を並べてみました。

 次の日記で、先日金曜日の夜のジャムセッションの風景を切り取って記録します。


 


 


新年ジャムセッションは、南森町シカゴロックへ!

2012.01.16 Monday
JUGEMテーマ:音楽





 おかげさまで、本年も引き続きジャムセッションの進行役ホストを務めさせて頂きます!


 勿論場所は、当方ブログではお馴染み、

 大阪天満宮裏、繁昌亭もすぐそば、ブルースとソウルのお店、

 ChcagoRock(シカゴロック)です。


 数年前に自らを襲った脳幹出血までネタにしてしまう還暦を過ぎたマスター塩山氏は、永遠の黒人音楽好き少年。

 昨夜も電話で話をしましたが、周囲も気を揉む様な突拍子も無い思い付きにも躊躇なく猪突猛進に事をどんどんと進めて行くのです・・・。

 その代わり若輩者のボクらにも分け隔てなく受け入れてくれる度量の広さも同時に持ち合わせています。

 「ん??ちょっと褒め過ぎ?」


 何にしても、有り難いのは損得勘定度外視で場所を提供してくれる事。


 さて、金曜日にもジャムセッションの提案をしてから、今年5月で丸2年目を迎えることが出来そうです。

 その甲斐あってか、この間に多くのブルース好きのプレイヤー方との出逢いに恵まれました。

 忙しい中、欠かさず継続的にご参加頂く方もあります。

 あらためて有り難い事です。


 同様なブルースジャムを開催している場が、全国的にたくさん存在する事情もホストを務めて知りました。


 シカゴロックのジャムには、規制やテーマなどありません。

 好きにやって下さい。

 その場で初めて会った人と、ブルースを介して挨拶と会話をしてくれると嬉しいです。


 先月は、高校生諸君が、参加してくれました。

 「ブルースに興味がある。」

 そう嘘か誠か感想の言葉を返してくれました。その言葉に思わず有頂天に多弁になって彼らの門限をオーヴァーしてしまいました・・・・。


 
 2012年最初のジャムセッションのご案内です。

 シカゴロックのホームページの更新は、アバウトですが、基本的に今年も第3週金曜日に設定しています。
 (但し、ブッキング都合により、変更の場合もございます。)


 1月20日(金曜日)

 『ChicagoRock Friday Night Blues Jam』

 場所:Blues&Soul Bar ChicagoRock

 時間:19:00 Door Open
    20:00〜23:00

 チャージ:1,000円(1ドリンク付き)追加ドリンク一律500円

 進行ホスト:TAKAGIMANこと高木竜一


 シカゴロック・ホームページ
 http://www18.ocn.ne.jp/~bluesbar/

 



 ギター、ベースが弾きたい!ドラムを思う存分叩きたい!ブルースを歌いたい!
 

 またお知り合いにそんな悶々と暮らしている人を見つけましたならば、是非お誘い下さい!


 そんな皆様のご参加を心よりお待ちしております!


 



 
 (追記・アーカイブ)

 見切り発車でスタートした第一回目の模様(2010年5月14日)を興奮して書いた日記。

 http://takagiman.jugem.jp/?day=20100516


 その翌月第2回目からの恒例となった(ここだけは強制的・・・?)参加者の記念撮影の記念すべき最初の一枚を含む日記。

 http://takagiman.jugem.jp/?day=20100614
 

 


 


「ふるきを去りて新しきを取りてよし」

2012.01.15 Sunday
JUGEMテーマ:大晦日/お正月


 
 今日は、家族と共に自転車で地域の神社に走る。

 とんど焼きに正月の残りを持参する為だ。

 今年は特にしめ飾りや鏡餅など一切用意しなかったので、手にしているのはやや寂しいが、三が日お節や雑煮を摘んで口に運ぶ事に使った祝い箸のみである。


 気にしない人ならば、普通ゴミにポイッと投げ込めば仕舞いだろうが、節目を自覚し気持ちを切り替えるには、これくらいの手間を省く理由もないだろう。


 変哲も無い小さな社の神社だが、今後は長いお付き合いになるだろう。

 某私鉄の線路が目の前に伸びていて、鳥居のある遮断機の警告音がひっきりなしに鳴る。

 連れ立った息子はその私鉄の数種類の特急の虜なのだ。

 即座に識別も出来る。

 ・・・あ、また息子の話題に脱線して、親バカブログになる前に・・・まぁそんな小さな地元の神社だ。


 終了時間間際に間に合った。

 地元の人が同じ様な家族連れで普段は閑散とした境内がちらほらと賑やかしい。


 燃え尽きかけた黒い炭の山に、持参の箸を投げ込んだ。


 


 無病息災、家内安全を心で呟く。


 そういえば、この神社へ初詣をした際に引いたおみくじは、家族三人揃って『吉』だった。

 宮司から、「吉は、結んで帰らないで持ち帰って良いですよ。」と指南された。

 テーブルの上にまだ置いたままだったそのくじをもう一度今読み返してみたところ、気に入った文言を見つけたので、今夜の記事のタイトルに拝借しよう。

 「古きを去りて新しきを取りてよし」


 今年44歳になるボクにとっての新しきとは何だろう?

 古きにしがみつき、美化する傾向にあるボクにとって、新しきを求める事は実は容易くない。

 反対に最近知った三島由紀夫の遺した言葉に、以下がある。

 「人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう」

 
 「忘却の早さと、何事も重要視しない情感の浅さこそ人間の最初の老いの兆しだ」




 みくじの教えと相反する様でもあるが、同一線上を語り諭されている気もする。


 何はともあれ、「新しき」の模索を今年の自分に課す事にするか・・・。
 


 


我が家の日課『カーネーション』

2012.01.13 Friday
JUGEMテーマ:日記・一般



 早いもので、もう年明けから2週間。

 鏡開きも終わり、明日は近くの神社の朝からのどんど焼き。
 少々名残惜しい正月気分は形式的にも一掃となろう。

 街はそれどころか、すっかり節分の恵方巻き、そしてバレンタイン商戦のディスプレーに衣替えだ。


 春はまだ遠くにあり、その兆しすら見当たらないが、あくせくと日々の暮らしに追われているうちに次の季節は必ず巡って来るのだ。

 

 先日のレッドハウスで、「お正月はどう過ごしていたん?」の問いに、実家に帰郷していたとぱらぱらと耳にした。


 故郷・ふるさと・いなか・・・という言葉にボクは昔からある一種の憧れを感じる。


 『ふるさと』が自分の生まれ育った地とするならば、ボクには正月帰省する土地は無い。

 生まれも育ちもこの大阪の東隣にある中小工業地帯である。

 いわゆる河内(かわち)と呼ばれる地域だ。

 一生の住まいも結局は、この地に建てた。


 長く離れている実弟にとっては、そのふるさととなるのだろうが、果たしてその言葉から受ける印象と重なっているのだろうか?


 雪深い土地、海の見える漁師町・・・そこに集う親戚縁者や同級生との再会など経験もしていない和やかな団欒の風景をまぁ勝手に想像しがちである。


 
 土地土地にはそんな原風景が今も残っているのだろうか?



 2012年をどんな気持ちで迎えられましたか?



 
 さて、話は変わって、我が家の秋からの楽しみにしている習慣のひとつを話題に挙げよう。


 NHK朝の連続ドラマ、

 『カーネーション』


 

 勿論、放送時間帯には、ボクはすでに職場で業務に就いているから、観るのはもっぱら録画したものを帰宅後に再生するのである。

 ひょんな事からこのドラマと出逢った。

 例の膝のボルトを抜く再手術の為に入院した4日間の朝。


 ベッド脇のテーブルでわびしい朝食を取りながら、たまたまにテレビのチャンネルを合わせてみたところ、この連ドラが目と耳に入ってきた。

 その一ヶ月前から放送は始まっていたらしいが、すぐにこのドラマの舞台が大阪の岸和田で、主人公はあの世界的デザイナー三姉妹の母親であることを察した。

 威勢よく飛び交う泉州弁と主演の女優さん(退院後につぶさにその経歴を調べる)尾野真千子の気っ風の良さ、父親役は大好きな俳優・小林薫らが固めていて、退院後も視聴者になったのだ。


 舞台は昭和初期から戦中戦後と目まぐるしく展開していく。

 大阪南部泉州の城下町・岸和田の町の風景が実在の主人公の半生を通して、面白おかしく展開していて、我が家では就寝前の楽しみとなっている。

 2歳の息子も「カーネーション観てから寝る」とはっきりと訴える。椎名林檎の唄う主題歌もボクよりその旋律をなぞって口ずさむほどだ。


 岸和田と言えば、今や全国的に認知された『だんじり』もドラマの大きなキーワードのひとつになっている。

 
 都道府県の中でも小さな大阪府だが、地域間には言葉・文化・歴史の違いがはっきりと存在し、「おおさか」とひとくくりにまとめられない風土がある。

 その垣根をぶち壊そうと大ナタを振るうボクよりも若い知事から市長に転身したあの元弁護士は、懸命だが、果たして・・・?



 年明けからの放送開始からは、一転敗戦後に場面転換した。

 登場人物も一新。

 益々コシノ、いや「オハラ」家を取り巻く人物の今後の泣き笑いが日々待ち遠しい。


 何しろ2歳の怪獣(只今ボクがうっかりYouTubeで教えてハマってしまったウルトラセブンにご執心。クリスマスプレゼントは、その場面に登場したロボット怪獣・キングジョーのフィギュア・・・。)を抱える我が家では、今唯一彼が納得をして腰を落ち着けて観られるテレビ番組なのだから。


 ちなみにこの話題を持ち出したら、周囲の数人から同じ様な猛烈な反応が返って来た。

 シカゴロックのマスターも同類らしい。

 「善ちゃん、死んでもたなぁ」

 善ちゃんとは、父親役の小林薫の役名だ。



 付け加えておけば、主演の尾野真千子さんは、このドラマのあと素晴らしい女優さんになる予感がする。

 (思わず彼女のTwitterをフォローしております・・・)

 

 過去に出演した映画も体当たりの演技を披露しているらしい。

 自然体の演技には好感が持てる。

 


 暖かくなったら、一家での岸和田巡り決定です。

 「オハラ洋装店」を探しに行こう。







RECOMMEND


PROFILE

watch

ブログセンター

天気予報

-天気予報コム-

Twitter
呟き

本棚

SEARCH


MOBILE
qrcode

OTHERS